BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【600記事目】価値観が分かる15の質問

500記事目の終わりに触れたように、600本目『価値観』について。いくつかのサイトから質問を15個ピックアップ ⬇︎

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Q1. どういう風にお金を使った時に満足度が高いと思う?
最も高い満足度が得られるのは、誰かへのプレゼントやお土産にお金を使う時。「自分に対して」に限定すると、何年も何十年も愛用できる物を買えた時。

Q2. 5年後の自分はどこで何をしていると思う?
スペインか日本で「子育てと家事をしながら空き時間に仕事」が理想的。イタリアやその他の国にいる可能性は極めて低くなった。5,6年前は、イタリアに永住したいと思っていたが、もう満足。やはりスペイン語とスペインが自分に合っていると、一度離れて再確認した。

常日頃、心の底から住みたいと思っているのは日本。でも自分を高められる要素も、自分にしか出来ないことの数も、スペインの方が多い。だからもう少し、拠点は海外。

将来的に住む場所は変われど、仕事は今と同じ。主にこの2ヶ国で展開していく。

この6年間、「縁」と「直観」で人生の方向を180度変えてきた。これからも「損得」や「お金」を第一に決めることはない。それゆえ、自分でも読めない。

「経験が増えるにつれ、未来の選択肢も増える」とは思わない。逆に狭まる。自己の「好き」にフォーカスを絞っていけるようになるから。

人生の経験値は、360度に広がる世界から自分に合った道を探すのに役立つ。経験値を上げると、視野が360度以上になるのではなく、-360度まで見えるようになる。 

Q3. あなたにとって男/女らしさって何?
男らしさ: スポーツマン。何かが壊れた時に直せるところ。(直せなくても良いからとりあえずどうにかしようとしてくれる姿。) 潔さ、寛大さ、素直さ、真面目さ、自信、堂々とした言動。

女らしさ: 礼儀、字の綺麗さ、奥ゆかしさ、柔和さ、凛とした態度、温かさ、素朴さ、落ち着き。1番は、気遣い。

最近は、この「らしさ」に対して、賛否両論あるみたいだけれど、私は「らしさ」が好きだし、大切にされるべきだと思う。ジェンダーレスの人を認める/受け入れる世の中なのであれば、「らしさ」だって平等に共存し続ける。当たり前。これを強制だと言うのであれば、その発言も一種の強制。男女差別ではなく、男女の区別。違うものは違う。優劣を言っているのではない。

結局は、みんな密かに自分の好きな在り方をすれば良い。

私は日本の古風な考え方『男性が前を歩いてリードする』『女性は家庭を守り、夫を支える』を素敵だと感じる。

Q4. 苦手な科目は?なぜ?
数学。答えが1つなわけがない。確率が式で求められるわけがない。数字なんて全てXみたいなものなのに、何が分かるんだろう。…と思ってしまうから。でも数理論理学や化学は得意。だから数字というよりは「論理」の好みかな。

Q5. 視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚、1つだけで生きるならどれを選ぶ?
聴覚。

Q6. 永遠に生きられるなら何をして過ごす?
終わりがある今の命と同様に、最初の60年は変わらず過ごす。それから徐々に「命を終える方法」を考え始める。大切な人たちの命の儚さを目の当たりにする度、なぜ自分だけ永遠に生きれるのか、そこに悔しさや悲しみが生まれてきそう。全員が「永遠の命」であるなら…。そこは天国。永遠に生きているのではなく、実はみんな既に死んでしまっているのだろう。

Q7. 100万円あったら何に使う?
全額貯金。

Q8. あなたは夢のためにどれくらい価値のあるものを捨てられますか?あなたはその夢を達成するためにいくら払うことが出来ますか?
一途にひとつの大きな夢を追うタイプではないため、何かを失う時点でそれは私の「夢」ではない。背負えるだけのチャレンジを、両手を広げた範囲内でしていくタイプ。

そもそも何かを捨ててでも叶えたい「夢」ってあるのだろうか。思い浮かばない。家族、恋人、友達、家、信頼、地位、宝物…?

いくら払うか…。資格や学位系の夢なのであれば、年間100万円まで。起業、事業、その他の夢であれば、1つの銀行口座に入っている額まで。その分、娯楽費や食費は上手くやりくりして削る。

Q9. あなたにとって家族って何?
100%素でいれる場所。

Q10. 人生最大の失敗は?どうやって克服した?
「嫌な思い出」や「ベストとは言い難い選択をした」と思うことは3,4つあるが、それらが「成長」や「今」に繋がっていると感じるから「失敗」とは思っていない。でもどうなるか分かった状態で『もう一度、同じ選択をするか』と聞かれたら、…しない(笑)

克服方法は、どんな時も、それを選んだのは自分なんだから責任を持ってやり遂げる&楽しむ。とことん自分のせいにする。やり遂げられない&楽しめないのものなのであれば、最初から適当に無責任な選択をするな、という話。常に未来の自分が誇れる生き方をしていたら、失敗はしない。したとしても未来の自分が「失敗じゃないよ」と言ってくれる。

