ビザ申請を終え、スペイン渡航に向けて本格的に荷造りを始める人へ。今日は、案外忘れがちなアイテム10選、持って来なくても良いアイテム7選、機内手荷物お役立ち情報をシェアする。
【案外忘れがちなアイテム10選】
TOP1: キーケース
学生寮、シェアハウス、一人暮らし、ホームステイ、どのような滞在方法であれ、到着後すぐにもらう「鍵」。しかし、不慣れな土地で自分が気に入るキーケースを探すのにはどうしても時間がかかる。ケースに入れていないまま持ち歩くと、紛失や一緒に入れている物が傷つくリスクが高まる。それらを回避するためにも、日本で予め買って来よう。スペインの鍵は1本ではない。平均3本。エントランスの鍵、アパートのドアの鍵、自分の部屋の鍵。
TOP2: 洗濯ネット
洗濯ネットは必須アイテム。ズボンが2本は余裕で入るくらいの大きなサイズが5枚以上あれば便利。それに加え、小さいサイズも使いそうな人は、もう数枚。
TOP3: 爪切り
使い慣れているものを持ってくるべき。スペインで理想的な爪切りに出会う難しさ…。
TOP4: 文房具
GUIUサポートメンバーは特に、多めに『シャー芯』と『ルーズリーフ』を持って来てほしい。間違いなく全員、1人1人、今までの勉強自己記録を更新する。iPadに書き込んだり、デジタルで作文の練習をするのに慣れている人は、少なめで良いかもしれないが、試験本番は紙とペンだから、やはりそれに近いスタイルで習慣が作れておくと良い。1本に何色も好きな色を入れられるカラーボールペンも、あれは日本独特の素晴らしい商品。
ルーズリーフに関して。
一番好きなのはコクヨーのこのシリーズ ⬇︎ で、留学5年目まで愛用していた。
筆圧が強い人、2Hや3Hの芯を使っている人には、同じ『しっかり』を勧める ⬇︎ 2BやHBの芯の人は『さらさら』を。
【コクヨ】ルーズリーフ(しっかり)B罫ドットB5 ノ-S836BT[100枚] 【送料無料】【配送方法は選べません】 価格:330円 |
今は、紙のみ100均のものを使っている。その理由は、1枚あたりの重さが軽く、たくさんスペインに持って帰って来れるから。大学生活後半になると、ノートの綺麗さや見やすさよりも、量を必要とする。(留学生活2-3年目までは、見やすさ重視で蛍光ペンや色ペンを使って書いていた。) 100均の紙は、コクヨーのような良いブランドの紙より薄いから、蛍光ペンを引くと裏にほんのり色がつく感じ。
TOP5: 日本円
日本に一時帰国した際、空港で食べ物や飲み物を買ったり、公衆電話を使って電話をかけなければならなかったりする時のために。クレジットカードは、あてにしない方が良い。磁気で使えなくなったり、盗難に遭う可能性が国内より高いから、日本円は現金で、最低1-2万円持っておこう。地方の人は、空港から家まで帰れる交通費+1-2万円。
TOP6: 薬系
酔い止め薬、頭痛薬、漢方など、普段からよく飲んでいる薬があれば必ず多めに持って来よう。目薬やコンタクトも、日本製の方が安心。「バルセロナの花粉はどうですか?」と、聞かれることがある。日本ではひどい花粉症に苦しむ弟も、その他の日本人の生徒さんを見ても、バルセロナには『花粉症』がないらしい。私も一応、アレルギー性鼻炎 (花粉症) の薬を持ってきているが、まだ一度も飲んでいない。
TOP7: 日焼け止め
私は日本で塗ったことがないので、何ともコメントしにくいが、スペインの日焼け止めは、かなり度数が高いらしい。(テニスの試合でもらった試供品をバルセロナに来た高校時代の友人が見た時に「強い」と言っていた。) 日本の日焼け止めは、塗る部位ごとにクリームがあったり、数値が分かれていたりするから、肌が弱い人は特に使い慣れたブランドのものを準備しておこう。
TOP8: ボディータオル
シャワーで身体の汚れを落とすボディータオル。スペインには、スポンジとブラシのような商品しかない。
TOP9: スリッパ
お部屋で履くスリッパも100均で揃う。機内でも1つあれば、ゆったり過ごせるから靴を脱ぎたい人は手荷物にも入れておこう。私は昨年夏の一時帰国の際、5足買った。
