「〇〇にはあれを贈ろう!」と、良いアイデアが浮かびやすい私は、プレゼントを選ぶ時間が短い。
基本的にあげたいものは、見つけた時に買う。
しかし、唯一の例外は、仲の良いイタリア人の女友達3人に贈る『誕生日プレゼント』と『クリスマスプレゼント』。毎回、悩む。分かりそうで分からない。
日本とイタリアの美の概念の違いに、好みの違いがプラスされているのか、一緒に買い物へ行っても、内2人とは「可愛い」の基準がなかなか近づかない。「欲しい!」と思う物も被ったことがない。
今年は、会って渡すことが出来ないため、なおのこと頭を悩ませた。
何をあげよう?
何が嬉しいだろう?
【あげる相手】
3人とも20代前半。明るく陽気な南イタリアの女の子。
【予算】
20-35ユーロ/人
➡︎ 大学の友達同士であれば、20-25ユーロが平均的だと思う。
【どこで買うか】
私は今、バルセロナにいる。この時期 (12月半ば) に国をまたぐ郵送は、クリスマスに間に合わない可能性大。スペインのアマゾンで購入し、イタリアへ贈るのも大差ない。
➡︎ イタリアのアマゾンのアカウントから購入することに。
【品物候補】
まっさらな、まっしろな、白紙の状態からスタート。
まず頭に浮かんだのは、自分がもらったら最も嬉しいプレゼント「お花」。…驚いたことに、Amazon.it (イタリアのアマゾン) には、生花がひとつもなかった。なぜだろう?造花か、枯れない加工が施されているプリザーブドフラワーしかなかった。
お花屋さんのHPから購入しようと思ったが、よくよく考えてみると、カラブリアは豊かな自然に囲まれた土地。綺麗なお花はあちこちに咲いている。…別の物にしよう。
…と、お花は選択肢から消え、
次に浮かんだのは、マカロン。
LADUREE (ラデュレ) はアマゾンにないだろうなと思いきや、マカロン自体存在しなかった。マカロンの本か、小物入れか、キーホルダーしか。
じゃあ…
お取り寄せスイーツや、グルメでいこう。クリスマスは家族と過ごすから、みんなで楽しく食べてもらえるだろう。
…またしてもヒットせず。
…
…
温かい靴下は、サイズが分からない。
…
…
王道の、スパセットにしよう。
何十種類とある中から、選んだのはバラのこれ ⬇︎
残るはあと2人。
…
…
私がカバンに入れている日本製のコンパクトミラーを前に欲しいと言っていたのを思い出し、Specchio piccolo (小さなミラー) と入力してみると…ちょっと違った。
…!鏡関連でジュエリーボックスが出てきた。好きそう。持ってなさそう。候補。
ここから『口コミを読めば良い』ことに気づき、最近の購入者の感想を比較して決めた。動画や写真を載せてくれていると、非常に参考になる。イタリア人女子の「Bellissimo!!!」の要素がよく学べた。
初めてじっくりと見たジュエリーボックス。
どの点で値段に幅が生まれるのか、分かった。値段が低いものは、素材がしっかりしていないだけでなく、イヤリングの穴がやけに多かったり、細かく中が仕切られていなかったり。
あとひとつ。
クリスマスの定番、チョコレート。みんな大好きチョコレート。
ブランド候補は、
・リンツ (Lindt)
・ヴェンキ (Venchi)
イタリアのスーパーには、リンツの商品が何種類も並んでいるため、特別感が高いのは、ヴェンキ。毎年クリスマスバージョンのデザインが可愛い。
公式ショップから買うことにした。
25ユーロの商品と送料6ユーロくらいかな?と思いきや、…41.90ユーロ (約5250円)。DHLという選択肢しかないらしい。
軽い小さなチョコの送料で2000円は高い。
結局、これにした。
【悩みに悩んだ結果】
2020年、3人に贈るのは、
・スパセット
・ジュエリーボックス
・バッチのチョコ
【おまけ①】
今年の家族の誕生日は、弟以外全員食べ物にした。
祖母: カステラ
価格:2,620円 |
祖父: カット生ずわい蟹
母: 超特大ほたて貝柱
いずれも大好評でリンクを載せたいところだけれど、値段が出てしまうので、割愛。
弟: コルクの世界地図
【おまけ②】
最近見つけた可愛いカップとボード。
マグカップは、カタルーニャ広場の横のデパート、エルコルテイングレスの5階で買った。3ユーロ (約380円) だった。重さもサイズも使いやすい。もうひとつ買いに行っていつかのプレゼントにする予定。
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