The Times Higher Education (通称: THE) の世界大学ランキング2019が発表された!自分の大学が何位くらいに入ってるのか気になって調べてみた。
ランキングを見てみると、今年もやはりアメリカとイギリスの大学が首位を占めていた。他国の大学名を見てもいまいちピンと来ないため、日本の大学と比較してみることに。
見てみたものの、日本の大学のレベルに関しても疎いんだった...。スペインの大学とイタリアの大学を比較する方が分かりやすかった。
UB (バルセロナ大学) vs UAB (バルセロナ自治大学)
UNICAL (カラブリア大学) vs UNINA (ナポリ大学)
バルセロナ大学 201-250位
カラブリア大学 401-500位
ランキングで驚いたのは、カラブリア大学の順位が予想より高かったことと、ちょっとライバル意識があるUABが上位に来ていたこと!すごい。
【蛇足情報】
ランキングは下だったカラブリア大学だが、1週間当たりの授業数は意外にもバルセロナ大学より多い。UBは25〜30時間だけど、UNICALは30時間以上。イタリアの大学は3年制だからギュっとなっている感じがする。でも、カラブリア大学は先生が遅刻して教室に来ることが多いから、とんとんかもしれない。
イタリアの身近な大学のランキングは…
ナポリフェデリコ二世大学は301-350位
ボローニャ大学は180位
ベローナ大学は401-500位
トリノ大学は401-500位
パドヴァ大学は201-250位
パドヴァ大学もバルセロナ大学もEUでは相当評価が高いのに、世界的に見ると201-250位という。
THE はこの他にも「ヨーロッパの教育指導ランキング」「新しい大学ランキング」「世界的に評価がいいランキング」など様々な調査を行なっている。ちなみに、ヨーロッパの教育指導 (質がいい教育が受けれる) ランキングでは、
バルセロナ大学: 19位
バルセロナ自治大学: 20位
という結果に。立て続けに並んでいるのはなんか嬉しい。
スペイン人やイタリア人は日本人のように「名が通った大学に通いたい」とか「一流の企業に入るためには〇〇の大学が良い」とか、肩書きにこだわりがないからか、どの国公立大学でも質の高い授業を受けることが出来る。しかも授業料は、日本の大学と比べ物にならないほど安価。そして、大学で勉強する学生は全員が勤勉。勉強が嫌いな人はもう仕事をしてるから、やる気がある人のみが肩を並べて勉強をしている。
スペインやイタリアの大学生の『理由・目的・夢があってココにいて、コレを学んでる』っていう姿勢は本当に素晴らしい。
日本は小さな国なのにも関わらず、82の国公大学、87の公立大学、そして588もの私立大学が存在する。この数をどう見るか。
高い学費を頑張って払って得た学歴が評価される社会になってるのかな〜…
とりあえず「大学」はいつの時代も勉学を楽しみながら極めていくはずの空間であってほしい。
でもまあ、日本の大学には通ったことがないから…
「語り得ないことについては沈黙しなければならない。」という1番好きな哲学者の名言。ウィドゲンシュタインが言う通り、わからないことについては批判も評価もせず!今日はこれで終わり。
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