知らない電話番号からの…
【着信】
取るべき?
無視するべき?
【履歴】
掛け直すべき?
着信拒否するべき?
ほっといて大丈夫?
LINE・WhatsApp・Instagramなどのアプリを通さず、直接入力して電話をかけるタイプからの着信は、年々減ってきているのではないだろうか。私の元に唯一、かかってくる可能性があるのは、自分が何かを申し込んだ...
・学校
・保険会社
・警察署
・不動産会社
・郵便局
・銀行
先週、新しいSIMカードを買ってからはまだ一度も見知らぬ番号からの着信を受けていないが、「こんな番号からかかってきていたのですが…」「この番号知っていますか?」という相談を最近、立て続けに留学生の方々から受けている。言われてみれば、スペインは日本よりスパム電話が多いのかもしれない…。
じゃあ、どのように普通の電話と迷惑電話を見分ければ良いのか。
⚠️ この記事の中に登場する2種類の番号 (666555444と999888777) は、架空のもの。実際は連番ではないことがほとんど。
【見分ける方法①: Google検索】
「666555444」という気になる番号の履歴が残っていたら、これをそのままGoogleにコピペしてサーチすれば良い。もし、これが普通の番号だったら下のようなページが約29件ヒットする。
もし、スパム電話、いたずら電話、迷惑電話だったら…
・ヒットしている件数が桁違い。(1080件)
・検索エンジンの上位にくるサイトのタイトルに、número spam (スパム番号)・ten cuidado (要注意)・llamada molesta (迷惑電話) などのワードが見られる。
別のスパム番号でも検索してみた。下は、マドリッドからかかってくる悪質な番号で、ヒットした件数は上の2例を大きく上回って約9410件。スパムリストにも入っている上、115件の通報・37ユーザーがブロックしているという情報まで表示される。
とりあえず、ヒットした件数が40件以下の場合は、個人の普通の番号と考えて大丈夫だろう。中には掛け間違いもあると思う。
すぐに検索出来ない、リアルタイムでの着信はどうすれば良いか。
【見分ける方法②: 曜日と時間帯】
日本だと、土日でも勧誘電話を受けることがあるが、実はスペインでそれは禁じられている。2014年の裁判で、「勧誘や宣伝の商用電話は、平日の営業時間内」と決められたため、会社が早朝、夜中、週末にかけることは出来ない。
不安なら無視をしても良い。気になるなら電話を取って、相手の一言を待っても良い。
【してはいけないこと】
いくら相手が銀行や携帯会社の者だと名乗っても、NIEの番号と口座番号を電話口で言ってはいけない。日本語なら落ち着いて「怪しい」という判断が出来るだろうが、スペインに来て間もない頃は特に、慣れない言語にテンパってしまうことがある。個人情報を電話で求める『良い会社』は聞いたことがない。おかしいと感じたら電話を切るか、「明日オフィスへ出向きます」と言おう。
【しておくと良いこと】
登録や申し込み時に相手から名刺や番号をもらうたび、登録しておくと楽。私は電話番号を伝えた後、「どんな時にかかってくるのか」をいつも聞くが、案外電話でコンタクトを取ってくる場所は少ない。どこも基本はメールで連絡。
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