BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【カタルーニャ語】マドリッド人はどれくらい理解できる?

 

カタルーニャ語カステジャーノ語 (スペイン語) は似てる?スペイン語とカタルーニャ語で会話は成り立つの?この質問の答えはあるスペイン人ユーチューバーの面白い動画を引用しながら書いていく。

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今日紹介する動画は Leo (レオ) というカタルーニャ出身のYoutuberのもの。彼はこれまでに何度も自身のチャンネルで「CATALAN MADAFAKA CHALLENGE (カタラン マダファカ チャレンジ)」というゲームをしてきた。カタラン マダファカ チャレンジとは、レオがカタルーニャ語の単語を10問、カタルーニャ語がわからないスペイン人に出題。5問は日常でよく使う超簡単な単語で、あと5問はだんだん難しくなる問題。今回例として使う動画は1番簡単だった第3回 JPelirrojo (ホタペリロッホ) というマドリッド出身のYoutuberに問題を出すもの。

カタルーニャで育った・生活した経験がないホタペーはもちろんカタルーニャ語は話せないしわからない。そんな彼に出題した1問目の単語は「Carrer (カレール)」。これはバルセロナに住んでいる人はわかって当然な問題。ホタペーがまず思い浮かんだスペイン語は『Carretera (カレテーラ: (高速)道路) か Carrera (カレーラ: 学部/レース) 』らしい。結果、不正解。答えはスペイン語で道を意味する『Calle (カジェ)』だ。ミスすれば顔に落書きをされる。

 

2問目は「Senzill (サンジー)」これを聞いたホタペーは想像もつかない様子で何度も繰り返す。頑張って文字にしてみようと試みる (スペイン語はローマ字読みだけどカタルーニャ語はそうじゃないから)。彼の出した答えは『Sencillo (センシージョ: 繊細)』見事正解!レオは「これがわかるなんてすごいじゃん!」とびっくり。

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3問目は「Home (オマ)」で、見当がつかないホタペーはレオにヒントをねだる。カタルーニャ語で「Home (オマ)」を含むワンフレーズを言ってあげることに。そのヒントのおかげで『Hombre (オンブレ: 人/男性)』という答えにたどり着いた。

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4問目は簡単「Escoltar (アスコルタール)」でこれは即正解『Escuchar (エスクチャール: 聞く)』だった。5問目「Mullat (ムジャット)」もカステジャーノ語と似てるから簡単だよというレオに対して、ホタペーは迷ってる様子で『Mujer (ムヘール: 女性)』と解答。しかし答えは『Mojado (モハード: 湿っている)』だった。続いて後半戦、6問目は「Atur (アトゥール)」で「これは政治というか現代のテーマと関係がある感じ」とヒントを出す。それでもわからないホタペーはスペルを聞く。A・T・U・R と綴りを聞いたものの、さっぱりわからない。『何も出てこない、わからない』と言う彼に「適当でもいいから一単語。ほら今僕らの社会が抱えてるテーマだよ」とヒントを。そして『independiente (インデペンディエンテ: 独立)』と解答。残念ながら答えは『paro (パロ: 失業)』だ。

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7問目「Estalvi (アスタルビー)」この単語を聞いて『アスタルビイー?めっちゃカタルーニャ語っぽい響き。この単語はよくカタルーニャ人が使うやつ?』と質問。レオは「カタルーニャっぽい単語」と、そしてホタペーが出した答えは『Tacaño (タカーニョ: ケチ)』しかし答えは『Ahorro (アオーロ: 節約)

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8問目は「Gos (ゴス)」だ。『ゴスって聞いて浮かんだ単語があるんだけど、違うってわかってるからな〜言わない』とホタペーが言うとレオは試しに言ってみてと言う。そこで『Fantásma (ファンタスマ: オバケ)』と答えると、そりゃ違うねと笑われる。それから動物と言うヒントを聞いて少し悩み、『Ganso (ガンソ: だちょう)』と答える。「ゴスは Perro (ペロ: 犬) だよ」とレオ。『ゴスが犬?ゴスがあ?ありえない!変なの〜〜ありえないだろう(笑)』とホタペーは納得いかない様子。

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9問目は「Gaudir (ガウディール) だけどアントニ・ガウディではないよ!」と笑いながらレオは言った。ヒントを聞くも答えが出てこず、正解を言うことに。『Disfrutar (ディスフルタール: 楽しむ)

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ラストの問題は「Creïlla (クレイージャ)」だが、わからないからヒントとしてカタルーニャ語で一文何か言ってとお願いする。そこでレオは「マクドナルドへ行って Creïlla を買う」というヒント与える。『PATATAS (パタータス: じゃがいも) しか思い浮かばない!ポテトだろう!』と強気で答えた。お見事、正解!

こんな感じで第3回は割と正解が出る、易しめの単語ばっかりだった。このカタラン マダファカ チャレンジは回を重ねるごとに大好評!スペイン人たちから「面白い!」と評価されいる。これを全部見続けていてわかったことは、

・カタルーニャ州以外の人は「カタルーニャ語っぽい音・響き」をイメージとして持っている。
・スペルを見れば正解率がぐっと上がる。
・何単語かわからなくても全体の雰囲気から相手の言いたいことを理解できる場合が多い。
・スペルも発音もスペイン語と全く違う単語に対しては全く見当がつかない。
・スペイン語と全く違うじゃないか!完全に別の言語だよ!と反応するスペイン人が多い。

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カタルーニャ人がスペイン人とカタルーニャ語で会話をする時は出来るだけスペイン語に近い単語を選んで使うらしい。「あるカタルーニャ語の単語Xには類義語のYがあって、Yがカステジャーノ語 (スペイン語) のZと似ている時は、似ているYを使う」と言うこと。