 

日常的な失敗談はたくさんある。

1. 着物の着付けをしてもらった帰りに先生の家の玄関で知らない人の靴 (明らかにうちの家のではない色の男性用クロックス) を間違えて履いて帰り、出先で母から言われて気づくという失態を…。急いで戻り、謝り、自分の可愛い草履に戻った(笑)

2. スペインからイタリアへ大荷物を運ぶ時に、複数預けていたスーツケースのうち1つが、購入したてのファスナータイプで…。まさかの壊れて中身全開の状態で流れてきた。大人数の前でベルトコンベアと共に回りながら回収したことがある人はそうそういないだろう。(笑) 

こういう系なら次から次へと出てくる。

Q11.「愛」と「お金」どちらが大切?理由は?
「愛」が大事。容易に得られないから。

・愛に使うお金はあれど、その逆はない。

・今、誰かを幸せに出来ていない人は、お金があっても無理。

・お金は失っても取り返せる。どんな仕事でもとりあえず働けばお金は生み出せる。

人は無い物ねだりをする。

無い物が欲しくなる。

人間の欲は不思議なほどに、逆をいく。

「何でも買ってもらえる」幼少期を過ごすと、次第に物欲が無くなる ➡︎ お小遣いをもらっても「貯める」ようになる ➡︎「買う」より「貯蓄」に満足感を得るようになる

だからこの質問の『答え (価値観)』は、自分の育ってきた環境にかなり左右されるはず。ここで言う「環境」とは、裕福な家庭だったとか、両親から愛情をいっぱい受けたとかではなく『感謝のベクトル』がどこを向いていたか。現在、何に最も感謝をしているか。

Q12. あなたにとって「完璧な1日」とは?
平日: 早寝早起き、天気は快晴。掃除と洗濯。スポーツ少々。勉強と仕事は半々。朝ごはんはひとりが良いけど、お昼と夜ごはんは、家族や好きな友達とゆっくり話をしながら楽しむ。

休日のおでかけ: 朝早くから行動を始めて、24時間を出来るだけ長く満喫したい。その日の終わりに、撮った写真を見ながら「これ今日!?…3日前みたいな気分だよね」と一緒に過ごした人と笑い合えたら、それは私にとって完璧な1日。

Q13. マルチに働きたい?1つの仕事をつき詰めたい?
マルチ!全才能とスキルを生かさないと勿体無い。

Q14.あなたが重視する価値を5つリストアップしてください。
時間、家族、健康、生きがい、自分らしさ

Q15. もし10年前のあなたが目の前に現れたら、10年前のあたなは今のあなたがやっていることに感銘を受けると思いますか?なぜ受ける/受けないと思いますか?
10年前は…もうすぐ15歳になる14歳。中3に進級したての頃。だったら、英語もスペイン語も話せるよ+海外の大学に通ってるよ+通訳や翻訳を通して誰かの役に立てているよ、の三言で、感心して喜んでくれると思う。夢が叶っているから。

 

【譲れない価値観】
ここ2,3年で『お金の価値観が合う人かどうか』が、自分の中ですごく大事になってきた。

・どこに使うか
・どこをケチれるか
・きちんと貯められるか
・お金にきっちりしているか

性格が合う相手でも、一緒に旅行へ行くと、顕著に金銭感覚の違いが現れることがある。まずは、交通手段。

・電車
・バス
・飛行機

近場なら電車が良いが、バルセロナ〜マドリッドの距離以上は…。私の中で飛行機以外の選択肢はない。時間と快適さを買う。あとは、全てに当てはまるが「安い朝イチの便」に乗るために、早起きをするかどうか。

続いて、

博物館、美術館、庭園、宮殿、コンサート、試合観戦、映画館など、入場料を払う場所で何に価値を感じるか。科学博物館にだったら10ユーロ出せる人、スポーツ観戦になら払える人、とてもじゃないが絵に10ユーロは払えないと言う人、映画や音楽はネットで楽しめば無料だと言う人。

それから「食」

家族や友人への「プレゼント」

最後に「ホテル」

たかが一泊、されど一泊。ここに大きな開きが出るとは…。

4つ星以上を基本としている人、寝れたらどこでも良い人、ごく普通の中の中レベルを好む人、大切な人との旅行であっても安さ重視で複数人との相部屋を選ぶ人、特別な思い出にしたくて既に良いホテルをおさえてくれている人、何が何でも無料で泊まろうとする人、なぜかB&Bにこだわる人。 

どんなに気が合う2人でも、

どんなに見た目がタイプな相手でも、

どんなに真面目な相手でも、

この価値観が重なっていなければ…難しい。

『お金の使い方』からは、その人が大切にしているもの、育ち、思い、考え方、趣味、性格、はたまた自身の価値が見えてくる。

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次回、700本目のテーマは「哲学」。

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