自炊生活8年目。スペインの家の食品庫に常備している好きな調味料の紹介。
スペイン語名と日本語、どんな料理に使うかをメモしておく。
Sal del Himalaya (Sal Rosa molinillo)
ヒマラヤ岩塩 (ミル): パスタや野菜を茹でる時の塩は価格が低めの細かい塩を使っているが、サラダやステーキなどの一品料理にはこのミルで挽くタイプの岩塩を使う。
Pimienta negra grano (molinillo)
黒胡椒 (ミル): 塩と同様、細かく粉末状になった黒胡椒を使うのは、スープや砂肝を炒めた時のみ。カルボナーラ、ステーキ、サラダ、グリルにはミルで挽いた胡椒を使う。スーパーで手軽に購入出来る予め挽いてあるものより香りも風味も良い。
Perejil
パセリ: かぼちゃのスープ、じゃがいも料理、リゾット、タコのサラダなどに使う。爽やかな風味のハーブ。
Orégano (molido)
オレガノ: イタリア料理、トマト料理、地中海料理には欠かせない香り高いスパイスで、お肉やチーズとの相性がとても良い。
Pimentón picante
唐辛子: ペペロンチーノ、チキンの丸焼き、ミートソース、少し辛さを加えたい料理に。スペインの有名なチョリソー (サラミ) を作る時にも、この唐辛子が使われる。
Pimentón dulce
甘パプリカ: 白身魚のオーブン焼き、タコのガリシア風、レンズ豆のスープ、パエリアに入れる。味にコクが出る。ほんのり甘く、綺麗な赤色。
Curry
カレー粉: カレー、ロース肉のカレーソテー。
Tomillo
タイム: ジャガイモ、チキンとの相性が抜群のスパイス。
Albahaca
バジル: モッツァレラとセットで使うことが多い。サラダにも料理の色のアクセントにも最適。しかも美味しい。
Ajo
ニンニク: 少量のニンニクを使いたい時に便利。
Nuez moscada
ナツメグ: 英語と日本語からかけ離れた単語だから見つけるのに苦労する。ナツメグは、スペイン語で『ヌエス・モスカーダ』と言う。ハンバーグ、シチュー、ロールキャベツ、かぼちゃのスープ、リゾットに。
Pimienta blanca molida
白胡椒: シチューや卵料理、白さを残した仕上げにしたいクリームに用いる。ブラックペッパーよりも辛味がない。
Laurel
ローレル: よく使う調味料TOP5に入る。洋の煮込み料理、カレー、スープ。スーパーブランドのローレルは、1パック50セント前後で、ブランド物は1パック90セント以上する。Carmencitaのローレルは、大きな葉っぱがたくさん入っているから好き。
Azúcar moreno de caña
黒糖: 和食を作る時に醤油と合わせて使う。下の写真にあるパックの形が使いやすい。
Romero
ローズマリー: 乾燥させたものではなく、スーパーで摘みたてのフレッシュローズマリーを買う。チキンの丸焼きをする時、中に詰め込んだり、ジャガイモとニンニクとハーブをオーブンで焼く時、オリーブオイルに絡めたり、香りを楽しみたい料理に。
イタリアンだったら、ローズマリーの焼き豚やフォカッチャも美味しい。
【新鮮なものを買う調味料】
ニンニクは、乾燥させてある粉末の香辛料ではなく、新鮮なものを買うことが多い。
ローズマリーも。
必ず生のタイムを使う料理は、ハンバーグ、肉詰めピーマン、ジャガイモのオーブン焼き。
バジルは、繁殖力が高いから小さなプランターで育てる以外にも、スーパーで買った茎をコップに入れて水に浸して別の株として育てることが出来る。
葉っぱを摘んだ瞬間、バジルの良い香りで部屋がいっぱいになる。
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