BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活7年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【自分の性格で選ぶ】スペインのシェアハウスは何人がベスト?

スペインのシェアハウスは、2人〜5人以上と幅がある。「おすすめは何人?」という質問を受けると私はいつも『自分の性格次第』と答える。今日は、その時に話すそれぞれのメリット&デメリットについて。

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【学生寮とシェアハウスの違い】
これまでに何度か書いたことがあるが、

学生寮は、学校や斡旋会社が用意している建物。申し込みや支払いは、多くの場合、学校を通して行われる。シェアハウスに比べ、条件がかなり少ない。所属する学校の学生で、お金さえ払えば、誰でも住める。

一方で、シェアハウスは、一般のマンションやアパートを不動産会社や個人が借りて他人に部屋を貸し出している。そのため、メンバーが学生であるとは限らない。そして、住む家ごとに条件が定められている。例えば「綺麗好きな人」「仕事をしている人」「1年以上住める人」など。今日これからフォーカスを当てるのは、このシェアハウスの方。

 

【2人シェア】
家には自分の他にもう1人いる。

メリット
・話し声が気にならない。
➡︎ 電話を除くと、あとは話し声が気にならない。家でも勉強や読書に集中出来る。私が思う2人シェアの最大のメリットは「人に会いたくない時」は、完全に会わなくて済むという点。「2人」を選択する2人は、そこが似通っていることが多い。お互いがお互いの時間と空間を大切にするから、トイレやキッチンに行く時、いちいち挨拶をするあの面倒さを感じることがない。仕事や勉強の息抜きの時間が被った時にはキッチンで一緒にコーヒーやお茶を片手におしゃべりをして気分転換をすることもある。私はそれぞれが自立しているこの関係性が好き。

・すごく親しくなれる。
➡︎ 四六時中、喋るという意味ではなく、その家を離れたあとも家族のような兄弟のような感覚になる。困ったことがあれば二人で解決していくし、たまにご飯を一緒に食べることもある。何気なく交わす言葉のひとつひとつが絆を作っていく感じ。

・広々と使える。
➡︎ リビング、キッチン、洗面所、玄関、全ての空間を2人だけで使う。片方が仕事や旅行で家にいない時は、ちょっと贅沢な1人暮らしが楽しめる。

デメリット
・性格が合わなかったらキツい。
➡︎ 2人は関係がぎくしゃくし始めたら…よろしくない。だから人間関係に自信がない人は、3人か4人を試してみると良い。

・掃除をしない相手だったら…。
➡︎ 住み始めは、お互い「意識」を高く持っているため、何事もきっちり行う。料理後はコンロまわりを綺麗に拭き、お皿はすぐに洗う。しかし、2-3ヶ月経つとだんだん「素」が見え始める。相手がシンクに洗い物をためるタイプだったら、困る。自分がそれを洗わないとフライパンや包丁が使えない。

・光熱費の折半の割合。
➡︎ 1,2ヶ月に1回、光熱費の請求書が届いた時、その金額を2人で半々に割る。その時

冬場の暖房の使い方
シャワーの長さ
洗濯機を回す頻度
部屋の電気を使う長さ

などの違いから「半々は不平等」と揉める家もあるらしい。

・家賃は高め。
➡︎ 1人暮らしよりは、少し安いが、シェアにしては結構高い。

こんな人におすすめ
・1人の時間が好きな人
・静かな生活を好む人
・友達は「浅く深く」タイプの人
・極力、物のシェアをしたくない人

【3人シェア】
自分以外に2人。

メリット
・もしもの安心感。
➡︎ もし、鍵を家に忘れてしまった/紛失してしまった時。もし、トラブルが発生してしまった時。もし、病気で寝込んでしまい買い物を誰かに頼みたい時。2人より3人の方が安心。

