BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活6年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【どうやって渡せばいい?】お金を封筒に入れる文化がない国

スペインイタリアにはお金を封筒に入れて手渡す文化がない。銀行のATMの横に封筒なんか置いてないし、お店にも茶封筒・ポチ袋が売られていない。日本だとコンビニやスーパーで必ず買えるのに…。では、人々はどのように習い事のお月謝を先生に渡したり、家賃をオーナーやシェアメイトに渡すのだろうか?…友達に立て替えてもらった時は?f:id:kaedetaniyoshi:20181117215201j:plain

結論から言うと、普通に財布からお金を出してそのままハイっと相手に渡す。日本人からしたら違和感があるが、相手が先生、教授、上司、取引先、友達…誰であっても封筒には入れないらしい。

だから誰かに渡さない時は頑張って封筒を調達しなくても大丈夫!そのままあげても「失礼」とか絶対思われない。

スペインで4年、イタリアで1年過ごしてきて今までに1度だけスペイン人が封筒にお金を入れてくれた例外がある。それは La Caixa の銀行口座を解約し、口座にあったお金を全額現金でもらった時。確か、日本円にして100万円近くあったような気がする。さすがにこの大金を裸でやりとりすると、渡す方も貰う方も困る。その時初めて「うわ!封筒に入ってる!」と懐かしさを覚えた。でもその封筒は手紙用だった。 

 

私たちは封筒が無ければ可愛い紙を折ってポチ袋を作ったり「すみません、裸で失礼ですが…」と一言添えたりする。「裸銭」って言葉も存在するくらい、日本にはお金に関するマナーがいくつか存在する。

・お札の顔の向きを揃える
・ピン札を準備する (不祝儀を除く)
・お札の折り目の向き
・封筒の表に「▲▲代〇〇円」と書く時もある

など、全てスペインイタリアにない文化。こちらでは、結婚のご祝儀でたまに現金を贈ることがあって、その時に包むだけのよう。(現金じゃなく電化製品や家電をプレゼントすることが多い国。)

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この前、賑わっている人気のカフェテリアでスペイン人の友達とコーヒーを飲みながら話していた時、いきなり「あーこれこの前のね!忘れないうちに渡しとこっ!」って私が立て替えてたお金40ユーロくれた。10ユーロ4枚を裸で。

それがこの国の文化だからそれに対して失礼だ、とは一切思わないものの…やっぱり「あ、日本と違うんだ」と毎回感じる。

イタリアでも同様で、誰かが立て替えてくれた時には裸で返す。半年前に、大学に変わった教授がいて授業中「明日僕の本の代金、1人15ユーロずつ集めます〜!次の試験までに読むように!」と自分の書いた本をみんなに売りつけてた。翌日、全員ブーブーいいつつ、15ユーロ裸で払って名前にチェックをつけてもらった。で、先生は100人からもらった大金をごそごそカバンにいれていた (笑) …封筒が恋しい。