バルセロナで好きなスーパーを3つ選ぶなら…
Carrefour (カレフール)
Mercadona (メルカドーナ)
Bonpreu (ボンプレウ)
この記事では、それぞれの特徴と良いところを紹介していく。まずは、バルセロナの中心部、ランブラス通りの横にある Carrefour から!
この店舗は、バルセロナ1の来客数を誇る。観光客の出入りも断トツ多い。カレフールはフランスに本社を置くチェーンで、スペインはもちろん、他の国にもあるスーパー。ここは大型なだけあって品揃えが豊富だし、全体的に値段が安い。最近は BIO野菜も見かけるようになったが、野菜と魚の鮮度が高いのは Mercadona (メルカドーナ) か、市場!お肉はいつもここで買っている。
来客数が多いため、出来立てのパンをゲットしやすい。フランスパンやドーナツの値段は、パン屋さんと同じくらい。個人的に、クロワッサンはここの方が好き。
あとで紹介する Bonpreu (ボンプレウ) は、バルセロナに本社をもつカタルーニャのスーパーだからあまり他国の食べ物を置いてない。その点では、カレフールの方がチーズにしてもワインにしてもスイス産、イタリア産、フランス産などなど、種類が豊富。
どこのスーパーにもあるおすすめ商品はこれ ⬇︎ sopa de lentejas (レンテーハス=レンズ豆) のスープ!豆が嫌いな私でも好んで食べるほどの美味しさ。作り方は、とても簡単。小鍋に移し変えて、グツグツ煮込むだけ。水は足さなくてOK!玉ねぎとトマトとチョリソー (ソーセージ) を切り入れて10分ほど煮込めば最高の味に。よくカタルーニャのおばあちゃんが作ってくれていたスープを思い出す。(スペイン人のおばあちゃんは乾燥してる豆を買ってきて、レンズ豆を水で戻すところから始める。)
あといつも買う商品は ECO とか BIO のコーナーにあるチアシード。これは BIO (自然商品) だから、普通のチアシードに比べると高いが、日本の価格からすれば相当安い。喜ばれるお土産の1つ。自分が飲む用もこれ。(パッケージがよく変わるので上の写真と同じではないはず。目印は Semillas de Chia という文字。)
ドーナツは、保存がきくパンケーキやマフィン売り場にあるものでなく、パンコーナーにあるのがおすすめ!美味しいし、安いし、プラスチックの入れ物が便利。パン屋さんで購入するとどこも紙袋で…、時間が経ったら油が滲み出てくる…。
⚠️ パンコーナーにある商品のラベルには2つ日付が (例: 20/02/2019 と 24/02/2019) 表記されている。製造日と賞味期限。たまに、出来立てのパンに紛れて2日前に作られたもの、賞味期限が「今日」もしくは「昨日」のものがあるから、しっかり日付をチェック!
生ハム味のプリングルスやポテチ。スペイン感がたっぷりのお土産。
高校の時、クラスや部活の友達にあげる「ばらまき土産」はいつもマフィンだった ⬇︎ 左側の形のものは個装であげやすいし、500gで1.08ユーロ (約140円) と安い。1つ1つの袋には文字が書かれてない。だからお土産感は少ないかもしれないけど、美味しいから大好評!
