効率よく学ぶスペイン語
どうすればスペイン人に自分の意見を上手く伝えられるか。 文の作り方と、頭の使い方を。 【予備知識】スペイン語で意見を言う際、最も多用される動詞は、 『Creo que』と『Pienso que』 Creo que + indicativo.Pienso que + indicativo.(〜と思う。) No cre…
スペイン語ネイティブと話す機会が増えてきたものの、なかなか会話に入るタイミングが掴めない人が多いだろう。今日は、『みんなが話している内容は分かるけど、聞かれないと話せない、会話の輪に入れない人』に向けた記事。 【なぜ入れないのか】私が思うに…
スペイン語は「論理的」な言語である。(ネイティブでない私でも、1-2フレーズ見ただけで「基本を抑えれていない人」は、すぐ分かるほど。) そのため、基礎 (A1.2.-A2.3.の内容) を100%理解しきることが重要。 下の5つの文章を見て、パッとミスを指摘出来な…
未来の話をする時… ・家に帰ったら電話するね。・コロナが落ち着いたらバルセロナに行く。・マドリッドに来たら絶対会いに来てよ。 ついつい『Cuando+未来形』を使ってしまいそうになるが、これは文法的に間違い。正しくは『Cuando+接続法』。例外は存在しな…
比較級 ➡︎「〇〇より〜だ。」例: 私はあなたより背が高い。 彼は私より足が速い。 最上級 ➡︎「〇〇は1番〜だ。」例: 彼は世界一かっこいい。 君の料理が1番美味しい。 比較級と、最上級の文の作り方と要点をサッと覚えて、練習問題をたくさん解こう! ⚠️ 比…
日本語では「可愛い!」「綺麗!」「すごい!」と、形容詞のみで自分の感想や気持ちを表現出来るが、スペイン語では形容詞のみだと少し違和感。 「Qué+形容詞」と「SER+形容詞」をマスターしよう。 【Qué+形容詞】形容詞の前に、感嘆詞の Qué を持ってく…
下の記事の例文として挙げた Quiero que 〇〇. は、会話で便利な表現なので、今日は、その接続法現在形を特訓しよう。まだ ⬇︎ を見ていない人は先にそっちを。 目標は、パッと頭で動詞の語尾を接続法に変えれるようになること。 【頭の中のイメージ】hablar …
私はスペイン語を書く時の「アクセント」に強いこだわりがある。早い段階からきちんと書けるようになっていれば、発音が完璧に出来るようになるから。 【アクセント記号とは】たまに母音の上に、チョンと付いている「´」このマーク。これはスペイン語で las …
スペイン語は他の言語に比べ、かなり『命令形』を使う。 はい、どうぞ!何?見てー!番号教えて。やってみなよ!こっちにおいで!持って行きな〜!一口ちょうだい!食べてごらん! 目上の人に何かお願いする時も同様に、日本語より「ダイレクトに言う」のが…
スペイン語には直説法と接続法がある。他のヨーロッパ言語と違って、スペイン語ではどちらもよく使う。どんな時に接続法を使うのか、要点だけを抑えよう。 TENER を例に下の表を作ってみた。最近、接続法を知った人にとっては『直説法の活用=見たことある、…
今日はスペイン語の発音にフォーカスを当てたトレーニング記事。フレーズは作れるようになってきたけど、発音がどうもネイティブに近づけない…と悩んでいる人へ。 【Sinalefas: シナレファスとは】超簡単に言うと、 Me encanta hacer deporte. を メーエンカ…
"LO, LOS, LA, LAS" =「それを」⚠️ ポイントは「それ」の性別と数 【Lo:男性名詞の単数】A: ¿Has comprado el libro? (本買ったの?)B: Todavía no. Lo compro hoy. (まだだよ。今日(それを)買うよ。)A: Vale, pues dime cuando lo tienes. (おっけー、じゃ…
スペイン語を話す上で、難しい単語や慣用表現を覚えるよりもはるかに大切なのは "que のスムーズさ" である。今日は que の特訓がしたい!そんな人に向けた記事。 【直前の名詞を説明するque】今回、練習するのは名詞のあとにくる que (ケ)!例題を3つ解説付…
Espero (エスペロ) という単語を聞いたことがあるだろうか。Espero は Esperar (望む・期待する) という動詞を活用させたもので、英語の I wish や I hope にあたる。「〜だといいな」「〜になりますように」と、自分の希望・願いを表現するのに便利で、スペ…
今日見ていくスペイン語の使い分けは、 ① ¿Por qué? と ¿Para qué?② Conocer と Saber③ Traer と Llevar 違いを早い段階で整理しておこう。 【① ¿Por qué? と ¿Para qué?】日本語ではこれらの2つの質問をハッキリ区別できる。¿Por qué? (なんで?) と ¿Para …
// 「副詞 (adverbio) 」と聞いてもピンとこないが文章で見るとわかりやすい。黒字の部分が副詞で、頻度(時間)・状態・様子・時間・位置・量・疑いなどを表す。 よく犬の散歩へ行く。たまに出かける。時々映画を見る。そっと見守る。おろらく彼は来ないだろ…
// スペイン語で誰かを誘いたい時、よく使うのは "Si (もし)" という仮定の表現。「〜しようよ!」は、ストレートすぎるからスペイン人もいきなりは使わない。「もし (君が) 行きたかったら〜」「もし良かったら〜」を最初につけるだけで少し控えめに、相手…
SERとESTARの違いは?使い分けは? 5分でわかる要点と練習問題で、今までの疑問とは今日でおさらば!SERを使うかESTARを使うかで意味がだいぶ変わってくる形容詞がいくつかあるので、それもついでにおさえよう。 SER を使う時と、ESTAR を使う時の違いを整理…
Después (それから) や Antes (前) が上手く使えると会話が更にスムーズになるだけでなく、「文」で会話が出来るように!今日は Después と Después de、そして Antes と Antes de を使った練習問題をたくさん解いてこれらを自由自在に使いこなせるようにな…
// 「文法は合ってるのにスペイン語が上手く伝わらない…」その大きな原因はイントネーションとアクセント。毎日家で15分、あることを意識して音読練習するだけでグッと発音がネイティブに近づく。今日は、そのオリジナル練習方法、アクセントの大切さ、動詞…
"perífrasis (ペリフラシス)" は日本語で迂言法 (うげんほう) と言う。動詞と動詞を組み合わせた表現のこと。難しそうに思えるけど実は、今までの3つの記事を読んでくれている人は、知らないうちに perífrasis を使いこなしていた。例えば… ir + a + 動詞…
前回の記事を読んで、もっと問題を解いていきたい!と言ってくれた子がいたので今日は、そのまま日常会話に使える文章を12問出題。 1回目の記事で出た約50のよく会話で使われる動詞と、語順に加えて、質問するときに必要な疑問詞を9種類抑えよう! ---------…
今回は『スペイン語の文章の作り方』を分かりやすく説明する。主に「語順」について。 まず、スペイン語では動詞が文の頭にくる。「私はバルセロナに行きたい」という文は、 Quiero ir a Barcelona. ※ Quiero は動詞 Querer を活用したもの (前回少し触れた…
どの言語を学ぶ上でもそうだが「動詞」を理解する・覚えるというのは上達への大きな鍵である。 スペイン語をただ「話せるように」という目標を持って日本を離れ、バルセロナに移住し、勉学に励んでいた。いつからか「話せるように」という概念が消え、スペイ…