・お得感。
➡︎ 2人シェアと3人シェアの家賃の差は、3人と4人、4人と5人などと比べ、大きい。つまり、お得感が高い。自分以外の2人が学生なのか、仕事をしている人なのか、どんな生活リズムなのかにも寄るが、一般的に3人は「複数人でシェアハウスをしている感」がない。

・清潔感を保ちやすい人数。
➡︎ シャワー、トイレ、キッチンの被りが気にならない他、共有スペースの清潔感を保ちやすい。

デメリット
・揉める可能性が一番高い数字でもある。
➡︎ シェアハウスは、学校生活や職場と違い、「初めまして」のメンバーが同じ屋根の下一緒に暮らしていくわけで。どうしても自分以外のメンバーの悪いところ (自分の生活習慣との違い) が見えてしまう。その時に3人だと、1対2になりかねない。シェアメイトの片方が、もう一方に不満を抱いていても決して一緒になって悪口を言ってはいけない。そこから崩れてしまうから。どうすれば良い方向に持っていけるかを話し合うこと!これは、カップルが同棲を始めて揉めるアレと似ている。

・時々プライバシーがない。
➡︎ シェアメイトの友達が家に遊びに来た際に、勝手にドアを開けて部屋を紹介されることがある。

こんな人におすすめ
・少人数でシェアハウスを体験してみたい人
・シェア生活において清潔感を重視する人
・こぢんまりした家が好きな人

【4人シェア】
アットホームな空間を保てる最高人数。

メリット
・ほど良い人数。

➡︎ 友達と遊びに行く時、3人よりも4人が良いのと同じで「4」は、過ごしやすい数字。5人以上は多すぎる。

・生活リズムが気にならない。
➡︎ 3人シェアだと、自分以外の2人の生活リズムが気になるが、4人以上になると「同居人」くらいの感覚になる。近すぎず、遠すぎない、良い距離感。だから洗濯を週に2,3回してもトラブルになりにくい。

・物の数が許容範囲内。
➡︎ シェアハウスは、ホステルやプールと違い、共有スペースに物を置きっ放しにする。洗面所には1人1人のシャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシセット。キッチンには調味料、玄関には靴や折り畳み自転車など。4人分の量はギリギリ許容範囲内。

・恋人や友達を呼べる。
➡︎ 基本的に、シェアハウスに友達や恋人を連れ込んではいけない。注意はされないものの、暗黙の了解がある。が、4人以上はそのルールが薄れている傾向にある。だから「うちに来る?」と呼びやすい。例外は『泊まり』。たまーに、1泊ならどうにかセーフだが、無断で2泊以上はやめた方が良い。

デメリット
・家が広いとは限らない。

➡︎ 3人で住むのにちょうど良い大きさのフロアを4人でシェアしているパターンもあるので注意。「トイレとバスが1つ」の物件の最大シェア人数は絶対に、4人。5人で1つは厳しい。

・掃除をしない子が登場。
➡︎ 不思議なもので。2-3人シェアの時は、みんな綺麗に共有スペースを利用するのに、4人以上になると急に「1人」掃除を忘れてしまう子が現れる。性格は良い子なんだけど、一緒に住むとなればちょっと違うかな、と思う場面に出くわす可能性大。

・冷蔵庫が狭い。
➡︎ 5-6人以上になると、ほとんどの物件はキッチンに冷蔵庫を2台設置している。4人は1台。…4段あったとしても、1人1段ずつは狭い。お肉や野菜だけでなく、牛乳とかジュースを立てて入れる場所も、大抵入らない。自炊メインの人にとっては、ちょっと…。セロリ、キャベツ、太ネギは100%切ってから入れないと…(笑)

こんな人におすすめ
・アットホームな雰囲気が好きな人
・スペイン語力を伸ばしたい人
・シェアハウス初心者の人
・外向的な人

【5人以上シェア】
私の中で、5人以上は同じ。7人でも10人でも。

メリット
・寂しくない。
➡︎ プライベートの空間をしっかりキープしつつも、部屋から一歩出ると、シェアメイトたちがいる。いつも誰かと喋れて楽しい。

・家賃が安い。
➡︎ これが最大のメリット。バルセロナのような大都会でも月に5万円 (家賃) を切る生活が可能。5人以上のシェアなのにも関わらず、月に500ユーロから600ユーロ (7万円前後) の物件は、家自体がすごく豪華で、良い暮らしが出来る。

