バルセロナ大学には、WindowsユーザーとMacユーザーどちらが多い?授業はノート派?パソコン派?
授業中に集計を取ってみた。
【シェア率上位5社】
TOP1: Apple (アップル)
カリフォルニア州に本社を置くアメリカの多国籍テクノロジー企業で世界的に認知度が高い。バルセロナ大学哲学部のパソコンユーザーの中でのシェア率No1.ブランド。
TOP2: HP (ヒューレットパッカード)
アメリカの企業。アップルに続き、 PC分野で多くのシェアを持つ世界のトップメーカー。お手軽な価格が特徴のひとつで、スペインでもコスパの高さに定評がある。
TOP3: ACER (エイサー)
スペインの企業かと思いきや、台湾のパソコンブランドだった。世界160以上の国と地域で展開するメーカー。生徒のノートパソコンとして見る回数より、事務室や教育施設のスタッフが使用しているのを見る回数の方がダントツ多い。
TOP4: LENOVO (レノボ)
本社はニューヨーク州にあるが、中国発祥のブランド。エルコルテイングレスのエスカレーターで最近広告を見た。コスパが高い上、丈夫な性質とセキュリティ性の高さが評価されている。
TOP5: Huawai (ファーウェイ)
中国のブランド。ファーウェイのノートパソコンは、ぱっと見、MacBook Proに見える。イタリアの大学でも使っている生徒が数名いた。
【ノートパソコンの種類】
TOP1: MacBook Pro 14人
TOP2: MacBook Air 10人
TOP3: HP 6人
TOP4: ACER 3人
TOP4: LENOVO 3人
TOP6: iPad 1人
TOP6: Huawai 1人
【ノート派?パソコン派?】
授業中、紙にノートを取る人とパソコンで教授の言葉を打ち込む人、圧倒的に多いのは前者。ボールペンをノートや白紙に走らせる。みんなひたすら書き綴る。デジタルの教材を用いる授業 (授業中に読む哲学書を教授がオンラインにアップロードしている授業) であれば、パソコンを持って来る生徒の数が増えるが、それでも10分の3くらい。家で勉強をする時、レポートを書く時、プレゼンに向けてパワーポイントを作成する時にパソコンを使う。その他の場面では、やはりノートとペンが良い。
【おすすめは?】
留学や大学進学を機にパソコンを購入する人におすすめをするのは、断然Mac。学部や専門を問わず、マルチタスクに向いている。いわばグローバルな人材にぴったりのパソコン。
バルセロナのカフェテリアでノートパソコンを広げて作業をする外国人は、だいたいMacBookを使っているイメージ。スペイン人は、パソコンにあまりお金をかけないイメージ。
【学生以外は?】
2019年4月に120のスペイン企業を対象に実施されたある調査によると、Windowsユーザーは、全体の90%だった。Macはスペインの国内市場に定着しているオペレーティングシステムであるが、MicrosoftのWindowsは、今もなお1位の座をリードし続けている。
【メディアマーケットの売り場】
日本と同様、売り場のスペースが広く、バリエーションがより豊富なのはWindowsのパソコンたち。
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