多くの人がバルセロナで「見たことあるけど、アレなに?」と思うモノを集めてみた。スーパーのレジで見かける棒・薬局にある不思議な機械・道路の壁に貼ってあるピラピラした紙・スペイン人がスーパーに持って行くコロコロするバックなど。
【スーパーのレジの棒】
スペインだけでなくヨーロッパ・英語圏ではよく見るモノ。これは自分の買い物と次の人・前の人の商品を分けるための棒で、英語では "Next Customer Bar" や "Next Customer Divider"、スペイン語では "Barra Próximo cliente" と呼ばれる。レジ係の人側にあるから、それを取って前の人の商品の後ろに置いたり、次の人がきたら置いてあげるのがルール。
【道の壁に貼ってあるコレ】
同じ番号がいっぱい書いてある広告のような紙。これはチラシで様々な種類がある。「家のペンキ塗ります」「アパート空いてます」「ピアノ教えます」「英語レッスン無料体験」「庭師をしてます」「視力回復セラピー」「電気のトラブル」など。気になるものがあれば、ベリッと1枚破いて持って帰る。
【スペインのトイレの流し方は?】
よくスペインに遊びにきた友達から「ホテルのトイレの流し方わからんのやけど (笑)」とチャットがくる。「押す」「引く」の2パターンあって、みんなが困るのは「引く」方。「押したんだけど…」って人は引いてみて。上に引くと流れるタイプのトイレもいっぱい。
【カラフルなプラスチックの箱】
バルセロナの道でよく見かける黄色、青、緑、グレー、茶色のフタがついたプラスチックの箱の正体はリサイクルボックス。ゴミを出す曜日は決まっておらず、24時間365日、好きな時に入れていい。
バルセロナの分別は5種類。
① プラスチック・紙パック・アルミ缶
② ガラス・ビン
③ 生ゴミ・コルク・植物など
④ リサイクルできない家庭ゴミ
⑤ 紙・雑誌・ダンボール
自宅から100m以内に必ず収集ボックスがある。
参考: バルセロナ市役所のHP ↓
Recogida de residuos domiciliarios
【薬局にある不思議な機械】
実は...体重計。昔ながらの薬局に多く、外にある場合も。ランブラス通り (カタルーニャ広場のすぐ近く) のところの FARMACIA (ファルマシーア: 薬局) にもあって、入り口のところに設置されている。留学生活中・旅行中、体重が測りたいけどホテルやアパートに無い!って時に良いかも。たまーに使ってる人を見かける。
スペイン語で「薬局の秤 (Básculas de farmacia)」と言う名前。動くのかな?って感じだけど、案外高品質!体重はもちろん、体脂肪、体格指数 (ボディマス指数: BMI)、肺活量、聴力、赤ちゃんを抱っこした状態で2人の体重を測れるものも。計測後はレシートみたいな紙が出てくる。
【スペインのスーパーのカゴ】
カートは2種類。チェーンで繋がれてる大きなカートか、下の写真の右側のタイプのか。大きいのを使うためには1ユーロか50セントいれないとダメで、使用後はこの場所に返し、入れたコインを受け取る。小さい方はコロコロ転がしてもいいし、持ち手を畳んで手に提げるカゴにもなる!
【バルセロナ市民が特に愛用するコレ】
バルセロナの中心地ではなかなか車でスーパーに行けないからみんなこれを持ってスーパーに行く。おばあさんだけかと思いきや若者も夫婦も子連れ家族もみーんなコロコロと、これを持って来る。デパートか中国人のショップで買えるバックで、スペイン語で Carritos de compra con ruedas (カリートス デ コンプラ コン ルエーダス: タイヤが付いた買い物用キャリーバッグ) と言う。10ユーロ前後。おしゃれな柄はちょーっと高い。
これがあるとめちゃくちゃ楽!しかも現地人っぽく見えるからスリ防止にもいい。ちなみに中心地では、エルコルテイングレスの6階のキッチン・バス用品を売ってる階 (HOGAR Y DECORACIÓN) で買える。
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