日本からスペインに海外送金する際、一番気になるのは…手数料。そして相手にお金が届くまでに何日かかるか、だ。
スペインで銀行口座を開設し、日本からその口座に直接国際送金する時に、おすすめなのがゆうちょ銀行の国際送金。ゆうちょダイレクト (登録無料) でオンライン送金をすると、手数料は一律2000円!
【送金限度額】
1回100万円未満、1日200万円以下、1ヶ月500万円以下
【4つのメリット】
① PCからでもスマホからでも24時間利用可能
( ⚠️ 23:55〜00:05の10分間のみ使えない)
② 送金先を登録でき、次回も同じ相手に送る場合はいちいち申込書をまた書かなくてもいい
③ 1回あたり一律2000円の手数料で安い
④ 自分が国外にいたとしてもオンラインで日本の自分の口座から海外の口座へ簡単にお金を移動できる
ゆうちょダイレクトを使って日本の口座からスペインの口座 (la Caixa) へ国際送金しよう!と思い、まずは無料登録をした。登録時に必要だったのは、自分の通帳のみ。表紙をめくったら書いてある記号番号という数字を入力。
【注意点】
登録から実際に送金 (手続き) するまで、最低2日はかかる。ゆうちょダイレクト登録 (無料) は、5分もあれば出来る簡単なものだが、書類が2,3日後 (営業日) に郵送で届く。その中に「制限解除用ワンタイムパスワード」という6桁の数字が記されていて、これをマイページに入力して初めて国際送金が利用できるようになる。
➡︎「今日中にどうしても送らないと!」という人には不向き。(前もって登録してあれば話は別。)
1度登録しておけば、必要な時にすぐ国際送金できるから便利。
<送金時必要なデータ>
- 受取人 (口座) の 名前
- 受取人住所
- 受取人の口座番号 (例) ES...
- 自分の住所と名前
- 送金額
- 送金目的 (例) 娘の学費 / 宿泊費用 等
<銀行口座当て送金の場合は>
- 受け取り銀行 (例) LA CAIXA
- 支店名 (その支店がある通りの名前なことが多い)
- 銀行住所・国名 (支店の住所)
→ 窓口でする際には必要
- 銀行コード (別名: BICやSWIFTコード)
↑ こんな感じ。
必要なデータさえ手元にあればすぐに出来る!今回は、たった900ユーロの送金だったため「手数料一律2000円!」いうお得感はあまりなかったものの、窓口でするよりだいぶ安い+わざわざ郵便局に行く手間も省けた。送金目的もやはり必須項目。予め、いくつか候補があるので、自分の当てはまる目的を選び、誰のためのお金なのかを書けば完了!
日本の口座からスペインの口座に届くまでにかかる日数は2〜4日!楽な割にセキュリティはしっかりしている。何個も個人認証のためのパスワード、質問を登録した。それで画面がスリープ状態になったり、前の画面に戻ろうとするたびにまたそれを入力しなければならない。
【レートについて】
国際送金をする時に気になるのがやっぱり、レート。ネットで今日のレートを見たら1ユーロ128.89円だった。「海外送金するとなれば割高で多分1ユーロ135円くらいなんだろうなー」と思っていたが…
為替レートはなんと130.15円!
128.89円 → 130.15円
とても良い。
このゆうちょダイレクトのもう1つの注意点は、最後の方にある項目「送金人との間柄」をきちんと記入すること!これを書かずに手続きを進めることもできるが、実はこれ大事な必須項目。(記入漏れエラーにならないから間違えて一度、書かずに送信してしまったことがある…。) もし、これを書いていないとどうなるか…
「記入ミス=事故訂正」という扱いになり、内容を訂正するのに+2000円もかかってしまう。本来なら手数料2000円で終わる国際送金のはずが、こんな小さなミスで、もう2000円払うのは痛い。だから全て記入し終えたら今一度、確認を!
初めて利用した時には、記入漏れで手数料が合計4000円かかってしまったけど、それ以降は2000円で海外送金出来ている。ゆうちょダイレクトは、わざわざ郵便局に出向かなくても3〜5分あれば、すぐに送金の申し込みが出来るし、何より自分がスペインにいながらも日本のゆうちょの口座からお金を動かせるから、とても便利!
<2019年3月8日追記>
先日、日本の口座からスペインの口座へ70万円を (ユーロで) 送ったら過去最速の「翌日入金確認」出来た。速いのは本当に助かる。
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