「動物」をよく認識し始めた1歳児と行くバルセロナ動物園。
おむつ替え台は?
客層や雰囲気は?
清潔感は?
真夏に行くと暑い?
所要時間は?
などなど、乳幼児連れでお出かけをする時に気になる点を細かくレビュー。
開園の『10時』到着を目指して準備をしたが…。着いたのは午前10時50分。混雑を避けたいので、あえて平日 (水曜日) に行ってみた。
土日や祝日は人が多い分、楽しいイベントが開催されていることが多い。例えば、『カバの生態についてのトークショー』や『ペンギンのご飯の時間を見てみよう』など。公式HPからイベント情報は確認出来る。
入場料は、大人21.40ユーロ (約3400円)。オンラインで事前購入していても、当日動物園の窓口で購入しても料金は同じ。2歳以下は無料。3歳から12歳は、子供料金12.95ユーロ (約2000円) がかかる。
13ヘクタールという広い面積に、400種7500匹以上の動物がいる。この日のお目当ては『アフリカゾウ』だったが、広くて地図を見てもいまいち方向が分からないので、適当に歩くことにした。
なかなかゾウのエリアに着かず。園内にある地図を見て歩いてはまた地図を見て、それでも着かず。近くにいた園の女性スタッフに聞くと、親切にもゾウのエリアまで案内してくれた。
【おむつ替え台は?】
ほぼ全てのトイレにおむつ替え台があるので安心。チャプマンシマウマ (3番) の近くにあるトイレには無かった。入口近くのトイレには、なんとバルセロナでは珍しいベビーチェアが!
下の写真は、カリフォルニアアシカ (34番) の前にあるトイレ。このトイレが一番綺麗だった気がする。おむつ替え台も有り。
【客層や雰囲気は?】
平日の午前中は、人がまばらで静かで非常に落ち着いている。家族連れが5割、カップルのデートが2.5割、小学生の遠足2割、1人で来ている動物好きの人0.5割。
日本の動物園に比べ、飼育員さんや動物園スタッフがものすごく頻繁に園内を巡回している。小さな子供と2人で行く場合も安心度が高い。
ガラスを掃除してくれているおじさんがいたり、小さい子が左から右に走って行ったり。
【清潔感は?】
とても清潔感があった。動物園独特の匂いもないし、ゴミも落ちていない。ベビーカーで行く分にも不自由さは感じないはず。
【真夏に行くと暑い?】
陰がないエリアも一部あるが、全体的に木陰が多く、夏も暑さはあまり感じない。陰がない場所の例は、アフリカゾウ (23番) や、フンボルトペンギン (28番)。
【所要時間は?】
「2-3時間」を想定していたが、実際には「1時間40分」で限界 (飽き&家に帰りたい) を迎えた我が子。小学生くらいになれば長い時間楽しめそう。園内にはレストランもいくつかあるが、私たちは近くにあるイタリアンでピザを食べようと、外に出た。
ちなみに、園内の自動販売機の値段は、水 (500ml) 2.30ユーロ。コーラ、ファンタ、アクエリアス、紅茶は、どれも3.95ユーロ。この「VERI (ベリ)」というブランドの水は個人的にバルセロナで1番飲みやすい (日本で飲み慣れている水と同じ)。
【1歳児の感想】
「エサやり体験がしたかった」
バルセロナ動物園にはエサの自動販売機がないので、出来なかったが、いつもと違う『場所』は真新しく楽しかった様子。
【私の感想】
① 下調べゼロの状態で行き、家に帰って後からゆっくり園内マップでどんな動物がいたのか見たが…。予め見たい動物に目星をつけて、ちょっとはマップを把握した状態で行けば良かったと思った。
当日「ちょっと待って」が通じない月齢の子と行く場合は要予習。
園内マップPDF: ここをクリック
② 日本の動物園よりも子供が自分で動物を見やすい工夫がされていた。
岩の上に登って動物を見れる場所があったり、大きなガラス張りの場所がほとんどだったり。
園内のいたるところを自由にゆっくり歩いているクジャクが気に入ったらしい。ちょっと目を離したらクジャクを触ろうとしてて、ヒヤリ。
③ 全ての動物を回れたわけではないが、子供に人気が高い動物たちはコンプリート出来た。その中で、お昼寝をしていて起きている姿が見れなかったのは、ライオンとトラ。
④ 日本の動物園よりも動物が自然に近い環境で伸び伸びとしているように見えた。『飼われている動物を見に行く』というよりも、自然に生息する動物を『覗きに行く』感じ。
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