BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活6年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【留学先は都会か田舎か】どちらも経験した私のリアルな意見

スペイン留学はバルセロナかマドリッド?
…サラマンカやマラガがいいかな。
いや、もっと郊外の田舎にしようか。

イタリア留学はローマかミラノ?
いや、トスカーナ地方や南イタリアかな?

都会田舎、どちらを選ぶべきなんだろう

…と、留学先を悩んでいる人が多いので。今日は、これまでに経験した都会留学田舎留学のリアルな感想を書いてみる。

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(上の写真はバルセロナのグエル公園、下の写真は私の家から大学まで歩いて15分の通学路風景を撮ったもの)

【留学歴】
田舎: カナダのプリンスエドワード島 (短期)
都会: イギリスのロンドン (短期)
都会: スペインのバルセロナ (長期)
田舎: イタリアのカラブリア州 (長期)

思いつく限りの全メリットとデメリットを挙げる。

【田舎留学のメリットとデメリット】
メリット
・落ち着いて勉学に励める
・空気が綺麗
・ストレスが少ない
・現地の人がとにかくフレンドリー
・大らかで明るい人が多い
・どの先生も優しい
・学費と家賃は安い
・色々な手続きで融通がきく
・他の日本人が全然いない
・友達が出来やすい
・食材の質が高い
・人が少ない
・自然の中でのびのびと住める
・外国人が少ない
・動物を見る機会が多い
・四季を感じれる
・道が綺麗 (臭くもない)
・ホームレスが少ない (いない)
・水を買いに行かなくていい

デメリット
旅行や日本帰国が大変 (最寄り空港が遠いし乗り換えが多い)
旅費が高い
・家族が遊びに来にくい
・交通の便が悪い (バスは30分〜40分に1本)
・色々な国の友達が増えない (外国人が少ない、いたとしても国に偏りがありすぎる)
・学校の選択肢が少ない
・学校の設備の質が高くない
・先生の数が少ない
・食費は案外安くない (チェーンのスーパーが近くにあれば別)
・綺麗な言語が学べない (訛りがある)
・流行りに疎くなる
・英語が通じない
・買い物行くのも大変で困る
・狭い道でも車がありえないくらいスピードを出してて怖い
・Wi-Fiは大学にしかない
・家のガスとか電気が壊れたら大変 (なかなか修理屋さんはこない、そもそも業者の数が少ない)
・海外からの郵便がなかなか届かない
・お店がない
・競争心が無くなる
・1人暮らし用の物件が少ない

 

【都会留学のメリットとデメリット】
メリット
・交通の便が良い
・学校や住む家の選択肢が豊富
・色々な国からの留学生がいる
・常に活気がある雰囲気で楽しい
・お祭りがいっぱいある
・美術館や博物館も多数
・訛りのない言語が学べる
・旅行や帰国が簡単かつ安い
・近くに大きな空港があり便利
・色んなお店があちこちにあり便利
・様々な国のレストランがある
・良い刺激を日々受けれる
・趣味を続けやすい
・英語が話せる人が多い
・スポーツ仲間が探しやすい
・PCや携帯が壊れてもすぐ修理可
・視野や自分の可能性が広がる
・仕事やアルバイトが見つけやすい
・食費は田舎より安く抑えれる
・日本領事館、病院、警察署が身近で安心
・ホームステイの受け入れ先も多い
・真夜中でも明るいし人が多く怖くない
・日本から友達や家族が遊びに来やすい
・ゴミ収集日が週に数日〜毎日で楽
・虫が少ない (バルセロナはゴキブリ多いけど)
・道路が舗装されていてスーツケースを転がしやすい
・現地の日本人との人脈も広がる
・留学先を聞かれて答える時カッコイイ (田舎なら「…それどこ?」ってなる)

デメリット
・学費が高い
・家賃と光熱費も高い
・日本人が田舎より多い
・スリやトラブルも田舎より多い
・観光客が多い
・混雑に疲れる
・マリファナが合法の国だと、あちこちで吸ってて臭い
・歩きタバコが激しい
・物乞いをする人が多い
・治安が良くないエリアがある
・騒音
・緑のエリアが少ない
・道が色んな意味で汚い
・どこも行列で待ち時間が無駄
・水道水がキレイじゃないからいちいち飲料水を何リットルも買いに行くのが大変

【アドバイス】
日本にいる人も、別の国に留学中の人も、これから長期留学 (1年以上) をするのであれば、1度は下見に行った方がいい。2,3年住む可能性がある人、バルセロナとマドリッド以外の人は特に。自分に合うかどうかを確かめれるだけでなく、これから留学までのモチベーションUPにもなる。そして知らない土地へ行くという不安感もなくなる。家族もその方が安心する。思ったより乗り換えが多くて大変だった…日本から30時間以上もかかる街だった…と後から後悔するパターンもある。

ちなみに、
バルセロナ〜大阪: 16時間 (乗り換え1回)

確かなのは、生まれ育った環境に似てる所の方がストレスなく、長く住めれるということ。結局は、海外であろうが日本の「都会」「田舎」の条件とほぼ同じ。

 

【おまけ】
私は高校を卒業してすぐにスペインへ渡り、トータル4年バルセロナで勉強をした。

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バルセロナ生活2年目後半あたりから徐々に『自然』が恋しくなり、田舎に住みたいと思い始める。休みがあれば国外の落ち着いた街へ旅行した。トリノ (イタリア) の郊外の牧場で夏休みを過ごしたこともある。

スペインは本当にビザの手続きがストレスで、大都会に疲れも感じ始めていた。それに加え、何か新しいことをしたいという気持ちも強くなり…4年目の頭にイタリア移住を決心。

行き先は北イタリアのヴェネト州かトリノに絞り、着々と準備を進めていた。バルセロナ大学で休学手続きもした。そして、引越しまであと2ヶ月!となったある日、南イタリア出身の友達に『楓は絶対にカラブリア州が気にいると思うよ、北イタリアに行っても産業ばっかりでバルセロナみたいに疲れるよ』と言われ…。

これも何かのだと思い、

急遽ビザの書類を書き直し、大学の出願はカラブリア大学で提出。そして今、…あっという間にカラブリア大学2年生が終わろうとしている。3年制だからもう1年で終わりで、(それ以降は住み続けようと思っていない) 学生生活にピリオドを打つ日も近い。

ここ (カラブリア州のアルカバカタ) は流行りの音楽なんか聞こえてこない、鳥の声しか聞こえない場所。見渡す限りオリーブ畑。雨を真横から見れたり、始まりから終わりまで180度の虹が見れたり、通学路には毎週違った小花が咲いてたり、いきなり雹 (ヒョウ) が降ってきたりする。夕方は空が真っ赤に染まる日が多く、近くの海は見たことがない色をしている。

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バルセロナに疲れた時、

思い描いてた理想に近い

…ものの、不便 (笑)

学生のうちはやっぱり都会に限る。

そんなこんなで個人的には都会留学を勧める。

その理由は2つ、

『大は小を兼ねる』じゃないけど、都会を知った上で田舎に行くのと、田舎から都会へ行くのでは結構、心持ちも違う。現にバルセロナ生活があったおかげで、常にスリを普段から気をつける癖や大学での競争心が身にがついたし、高い家賃やビザ手続きのありえない面倒さにも慣れた。これ逆だったら、、、

② 訛りのない標準語を学べるのは絶対に都会。スペインでもイタリアでも『田舎の人』の話し方はイントネーションですぐわかる。カラブリア州に住んでたらベーシックなイタリア語を身につけるのは相当難しく...、スペイン語は都会で学んで良かった〜とつくづく...。

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