バルセロナで連日完売している大人気のチーズケーキを食べてみた。お持ち帰り用のボックスからお皿に移すのが難しいほど、とろとろ。チーズケーキの概念が変わった。
【お店情報】
名前: JONCAKE
住所: Carrer dels Assaonadors 29
営業時間: 12時半-20時 (火曜-日曜)
最寄メトロ駅: Jaume I L4
公式HP: www.joncake
インスタ: @joncake.es
ここのチーズケーキは、毎日手作り。
【歩いて行きやすい立地】
カタルーニャ広場から徒歩10分ちょっと。ピカソ美術館のすぐ近く。アクセスがしやすいだけでなく、非常に治安の良いエリアにある。
【買いに行ってみた】
土日は即完売。今週もインスタのストーリーで大行列が出来ているのを見た。だから空いているであろう火曜日のお昼に行ってみた。13時11分にお店の前に到着すると、既に3組が外で列を作って待っていた。店内には従業員さんとお客さんが4名。外の柱にメニューのQRコードがあったので、読み取り、見ながら待つこと2分。店内へ呼ばれた。オンラインで注文をしていたケーキを取りに来ている人が多かった。中に入るとお持ち帰り用に準備された紙袋がズラーっと準備されていた。
私が注文したのは…24ヶ月熟成パルミジャーノレッジャーノ、16ヶ月熟成グラナパダーノ、ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネをふんだんに使った『Clásica (クラシック)』と、2週間に1度バージョンが変わる『Especial (スペシャル)』。この『スペシャル』の味は毎週インスタグラムに投稿されている。今はティラミス味だった。7種類あるチーズケーキの中で『クラシック』が最もふわふわ&とろとろ。
「クラシックを2切れと、スペシャルを1切れください」と注文した。すると、店長の男性が『これくらいで良いですか?』とナイフでケーキを切る大きさを聞いてきた。話が噛み合っていないと思ったら、量り売りらしい。
カードで支払いを済ませ、商品を受け取る際、「冷蔵庫には入れないでくださいね。どうもありがとうございます。」と言われた。冷蔵庫に入れて保管をする場合は、食べる1時間前に出して常温に置いておく。すると、クリームの食感がよみがえるらしい。
チーズケーキ: 17.44ユーロ (約2300円)
紙袋: 10セント (約13円)
合計17.54ユーロ (約2315円) だった。3人分。
紙袋もお持ち帰りボックスもしっかりしていて、崩れることなく綺麗に持って帰れた。下の写真は、10分歩いた後のケーキ。クラシックチーズケーキ (2人前) は「家でカットした方が崩れないから良いよ」と教えてもらった。店長さんも女性の従業員さんも全員感じ良く、外に並んでいる人たちにも十分配慮が行き届いていた。
クラシック ⬇︎
ティラミス ⬇︎
チーズもケーキも得意ではない私も食べれた。美味しかった。チーズケーキが好きな2人も大満足。
【人気の勢いが衰えない】
全種類のケーキが完売したら、お店のインスタグラムのストーリーに毎日「NO HAY TARTAS」とお礼が載る。今日は、平日の火曜日 (12時半オープン) にも関わらず、夕方18時には完売だった。
ちなみに店長のJon Garcíaさんは、もともと専門が航空エンジニアだった。27歳の時に料理の道へ転向し、有名なレストラン (El Celler de Can Roca、La Tasquería、Leraなど) で経験を積んだ後、シェフ兼パティシエとしてチーズケーキを極めた。
完璧な食感とバランスと美味しいこだわりチーズだけでなく、それらを求めた彼の情熱が味わえる【JONCAKE】へ、ぜひ一度。
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