BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活7年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【もしも哲学部じゃなかったら】スペインの大学で面白そうな学部TOP5

人類学、社会学、心理学、言語学、翻訳学、文学の分野に興味を持っている子からおすすめな学部を聞かれたら、自分が在籍している2つの学位コースを挙げる。

Grado en Filosofía
(哲学部)

Grado en Lenguas y Literaturas modernas
(現代言語学&文学部)

もし、スペインの大学に「哲学部」が無かったら何を学ぶだろう?

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【TOP1】視聴覚コミュニケーション学部
スペインでは、結構ポピュラーな学部。絵や映像と個人の価値観を照らし合わせたり、歴史的観点、技術観点、文化問題、倫理問題から『デジタル時代の視聴覚システム』を分析したりする。あとはメディア市場の調査 (主にラジオ、テレビ、動画、写真) や、光の物理学、目に関する解剖学や物理学、認知理論、色彩理論、心理学、美学、視線運動、デザイン基礎、記号学などを学ぶ。言語学部とは異なる視点からソシュールのラング (言語構造) と、パロール (言語現象) を見たり、シグニフィカンテとシグニフィカードの概念の違いを討論したり。楽しそう。

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【TOP2】心理学部
日本の心理学部は、文系寄りだが、スペインは完全に理系寄りで、人間発達心理学や臨床心理学よりも「脳科学」に焦点を当てている。

【TOP3】犯罪捜査課学部
犯罪学部と迷う。犯罪捜査学部は、その名の通り「犯罪捜査に欠かせない」知識や技術を学ぶ。指紋、髪の毛、繊維、血液型、写真、筆跡、DNAなどを分析して、証拠として提出するまでのプロセスを学際的に踏めるよう、幅広い学問を極める。法学、犯罪心理学、指紋学、法化学、生物学、組織病理学、音響学、電子工学、情報学、人類学など。

 

【TOP4】遺伝学部
バルセロナ自治大学は、スペインの国公立大学で唯一、遺伝学部を設けている。しかも欧州トップレベル。世界規模で見ても上位と言われている。

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自分の大学ということもあって私はバルセロナ大学に強いこだわりを持っているのだが、遺伝学だけは…バルセロナ自治大学に行っても良いなと思う。古典遺伝学、分子遺伝学、集団遺伝学、ゲノミクス、生命倫理など、あらゆる〇〇遺伝学を網羅できるのが非常に魅力的。

【TOP5】インテリアデザイン学部
建築学部と迷った。バルセロナでガウディの影響を直に受けながら建築学やインテリアデザインを学べるのは贅沢。右の写真は、カサバトリョの内部。

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【おまけ】
日本にはない学部が何十と存在するから。これまでに習ったことがない科目を受験対策で学ぶから。様々な影響を受けるから。色んな景色を見て、音を聞いて、肌で異文化を感じるから。本気で机に向かうから。今までとは違う可能性を抱くから。だから「絶対に〇〇学部へ行く!」と決めていても、スペインに来ると高確率でその興味が変わる傾向にある。

これは良いこと。新しい分野に魅かれるのは素敵なこと。

スペインは入試を受けたあとも出願の瞬間まで志望学部を迷える。自らの進路について考える時間が十分過ぎるほどある。私自身もそうであったが、これから入試を受ける人たちは、最後の最後まで「第一志望に何を置くか」を迷うはず。

なりたいものになれる。

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