BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【スペイン語中上級レベル以上の人向け】オリジナル勉強法

オリジナル勉強法というのか発見する方法というのか…。今回は、言葉の小さなニュアンスを理解するのに役立った方法を紹介。これはスペイン語圏の大学に通ってる人しか出来ないかも。スペイン語を母語とする友達、先生がいつも周りにいるっていう環境があった上で出来ること。

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大学の講義には、自分が発言しないといけない場面や友達の考えを聞く場面がとても多い。哲学という学部は特に多い。テレビ局が来た時に撮った下の写真は実際に私が2年生の時に倫理哲学を勉強してたメンバーと先生。ある疑問をもった日の授業はいつも通り、次のような流れで行われていた。先生がある哲学者の説を言う、そして生徒に問う。PAUって男の子が挙手する。答える。それに反論があるKARINが挙手して別の哲学者の説を用いながら意見を述べる。一言目は人それぞれで日本語と同じくバリエーションがある。日本語では 私が思うに〜私の意見では私の考えでは〜私は〜と思う私が理解してる分には〜私の見解では〜 などなど。

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PAU: a mi parecer... es cierto...
KARIN: no lo creo, según yo... 
ALBERT: bueno, me parece...
ÁLVARO: en mi opinión... es verdad...

そーんなに着目する必要はないんだけど。気にせず好きな言い方を使ってたらいいんだけど、気になってしまった。まず me parece を使う子と、いつも a mi parecer を使う子。日本語で意味を調べたことはなく、あくまで自分が経験から得た解釈で、a mi parecer っていう表現は賢そうに聞こえた。PAUっていうカタルーニャの男の子の発言を聞いていると es decir は o sea よりちょっとだけフォーマルにも聞こえてきた。だから友達の性格ごとによく使ってる表現、口癖をメモってみた。何日かしてたらやっぱり性格と話し方、言葉遣いは関係してるから、性格ごとに共通点が見つかった。だいたい3種類に分類できてスッキリした。
① 賢そうな大人びた子が話す単語や表現
② 大らかなサバサバな性格の子の言い回し
③ いつも自信なさそうに意見をいう単語や表現
「〜と思う」っていう言い方の違いから始まったこの分類はなかなか役に立った。スペイン人に聞いてもだいたいの人が「あ〜それとそれはほぼ一緒の意味だよ」っていうような形容詞、副詞、接続詞においてもやってみた。(教授がよく使うのも。) そしたら自分の性格にあったスペイン語を使えるようになった。レポートをする時にも使えた。下のは1年の後期に提出したもの…。 

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日本語は面白い。語尾で相手に与える印象は変わる。

それいい意見だね
それいい意見だな
それいい意見だよ
それいい意見ですね
それいい意見!
それいい意見
それいい意見
それいい意見

やはり、話し手の性格が出る。このニュアンスを他国の人に聞かれたら「ちょっとそれは女の子っぽいかも」「その語尾は優しそう」というふうに説明していく。もし、親しいスペイン人女の子が日本語を勉強し始めて、ある日『楓、今日は暑い』と日本語で言ってきたら…。その子の性格が「」を使うのにふさわしいと思ったら流すけど、違和感があれば指摘して教えてあげる。なかなか「」が似合う人に会ったことないけど (笑) まあ、それと同じで、この小さなニュアンスを理解するには何らかの方法が必要かなと思った。現地で長く住んでたら自然と頭の中で理解できるだろう。けど当時まだ3年目では曖昧だった。もし、面白そう!やってみよう〜!って人がいれば試してみるのもいいかも。(カタルーニャ語やイタリア語ではまだこれをする必要性を感じたことがないからしたことがない。)

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