夏休みを日本で過ごし、またヨーロッパに戻る前、どんな1週間の過ごし方をするのか。しばらく日本に帰らない前提の留学の場合、何をしておかなければならないのだろう?…参考までに、25歳の夏の記録を。(家族との時間、仕事、勉強、友達との再会、家探し、試験を除く内容。)
【したことリスト】
金曜日 (出発7日前)
・歯医者さん
・荷造り
親知らずの時からお世話になっている歯医者さんへ行き、検診+クリーニング。ちなみに25年間、虫歯はゼロ。このままキープし続ける。
土曜日 (出発6日前)
・健康診断
・眼鏡屋さん
・本屋さん
・車屋さん
初めての本格的な健康診断。スペインでは、受ける機会が全くない。悪いところはないのかな…?と少し不安を感じ、自主的に。身体測定 (身長・体重・BMI・血圧・視力・聴力・尿検査・腹囲)、血液検査 (血液一般・脂質・肝機能・腎機能・血糖)、胸部X線検査 (レントゲン)、心電図検査。所要時間約60分のはずが、朝からお昼過ぎまでかかった。視力以外は、オールAだった。良かった。
視力が激しく低下していることを知り、眼鏡市場へ直行。眼鏡をかけても視力検査で出る数値は変わらず…高校生の頃に調節したきりだったレンズを交換することに。一律2枚1組11880円。見える世界の色が鮮やかになった。でも、度がきつくなってしまったから、かけて歩くと少し酔う。
何より検査に感動した。人の見えている世界が正確に測れるなんて。当たり前かもしれないが、改めて考えるとすごいこと。
レンズが完成するまでの時間は、近くの本屋さんで過ごした。
日曜日 (出発5日前)
・荷造り
・名刺のデザインを考える
月曜日 (出発4日前)
・東京へ
・スペイン大使館にてビザの受け取り
・時計屋さん
・雑貨屋さん
時計のベルトを調節してもらった。
ようやく見つけた、好きなシリーズの2021年ver.手帳。
火曜日 (出発3日前)
・革ジャン修理の引き取り
・靴屋さん
・服屋さん
・庭の木々の剪定
数週間前から革ジャンの裏地の全取り換え修理をお願いしていた。出発日に間に合うように急いでくれた上、綺麗な完璧な仕上がりに…!
8年くらい着ているお気に入りの革ジャンの裏地が劣化していたため、直してくれる仕立屋さんを探した。レザー修理の難しさと、購入時より高額になる点が予想外だった。新しい革ジャンを買おうかとも思ったが、サイズがぴったり+種類と形の好みがこれを上回るものに出会えず…。5万円以上かかったとしても直して、もっと長く着ることにした。
日本で毎年必ず買って帰る衣服は、ズボンと冬用の肌着。スペインのレディースは、股下の深さがちょっと…。肌着も…袖の長さと丈の長さの比率が…。(袖が長くて、丈が異様に短い服が多いため、日本で着慣れたブランドのものを購入。)
水曜日 (出発2日前)
・航空券の変更手続き
・色々な書類の印刷
・庭の木々の剪定の残り
・洗車
木曜日 (出発1日前)
・スペインに持って帰る食品の買い出し
・名刺のデザイン最終決定と印刷
・スペイン入国時の申告書記入
・3食どれも好きな日本食
・飛行機のオンラインチェックイン
マイブームは、タリーズの『宇治抹茶ラテのタピオカ』だった。何杯飲んだことか…。
名刺が完成した。
金曜日 (出発当日前)
・最終買い物
・最終外食
・バルセロナ大学授業登録 (オンライン)
・荷物の重さのチェック
・忘れ物はないかチェック
・最後にもう一度お風呂
…
…
【おまけ: 25歳という節目】
今年の夏、嬉しいことがたくさんあった。そのうちのひとつは、2020年8月21日に母が時計を贈ってくれたこと。
去年の秋から岡山の天満屋のところにカルティエのウォッチブティックがオープンしているから一緒にそこへ行き、選んだ。
私の母が昔からずっと身につけている時計は、祖母がプレゼントしたもの。…だから私も将来、自分の子供に時計を贈る。
これから共に時を刻んでいく。
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