BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【手荷物に厳しいライアンエアー】利用客は本当に規定を守っているのか

ヨーロッパの有名な格安航空「ラヤネル (RYANAIR)」は、先日載せたように、手荷物の基準を厳しく改めた。

これに対し、スペイン人やイタリア人はだいぶ不満を抱いており、人気がどんどん落ちているように思える。

・他のLCCに比べて座席が異様に狭い
・手荷物の規定がありえない
・結局安くない
・手荷物に関してうるさすぎる

私自身もこれまでに二度利用し、
初めて航空会社に「満足」を感じなかった。

 

今日、ピックアップするテーマは、『本当にチェックインカウンターや搭乗口で厳しいチェックがあるのか』そして『利用客はきちんとルールを守っているのか』。

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国や空港によって多少の差があるので、
(参考: バルセロナ→ナポリ便)

【カウンターや搭乗口でのチェック】
チェックインを済ませている人、且つ、小さなカバンやリュック1つだけの人は空港到着後、そのままゲート前まで行けるが、10kg以下の荷物を1つ預けるチケットを購入した人は、バゲージドロップをしにチェックインカウンターへ行かなければならない。そこで見られたのは、パスポートと搭乗券、そして預けるバックの重さ。機内持ち込みの荷物に関してはノータッチだった。この時、私はリュックを背負って、手にはパスポートケース、小さな本、パソコンを持って、頭には麦わら帽を被っていた。が、何も言われなかった。きっと『手荷物』は全て搭乗口のスタッフに任せているのだろう。

コントロールを通って、ゲート前へ移動。

スペインで1番人気の格安ブエリング航空や、日本便の飛行機と違って、搭乗口には変わった列分けがなされている。

普通なら、

・ビジネスクラス
・エコノミー

にわかれているのに、

ライアンエアーは、

・プリオリティー (小さなカバンと小さなスーツケースok)
・ノンプリオリティー (小さなカバンのみ)

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ノンプリオリティー (小さなカバンのみ) の列に並ぶ、みんなの荷物を意識して見ると、規定の40cm×20cm×25cmを超えるリュックを背負ってる人、私のようにリュック+何かを手に持ってる人がたくさんいる。前の人はリュック+手提げ、男性は斜めがけのバック+買い物をしたような紙袋。

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ゲートを通る時、スタッフはパスポートと搭乗券を見るのみで、手荷物はそこまで厳しく見ていなかった。明らかにサイズを超えているスーツケースを持っている人にだけ声をかけていた。利用客 (ナポリ行きの便だからスペイン人とイタリア人だらけ) は『規定』を全く意識しておらず、他の航空会社が許可している手荷物ルールを守っているようだった。

結果: チケットを購入する時は、相当「手荷物規定」に厳しい印象を受けるけど、実際はそうでもない。そして「リュック1つ」または「小さなカバン1つ」の人は数人程度だった。 

 

【おまけ: 当日までうるさい】
一番ベーシックの『預け荷物なし』のチケットを購入すると、旅行までに何通かメールがくる。「あなたが購入されたチケットで許可されている手荷物は40cm×20cm×25cmの小さいカバンのみですよ。予め、大きな手荷物を持ち込める、あるいは預けられるチケットを買われていれば、搭乗口で高い料金を支払わなくて済みますよ?本当にそれで良いんですか?」他の航空会社に比べて、旅行当日までの確認がしつこい。

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ライアンエアーの座席はとにかく狭くて、2時間でもきつい。

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