BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【アクセント記号を完璧に】効率よく学ぶスペイン語 ⑰

私はスペイン語を書く時の「アクセント」に強いこだわりがある。早い段階からきちんと書けるようになっていれば、発音が完璧に出来るようになるから。

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【アクセント記号とは】
たまに母音の上に、チョンと付いている「´」このマーク。これはスペイン語で las tildes (ラス・ティルデス) と呼ばれる。動詞の活用形、名詞、副詞、接続語、疑問詞、形容詞につくことがある。例として、

動詞: hablé / me gustaría
名詞: estación / ámbito
副詞: rápidamente / fácilmente
接続語: qué / cuándo
疑問詞: cuánto / cómo
形容詞: lingüística / útil

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このアクセントの部分を強く発音するのが正しいのだが、スペイン語の参考書を見ると「後ろから〇番目の音節にアクセント」とか「基本は後ろから2つ目の音節」だとか、小難しいことが書いてある。こんなに規則的に覚える必要はない。

【覚え方】
口で覚えれば1番早くて確実。アクセントがついている単語を書き出して、音読しているうちにリズムが身につく。最初はオーバーなくらい強く発音して練習しよう。私はこうやってマスターした。

últimamente (最近)

último (最後の)

razón (理由)

rápido (速い)

televisión (テレビ)

estación (駅)

organización (組織)

fácil (簡単)

difícil (難しい)

espíritu (精神)

exámenes (テスト)

música (音楽)

así (このように)

sí (はい)

quién (誰)

dónde (どこ)

sólo (〜だけ)

tú (君)

ángel (天使)

árbol (木)

ámbito (分野)

café (コーヒー)

azúcar (砂糖)

sofá (ソファー)

carácter (性格)

dímelo (それを私に言って)

envíame (私に送って)

escríbeme (私に書いて)

pregúntame (私に聞いて)

pásame (私を通して)

 

【動詞につくアクセント】
新しい動詞の活用を習った時に、アクセントがどこにつくのかをよく意識しよう。たくさんあるけど、その都度その都度、声に出して覚えていけば大丈夫。

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スペイン語学習者のスペルミスが特に目立つのが、現在形と線過去の vosotros のアクセント。habláis や hablábamos のこと。hablábamos に関しては、ちゃんと á にアクセントを置かないと通じない。「アブラーモス」ではなく「アブバモス」。

ブロ
ブラス
ブラ
アブーモス
アブイス
ブラン

【アクセントの有無で意味が変わる】
アクセントが大切な理由は、発音と、もう1つは、意味。

tú (君: 名詞) 英語-you
tu (君の: 代名詞) 英語-your

qué (何: 疑問詞) 英語-what
que (接続詞) 英語-that

mí (英語-me)
mi (英語-my)

sí (英語-yes)
si (英語-if)

habló (彼は話した) 英語-He spoke
hablo (私は話す) 英語-I speak

【How cute!】
Que bonito! ではなく Qué bonito! が正しい。

【検定合格やスペイン大学を目指す人】
アクセントを書いていなかったら減点になる。だからスペイン語を学び始めた初期段階から文字の上についているアクセントに注目して、先生の発音をよく聞くようにしよう。ノートに書く時も、必ずつけるように。そうすればのちのち楽だから。 

 

A2レベルの時、徹底的に発音とアクセント記号を教えてくれた先生に今、とても感謝している。

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