BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【500ユーロ札はまだ使える?】スペインとイタリアでどうにかしてみた

2017年:「500ユーロ札がもう使えなくなるらしい!早く銀行に行った方がいい!」とあちこちで噂を聞くようになった。
2018年:「今年末で発行は停止するが無期限で法定通貨としては使用できる」と欧州中央銀行が発表したのを読んだ。

支払いをしにバルセロナの銀行 (La Caixa) に行った時「そういえば家に1枚500ユーロ札あるんだけど、急いで替えなくても使えるんでしょ?」と確認すると『使えるのは使えるはず!でも早めに替えとくのがいいよ〜。』と言われたので…

手元にずっとあった500ユーロ札 (約6万5000円札)を両替することにした。

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バルセロナ (スペイン) では、大きな額のお札を小さいものに替えてもらう時に「銀行口座を持っていること」という条件がない。だから基本的にどこのオフィスでもNIEやDNI (身分証明) を出せば両替してもらえる。(EUの中には現地の銀行口座がないと両替してもらえない国もあるみたい。)

 

それからイタリアに引っ越すことになり…
現金の移動が必要だったため
またまた500ユーロ札が私の元にやってきた。

思いの外、

イタリアの大学構内にある銀行 (Unicredit) はスペインの (La Caixa) と違って何かと不自由で…

・ウニクレジットの口座を持ってない場合は、大きな支店でしか両替が不可能 (100ユーロ札でも無理)
・現金で支払いをするのも大きな支店以外は不可能

…しばらく家で眠らせておくことに。

そして2018年の夏、後期の学費が390ユーロという通知を受け取ったので「やっと500ユーロ札使えそうな額!」と思い、大きな支店へ直行。

カウンターで財布から1枚だけ取り出し、

おじさんに差し出すと…

『うわ〜〜〜すごいね〜!持ってたんだね!(笑)』と言われた。「これ使えなくなるんでしょー?普段そんな大きな買い物しないから今使っとこうと思って!」と返すと『そうだな〜使えなくなるって言う人は多いけど公の発表はあくまで製造が廃止だからな〜。今後も使えるはずだけど、個人的には早めに替えるのをおすすめするよ。』と。

つまり、

・500ユーロ札は今後も普通に使える
・スペインでもイタリアでも銀行員さん曰く、早めにくずしておくのが安心

と言うわけだ。

とりあえず手元からそんな不安なお札が消え、一安心だった。

半年後…

今年 (2019年) の1月にバルセロナに戻った時、また500ユーロ札を2枚も…。参ったなあ…替えてもらえないのかな〜と聞くと「うちの支店の在庫的にこれしか渡せないんだ。悪いけどもし大きな額が困るのであればこの近くにいくつかある小さなオフィスに行って100ユーロ札とか50ユーロ札に替えてもらってよ。」

仕方がないので家に帰る途中に小さなカイシャのオフィスに立ち寄ることに。すると、イタリアと違い、NIEさえ出せば嫌な顔せずサッと両替してもらえた。「100ユーロより50ユーロの方が日常生活で使いやすいでしょ〜!50で出しとくね!」

 

スペインで家を借りる時に不動産会社か一緒に住む子に預けるデポジット (保証金) として使うのに便利だった500ユーロ札。回収が始まった (始まる) 国もあると聞くので、やっぱり早いうちにどうにかするのが良いみたい。…まあ滅多にお目にかかることのないお札なんだけど。

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