BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活6年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【ヨーロッパの缶や瓶詰めの中の液体】飲んでも大丈夫?捨てるべき?

オリーブ、マッシュルーム、アスパラガス、コーン、ピクルス…と、様々な缶・瓶詰の中に入っているあの液体保存料がたくさん入ってるから捨てるべき!と書いてる日本語サイトもあれば、風味が良いのでサラダのドレッシングとして再利用するよ!という人もいる。飲んでも体にはないのだろうか?と思い、スペインやEUのサイトを見てみた。

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【缶詰の中の液体の正体は?】
保存食品の缶やビンに入っている液体の成分:

・水
・塩
・アスコルビン酸  (色落ちを防ぐ)

この汁は「保存・味付け・風味を全体に分配する」という3つの役割があるらしい。そしてスペインの食品衛生法では、商品ラベルに

・液体の成分
・液体を含めた総容量
・液体を抜いた時の内容量

の3点を記載することが義務付けられている。ちなみにアスコルビン酸は0.025%以下と定められている。

【飲んでも害はないの?】
食品衛生法にはもう1つ、大事な項目がある。

・人体に悪影響を与える成分を含んではいけない

これがあるからスペイン人の中には「あの液体は悪影響ないよ!全く問題なく飲めるよ!」と言う人も。

しかし!

「スペイン人が飲めると言った」からと言ってあまり信憑性がない。ならば、欧州食品安全機関 (Agencia Europea de Seguridad Alimentaria 略称: EFSA) はこの液体についてどう書いているか見てみよう。

過剰な添加物、塩、グルコースが食品保存の液体に含まれている場合、消費者の体に悪影響を与えかねないためヨーロッパで作られている製品は全て我々、食品安全機関 (EFSA) の承認を得ています。従って、缶詰の中の油や果物のシロップに入っている液体は飲んでも体に害はありません。とのこと。

 

【液体の種類】
・アスパラはあの液につけておけばおくほど味が美味しくなる。
・ひよこ豆のような豆類が漬かっている水は、たまに白い泡のようなものが見られるが、これはマメ科の植物が放出しているでんぷんと防腐剤の作用によって水がゼラチン化してしまっている。見た目が良くないから捨てないと!と思うかもしれないが、人体に有害ではない。逆に味は漬けておいた方が格段に美味しくなる。
・缶詰野菜の場合には少し注意が必要。塩化ナトリウムのような防腐剤を使用している場合がある。塩のみで保存を効かすものもあれば保存料を使っているものもあるので、原料が書いてあるラベルを読む方がいい。スペイン語で conservante とあればそれは保存料。

【無害と聞いたスペイン人の反応】
「無害なわけないだろう」「無害かもしれないが良い影響は及ぼさない」「オリーブオイルにつけてある魚の油は他の料理に再利用するけどあとは全部捨てている」「あの液体が有害有害って言うならオリーブ缶のオリーブなんて食べちゃダメじゃないか。めちゃくちゃ液を吸ってるよ?」「ちょっとだけ飲んでみたいけど何も起こらなかったよ」

【結果】
害があるものではない。だから…

捨てずにドレッシングとして再利用したい!
アレンジして他の料理に!って人もいる。

が、保存料が使われているものもあるので注意。私はオリーブ油に漬けてあるツナ缶のみその油を別の料理に使っている。あとは全部捨てる。(オリーブ・ピクルス・コーン・フルーツのシロップ)

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