TOP10: 歯磨き粉1本
これは夜に到着する人、乗り換え時間が長い (3時間以上) 人、空港や機内で歯磨きがしたい人向け。注意が必要なのは、歯磨き粉の容量。機内手荷物に持ち込みが可能なのは、『容器容量が100ml以下の液体』。これを上回っていると、日本の空港の手荷物コントロールで容赦無く捨てられる。液体は、縦横の辺の合計が40cm以内の透明なジッパー付きのプラスチック袋に入れておく必要がある。100ml以下の容器は、合計が1Lになるまでこの袋に詰め込めるから、1本でなくても大丈夫。(結構入る。)
…もちろん、歯ブラシも1本。(スーツケースには10本くらい。)
【案外いらないアイテム7選】
「いらない」は、『現地で買えば良い』という意味。この重さをカットして、日本食をひとつでも多く持って来よう。
TOP1: 折り畳み傘
日本の傘は、キャラクターものが可愛いため、海外の人から人気だったり、それを好んで持って来たい子が多いが、案外重い…。日本にもあるデンマークの雑貨屋さん「タイガー」に行けば、スペインでも5ユーロ (約620円) でシンプルな柄、もしくは可愛い柄の強度がしっかりした折り畳み傘が買える。
⚠︎ 出発1週間前に下サイトから天気予報をチェックし、雨予報が出ていれば必要。
TOP2: 醤油
だし醤油は、現地のスーパーで買えないため、持って来た方が良いが、お刺身を食べたり、家で煮込み料理をしたり、サラダを食べる時の『普通の醤油』は、メルカドーナというスペインのチェーンのスーパーで美味しいのが買える。ビンに入った250mlが、1.35ユーロ (約170円)。よくあるキッコーマンより私は好き。
TOP3: 洗濯用洗剤
これは最も要らないもの。現地のスーパーで買えるおすすめの洗剤は、下の記事を。
TOP4: お米
これも絶対に持って来なくて良いもの。重すぎる…。スペインは、パエリアが有名なだけあって、他のヨーロッパの国よりも「お米」をよく食べる国だからお米のバリエーションは割と豊富。(実際は、お米よりも炊き方が重要。) どうしても日本産のお米にこだわりがある人は、日本食材を取り扱っているお店で購入可能。
TOP5: 食器
食器に関しては、別の記事で詳しく書く予定でいるが、このような「お椀」であれば、デパートや雑貨屋さんで購入可能 ⬇︎
TOP6: ドライヤー
短期留学ではなく、1年以上の長期留学であれば、現地で購入する方が良い。コンセントの差込口も電圧も違うから。
TOP7: 1本以上の歯磨き粉
スペインのスーパーには、薬局並みにたくさん種類がある!いつも数本ストックしているおすすめ歯磨き粉 ⬇︎
【機内手荷物】
携帯電話やパソコンの充電器+変換プラグは、必ず手荷物。スーツケースに入れてしまわないように。
ちなみに私が好きなエールフランス航空は、機内でも充電が出来る上、無料で家族や友達にテキストメッセージが送れる。LINEやインスタは無理だったが、Facebookのメッセンジャーは、機内にいながらもリアルタイムで祖父とテンポの良いチャットが出来た。不思議な気分。すごい時代。
その他、機内手荷物は、
・パスポート
・入学許可書
・滞在先住所が分かる紙 (メモも可)
・機内で必要な薬やクリームなど
・パソコン
・カメラ
・クレジットカード
・ユーロの現金
・上着 (コロナで換気が寒い)
・ポケットティッシュ
・アルコール消毒
・機内で飲む酔い止めや薬
・ボールペン (機内で紙を書く)
・本や手帳
・メガネ
・マスク
⚠︎ カメラのフィルム (チェキを含む) も手荷物。
【おまけ情報】
どこの航空会社も、洗い替えが可能なマスクを着用して搭乗不可なので注意。日本からスペインへ来る際は、使い捨てのマスクを2-3枚、手荷物に入れておこう。
713本の記事の中から自分にとって有益な情報をどんどん集めよう。日本食は何を持って行こうか?と、迷ったら ⬇︎
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