日本文化やアニメ・漫画が好きなスペイン人は、渡航前から結構アレコレ知っている。が、今日フォーカスを当てるのは「日本についてあまりよく知らない」スペイン人が日本に旅行してみて驚いた11のコト。これらをスペインの文化と比較しながら見ていこう。(スペイン人のセリフをそのまま訳してる箇所も有。)
① トイレ・道の綺麗さ
② 電車の中の静かさ
③ 食品サンプルのクオリティ
④ 子供のマナーの良さ
⑤ コンビニの便利さ
⑥ ゴミの分別の難しさ
⑦ お弁当の質と味と手軽さ
⑧ 和式トイレ
⑨ 日本人がエレベーターや道でする気配り
⑩ サービス業の人が常に笑顔なこと
⑪ 紙パックの謎
【① トイレ・道の綺麗さ】
「空港のトイレでもう感動した。」「es una maravilla.」「公園のトイレも駅のトイレもめちゃくちゃ綺麗、しかも無料!」とスペイン人が驚くのは日本のトイレの綺麗さ、そして道のポイ捨ての少なさ。持参したビニール袋に出たゴミを入れて持ち帰る、またはゴミ箱まで持って行くという行動を幾度となく目にし、スゴイ!!と思ったらしい。
【② 電車の中の静かさ】
公の場の静かさ、他人と空間をシェアする上で忘れてはならない周りへのリスペクトを目の当たりにした時「さすが。さすが日本。」と感動したよう。スペインに戻って電車に乗ると、一層騒がしさが感じられ、日本のあの静かさが恋しい…と。
【③ 食品サンプルのクオリティ】
レストランの外に並ぶ食品サンプルが最高にクールで何十枚と写真を撮ってしまったよ〜という人続出。スペイン人に限らずこれは外国人の人に大人気だから、小さな食品サンプルのキーホルダーなんかはお土産に喜ばれやすい。
【④ 子供のマナーの良さ】
首都圏では特に、小学生が子供達だけで電車を使って登校する姿を目にする。そんな光景を見ると2つのことにびっくりするらしい。まず1つ目は、小さな子供だけで電車に乗れる治安の良さ。そして2つ目は騒ぐことなく静かに乗ってるマナーの良さ。
【⑤ コンビニの便利さ】
24時間365日開いてるだけでなく、新鮮なパン・お弁当・フライ物・おでんが買える魅力。どこにでもあるから一箇所でまとめ買いして、旅行しなくてもいい利点。
【⑥ ゴミの分別の難しさ】
これは別記事を1本書けそうなほど深い。案外気にかけたり、友達と話したりしないが、実はスペインと日本、ゴミの分別方法が全く違う。そもそも「プラスチック」と「燃えるゴミ」の概念が違う。スペイン人もイタリア人も生ゴミを (コンビニやスーパーで)『オーガニック』ではなく『燃えるゴミ』に入れるの違和感が半端ないらしい。
【⑦ お弁当の質と味と手軽さ】
「保存料が使われてないから体に良さそうだし、どれも栄養バランスが高い・ヘルシー!駅構内にも売ってる場所が多いから食べる直前に買えるのも嬉しい!」
【⑧ 和式トイレ】
「スペインで日本の和式トイレみたいな穴が空いてるトイレを使っていたのは…中世時代だよ。いつの時代にタイムスリップしちゃったんだろうって思ったよ。ってか、あれ使い方がわからないから困った。絵があるけど説明が中国語と韓国語しかないトイレが案外多かったから。」
【⑨ 日本人がエレベーターや道でする気配り】
『前から人がきたら横をあける、後ろにいる人の邪魔になってないかと後ろを気にして振り返る』これが普通の日本人、いったい目が何個ついてるんだろうってくらい気配りが素晴らしい。スペインにも一応、エレベーターでは一列ってルールがあるけど…決まって1,2人は反対側に立ち止まって携帯見てるんだよね…。あと、電車やメトロに乗り込む時にも列を作って待つのがスゴイ!
【⑩ サービス業の人が常に笑顔なこと】
「なんであそこまで笑顔なの?(笑) まあ悪い気はしないからいいんだけどねお客としちゃあ。でもあれ疲れないの?」「なんだか日本のお店では客>店員っていうレベルの差をすごく感じたよ、働いてる時その関係性にどんなフィーリングを持つのか気になる。」
【⑪ 紙パックの謎】
「スペインの紙パックのジュースの容器は中にアルミが貼ってあるから、リサイクルに出す時は「紙」じゃないんだよ。なのに日本はみんな「紙」に入れてたから不思議に思って買って中をのぞいて見たらアルミがないんだよ!なのになんで入れ物がブヨブヨにならないの?!謎すぎる。」と今までに意識したことがなかったことを教えてもらった。
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