たまに見かけるこの緑バージョンの Carrefour は Carrefour express という。1店舗1店舗の規模が小さい。有名な道から1本中へ入ったあたりで見かける。価格は Carrefour よりやや高い。でも営業時間が長い。ちょっとしたコンビニ感覚。
カレフールの商品をもっと見たい人は ⬇︎
(ちなみに、カルフールは、フランス語の発音。)
続いて、スペインのチェーンスーパー Mercadona (メルカドーナ)。野菜が新鮮!商品の値段が安い!中心地の最寄りは、カタルーニャ広場から歩いて5分くらいのところにある Urquinaona (L-1) (L-4) というメトロの駅のそばの店舗。
ずっと家から歩いて1,2分の場所の Carrefour に行っていたけど、ある日スペイン人の友達に「メルカドーナ行ったことないの?絶対行った方がいい!」と、かなり驚かれ…行ってみると、…すごく気に入った!商品が他のスーパーと全然違うから楽しいし、質も高い。⬇︎ に載せてる写真のうち1枚は、Urquinaona駅の近くにある店舗の入り口。スルーしてしまいそうなくらい小さいが、中は広くて地下にもフロアがある!上には肉屋さん、野菜やフルーツ、チーズ、ソース類や缶に入った食べ物、冷凍食品などがある。下に降りると魚屋さん、お菓子やパン、薬局、日用品、ベビー商品など。日本のスーパーでよく見かけるような「パックに入った魚 (さばいてくれている)」があって便利。よく白身魚のメルルーサを買う。
メルカドーナの好きな商品は、オーブンで焼くだけのラザニアと、下に載せてる3種類のサラダと、ギリシャヨーグルトのイチゴ味。このヨーグルトには HACENDADO と書いてる。HACENDADO は、いわゆるここのスーパーブランドでお手頃価格な商品たち。
あと、お菓子コーナーにあるキャラメルポップコーンがめちゃめちゃ美味しい。
その他の商品はこちら ⬇︎
調味料売り場にあるローレルの葉っぱは、料理が好きな友達へ買って帰ると喜ばれる。日本のより1枚1枚が大きくて使いやすい。値段は1パック300円以下。
最後に、Bonpreu (ボンプレウ) について。ここもよく利用するスーパーで唯一、ポイントカードを作っている。割とポイントの付きが良い。洗濯洗剤と柔軟剤の安売りの頻度が高い。あと、ハリボの損値もここ。なかなかハリボの安売りをするお店は無いが、ボンプレウは、たまに「2パック買ったら2つ目が70パーセントオフ」の値引きををしてる。だから帰国の数ヶ月前に見かけた時には、お土産用に買いだめをする。『安い=賞味期限が近い』というわけではなく、どれも余裕で1年はある。
敢えてここで買う商品は Bonpreu ブランドの "aigua" (水) と、ハートの形のパイ (土産用) と、下のクッキー。水は絶対にボンプレウの、このブランドに限る。というのも…日本にいるときはいつもお茶を飲んでたから気づかなかったが、『水』にも色々と種類がある。大きく分けると硬水・軟水、その中にも何種類かずつ…。「高いブランドの水=日本人が飲みやすい」ということはなく、日本の水により近いものを移住してきた当初はよく探していた。そこで見つけたのが、このお水。日本の家やレストランで飲んでいた水と同じ!めちゃくちゃ飲みやすい。ラッキーなことに、ボンプレウブランドだから安い。2Lで0.25ユーロ。いつも8Lを2つ両手に買って筋トレしながら帰っている (笑)
ボンプレウは、カタルーニャのスーパー。Bon (良い) + preu (値段) という意味。Urquinaona (カタルーニャ広場から徒歩5分弱のメトロ駅) の近くに2店舗ある。バルセロナ市内には数店舗。語学学校のすぐ真横と、アカデミアの近くにあったから大学に入るまでは、特によく利用していた。上に紹介した2つのスーパーと違う良いところは、パン (日持ちするタイプではなく、そのお店で作っている方のパン)。上の2つも、十分美味しいけど、雰囲気がちょっと業務用っぽい。だけど Bonpreu のは、パン屋さん感が強い。
【追記: 2019年2月20日】
最近またこれにハマりだしたので…追加!⬇︎ は、スーパーでよく見かける「搾りたてオレンジジュースが飲める機械」。
横にあるボトルの大きさを選び、1本とって、ジュースが出てくるレバーを引くだけ。地元のおじいさん、おばあさん、主婦、学生も買っている。搾りたてだから市販のパックのものよりは値段が高い。けど、カフェで頼むよりは安い。どこも平均、1Lで3.50ユーロ (約450円)、中くらいのサイズが2.90ユーロ (約380円)、一番小さいのが1.80ユーロ (約235円)。ジュースをボトルいっぱいに入れたらフタを閉めて、カゴに入れて、精算時にレジに出すだけ。スペインのフレッシュオレンジジュースはハマる美味しさだから是非一度!
【おすすめビール】
地元民からも、バルセロナ在住の日本人からも特に評価が高い缶ビールは ⬇︎ 黄色のモリツと、赤のエストレージャ。
おすすめ記事: