これまで日本からスペインへ荷物を郵送したり、スペインから日本へポストカードを送ったりしたことはあったものの、『書類』は今回が初めてだった。
バルセロナやマドリッドに住んでいる人は、きっとどこかで目にしたことがあるだろう、DHLと赤字で書かれた下の黄色いロゴ。今日は、このDHLのすごいところをシェアする。
【EMSとDHLの違い】
日本➡︎スペインの国際郵便で有名なのは、
・日本郵便のEMS (国際スピード郵便)
・日本郵便のSAL (エコノミー航空郵便)
・ドイツのDHL (国際宅配便)
反対に、スペイン➡︎日本で主流なのは、
・DHLに頼む
・スペインの郵便局の窓口へ出す
EMSとDHLの両方を利用してみて分かった「違い」は以下の3つ。
① スピード
➡︎ とにかく速く確実に相手へ書類を届けたい人へおすすめなのはDHL。EMSの方が安い分、2日ほど多くかかる。でも、この2つのサービスはどちらも良質。個人的に船便は、食べ物や衣服であっても使おうと思わない。
② 追跡の詳細
➡︎ DHLの方が細かい+荷物を出すとすぐに受取人へ追跡の情報が送られる (日本語で!)
コロナで郵便に遅れが生じているこの時期でも、実質4日で届くようだ。
3月20日16時27分: バルセロナで荷物集荷
3月20日22時18分: スペインからドイツへ
3月21日08時11分: ドイツから中国へ
3月22日05時40分: 中国から大阪へ
3月23日09時36分: 大阪着
3月24日00時34分: 大阪発
3月25日: 岡山に到着予定
だったが、実際には、
3月24日09時23分: 受け取り完了
③ 不在時のサービス
➡︎ 普通、受け取りの時に不在だと、不在通知がポストへ投函される。が、DHLは前もって以下の中から配達オプションを選べる。追加料金なしで。隣の家の人に預ける、家のドアの前に置いておく、宅配ロッカーで受け取るなど。忙しくしている人にとって非常にありがたいサービス。『玄関のウッドデッキの上の箱の中に入れてください』と細かく指定することも可能。
【公式HP】
日本語があるから分かりやすく、安心。
もう1つ、DHLの方が良いな、と思ったのは『カスタマーサービス』がしっかりしている点。ヨーロッパ➡︎日本なら滅多に問題は起こらないが、日本➡︎ヨーロッパは、たまに紛失や税関でのストップ (保管という名の謎の停止) が…。
そうなると、問い合わせが必要。
EMSの場合、
・直接郵便局の窓口へ行く
・電話
の2択となるが、海外から電話は繋がらない。これはヨーロッパ在住の者にとって、ものすごく不便である。
一方で、DHLには、
・メール
・チャット
・電話
の3択があり、チャットはその日のうちに返事がもらえる。ドイツの会社でありながら、日本語でこれらが出来るのはすごいこと。さすが今時のグローバル企業。
【無事に届いた】
こんな感じで ⬇︎
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