2017年の5月、人生の選択 (正確には進路選択) にやや悩んだ時期があった。その時、カテドラルの前に座って、ゆっくりと過去の「選択肢」と「選んだ道」を書いた。なぜ、自分が今ここに辿り着いたのか、整理した。
(当時のメモだから字が汚く見にくいけど、ご愛嬌と言うことで。。。)
【自分の歩んできた道を整理】
未来の計画を立てるより、過去を振り返る方が好きで、よく「あの時、あの道を選んでたら今は…」なんてことを考える。こうなると分かっていても果たして過去の自分は同じ道を選んだだろうか?あそこで Sí と言っていたら?あの人と会っていなかったら?…。過去を視覚的に見ることで『今』に特別感を感じるようになる。こうやって自らが選んできた道なのだから頑張ろう、と思える。
【決断をする前に】
私は、パッと物事を決めるタイプではあるが、一度冷静に考える。
悩む期間は、最高10日。
必ずすること:
・片っ端から思いつく限りのメリットとデメリットを書き出す
・満足出来ていないことを書き出す
・何がしたいか何を変えたいかを明確にする
・家族に相談
それでも迷う時:
・過去の選択肢と歩んだ道を振り返る
・きっかけと出会いを「縁」と取る
・運任せにする
「どちらの道の方が失敗しなさそうか」で、決断をしたことはない。どちらの道の方が「可能性を広げられそうか」とか「楽しんでいる自分が想像出来るか」で選んできた。
【メモ】
上の写真のメモは、2012年 (高2の時) の、
・日本の大学か
・海外の大学か
という二択の選択肢から始まっている。
「日本の大学」から更に2択
① 野球
② スペイン語
「海外の大学」からも更に2択
① P.E.I. (カナダの島)
② スペイン
「スペイン」からは5つ
- 日本に帰国
- 観光学専門学校
- スペインの大学 (入試)
- 料理専門学校
- 発展途上国へボランティア
…
…
その2年後には、
- 大好きなスイスに本社がある某企業へ就職
- 起業
- ノルウェーでワーホリ
- スイスの大学へ編入
- メキシコで就職
など、これまでブログには書いたことがなかったワードが続く。…懐かしい。
日本の高校を卒業後、スペインの大学へ進んだ。現在は、イタリアの大学でも学位を取得を目指し、勉学に励んでいる。
実は、この2行の裏には30を優に超える選択肢があった。
【この記事を通して】
伝えたいのは「みんな進路選択は悩むものだよ」と言うこと。何気ない「今日」という日も、いつもそばにいる楽しい「仲間」も、色々な選択を自分でしてきた結果である、と言うこと。そして、これから先も「選択」を繰り返して行くんだ、と言うこと。
【最後に悩んだ日】
この紙を書いた、2017年5月10日。これが最近最後に「人生の選択」で悩んだ日。2年半が経過したが、今は何も悩みがない。珍しく、現在の生活にピリオドを打つ日が既に見えているからだと思う。中だるみをしている時、いつもと同じ日常に飽きた時には、自分で「終わり」を決めると良い。そうすれば新しい始まりへの一歩を踏み出せるし、より一層「今」を大切に思える。
今日、想像出来ないことを明日閃くかもしれない。その時はその時。柔軟に、臨機応変に。
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