・家が広くて快適。
➡︎ 5人以上で住む用の物件は、初めから「大人数で住むこと」を想定して作られているため、トイレとシャワーの数が多かったり、全個室のドアにきちんと鍵がついていたり、何かと設備が整っている。4人以下のシェアと比べ、家のクオリティが上がる。

・入れ替わりが多い。
➡︎ 5人以上のシェアは、最低入居期間を1週間〜3ヶ月と定めているところが多いため、入居と退去の入れ替わりペースが早め。

デメリット
・他のメンバーの話し声がうるさい。

➡︎ シェアメンバーがリビングで大きな声で話をしていると案外気になる。(天井が高く、広い家なだけあって、声がよく響く。) 日本人留学生たちが抱く最大のストレスはこれ。その言語がスペイン語であっても耳につくが、知らない言語だったら尚更…。

・キッチンや洗濯機を使う時間の被り。
➡︎ シャワーは、数が少なくても「朝派」と「夜派」に分かれているから問題ない。それに、5人以上でシェアをする場合、90%の物件にはバスが2つ以上ついている。しかし、キッチンや洗濯機は普通1つ。しかも食べる時間はだいたいみんな同じ&洗濯をする日は天気が良い日。…洗濯はタイミングが1回被ってしまったら、次もその人と被りがち(笑)

・他人任せな人が出てくる。
➡︎ 5人以上になると「誰かがしてくれるだろう」と思い、掃除や買い物を一切しない人がどうしても出てしまう。これが大人数シェアで起こるトラブルNo.1。最初の見学の時点で『日用品を買うお金はどうなっているか』を確認しておけば、この問題は防げる。『家賃に含まれているから代表で誰か1人が毎月購入する』がベスト。適当に『洗剤は私が買うから、あなたはトイレットペーパーをお願い。彼は調味料担当。』としている物件はやめた方がいい。

・トイレとシャワーが遠い。
➡︎ 水回りが遠くて面倒。自分の部屋から洗面所が近かったら近かったで「水の音」が気になる。

・1人暮らしがしにくくなる。
➡︎ 5人以上のシェアハウスの家賃に慣れてしまっていると、1人暮らしや2人シェアの物件を見れなくなってしまう。「高い」から。そして、常に誰かがいる安心感に慣れていると、1人が寂しくなってしまう。だからシェアを1年以上経験した人は、だいたい次の1年も、その次の1年も「シェア」をしがち。

こんな人におすすめ
・新しい出会いを求める人
・みんなでワイワイするのが好きな人
・安く住みたい人 
・共有部分が少々汚れていても大丈夫な人

 

 【おまけ】メンバーの国籍
海外生活をスタートしたての頃は、

ドイツ人 ➡︎ きっちりしてそう
イタリア人 ➡︎ にぎやかそう
フランス人 ➡︎ 綺麗好きそう

というような固定概念を強く持っていると思う。しかし、スペインでの生活が4年...5年...と長くなるにつれて、このイメージは変わってくる。

日本人だからと言って、家賃をきっちり払ってくれるとは限らない。スペイン人だからと言って、電気代に口うるさいとは限らない。

もっと言えば、

女性だから掃除や片付けをきっちりする、男性だから何かが壊れた時にすぐ直してくれるとも限らない。

本当に個人。

1人1人。

同じ「日本人」でも全く違うように、みんな違う。

だからあまり、シェアメイトの「国籍」にはこだわるべきではない。それよりは、会って話した時の印象や、趣味、仕事をしている人なのか学生なのか、やりとりのペースは自分に合っているか、などで判断を。

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