旅行会社を通さずに、初めて日本からスペインへ行く人へ。今日は、自分で航空券やホテルを手配した旅行の前日と当日の流れをシェアする。
【出発の24時間〜30時間前】
飛行機が出発する30時間前からインターネットでオンラインチェックインが出来る。私がいつも利用するエールフランスとKLMは30時間前からだが、航空会社によって開始時間が異なるので自分の会社のHPをチェックしておこう。
ルフトハンザ: 23時間前
ブリティッシュエアウェイズ: 24時間前
フィンエアー: 36時間前
【オンラインチェックインとは】
事前に、搭乗者のパスポート情報を入力したり、注意事項を読んだり、座席の場所を選んだりしておく作業。メリットは2つ。
① 当日、空港での待ち時間をカット出来る。
② 無料でも良い座席が確保できる可能性大。
利用する航空会社のHPから行えるが、会社によっては「日本語」がないこともある。英語やスペイン語がよく分からない人は、無難に、当日チェックインカウンターでチェックインをする方が良いかもしれない。
私は良い席を確保するために、
毎回オンラインチェックイン開始1分前からスタンバイ。座席には、有料と無料があり、有料だと足元が広い。しかし、実は無料でも有料の席と同じくらい広い席がいくつかあるので、そこをゲットする。
【良い席の例】
これは座席を選ぶ画面。濃い青がスタンダードな無料席、黄色が30ユーロ (3750円)、赤が70ユーロ (875-円)、水色が269ユーロ (3万3625円)。☆印をつけた15Cと15Hは当たり席。この列は全て足元が広い。赤ちゃん連れの人は15D〜15Gの席を優先的に案内してもらえ、座席の前の壁にベビーベッドを設置可能。前列は、お高いプレミアムエコノミー席なのでカーテンで仕切られている。
先月乗った時に撮った足元の写真 ⬇︎ これは15Hと15Jの席。前が壁だから背もたれをいっぱいまで倒されることもない。上の図で言うと、30A〜30Kの列も足元が広い良い席。でも、30Aと30Kは隣が非常口なので冷たい風が外から入ってくる。
【席を選び終わったら】
搭乗券がダウンロード出来る。飛行機に乗る時に見せるQLコードがついた紙が搭乗券。これは印刷しなくてもOK!スーツケースを預ける際にもらえる!
あと、出発当日の前までにしておいた方が良いことは、ホテルやホステルの場所のチェックと予約確認書の保存。⚠️ 常にスタッフが駐在していない安いホステルだと、事前にチェックイン時間を知らせないといけない場合がある。
続いて…
【出発当日の流れ】
慣れている人は出発の1時間20分〜1時間30分前に空港に着くくらいで大丈夫だが、初めての時は少し余裕を持って1時間40分〜2時間前。まずは国際線出発フロアへ。そして自分の航空会社のカウンターがあるエリアへ移動しよう。オンラインチェックインを済ませている人と、まだの人では並ぶ列が異なる。付近にいるスタッフが誘導してくれるのでその列に並べばOK!自分の番が来たらすぐにパスポートを渡せるように、準備しておこう。パスポートを渡すと、行き先と荷物の数の確認をされる。「スーツケースを台の上に乗せてください」と言われたら、乗せて、重さを計り、スーツケースは完了。搭乗券を印刷してもらい、その裏に先ほど預けたスーツケースのデータが載ったシールを貼ってもらい、搭乗時刻とゲートの説明を10秒ほど聞き、終わり!
【手荷物コントロール】
次は、手荷物チェックへ。ここではパスポートのチェックはないのでカバンから出さなくてOK!搭乗券のみ、入る時に必要。ペットボトルなどの飲み物は回収されてしまうので、飲み干すか処分しておこう。コントロールでは、2つのチェックを受ける。危険物の持ち込みの有無と、液体の中身と容量の確認。電子機器や液体物など、カバンから出してトレーに入れてくださいと書かれてあるものを出す。
【出国審査をすれば終わり】
手荷物コントロールのあとは、税関を通過して出国審査。パスポートはケースから出しておくこと。ここではパスポートに出国のハンコを押してもらう。それが終わると、ゲートや免税店がたくさん並ぶエリアに行ける。電光ボードを見て、自分の飛行機の便名、搭乗開始時刻、ゲート番号を確認しよう。出発までまだ時間がある場合 (1時間半〜2時間以上) は、まだ表示されていないかも。
【飛行機に乗る前に】
・コンビニで飲み物や食べ物買っておく。
➡︎ 飛行機の中でも飲み物は出るし、自由に飲みに行っても良いけど、手元に1本あれば安心。日本〜スペインの長距離便は、機内食 (昼食・夕食・朝ごはん) に加え、軽食も出る。アイス、おにぎり、カップラーメン、粉末スープを用意してくれている航空会社も。これらは全て料金に含まれている。
・トイレへ行っておく。
➡︎ 離陸〜約10分は座席を立ってはいけない。
・飛行機の座席番号を確認しておく。
➡︎ 座席の番号順に搭乗コールがかかることも。
思いの外長くなってしまったので、記事を二本に分けることにする。次回、飛行機の乗り換えの流れ (ヨーロッパver.) について詳しく解説!
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