移住・旅行でドライヤーやフライパンを手荷物で持ち込む必要がある時「手荷物コントロールで没収されないかな?」と不安に思ってしまうもの。そこで今回は、ヨーロッパ (シェンゲン内) の国際線で機内に持ち込めるか微妙なアイテムについて。
【フライパンとドライヤー】
バルセロナ (スペイン) からナポリ (イタリア) へのフライトでは、全く問題なく機内に持ち込むことができた。手荷物コントロールでひっかかることもなくスルー。ボストンバックの中に、服と一緒に入れていた。
手荷物コントロールの時、バックやリュックからプラスチック容器に出さなければならないものの写真がある。それらは、
・ipad, ipod, iphoneなどの電子機器
・コンピューター
・液体を入れてる袋
・ベルト
・ドライヤーとヘアアイロン
・電動ひげ剃り
・カメラ
・時計や金属アクセサリー
上記のアイテムは全て機内持ち込みが許可されている。日本の空港では、電動ひげ剃りやヘアアイロンの絵を見かけた記憶がなかったけど、バルセロナの空港にはあった。
フライパンは稀だから書かれていないけど…
大丈夫だった!
IH対応のフライパンが大丈夫だったと言うことは、ほとんどのキッチン雑貨・調理器具がイケるだろう。どこかの国で可愛い手鍋やポットを見つけて購入したけど「スーツケースは壊れたらやだな…」って時には手荷物でok!もし、預けるスーツケースがあるなら、念のためにカウンターで質問するのが無難。
【小話】〜今朝の飛行機で〜
スペイン語が話せる英語ネイティブのCAが2名、機内乗り込みの際に乗客を誘導していた。イタリア語は話せそうになかった。が、バルセロナからナポリの便は乗客の7割がイタリア人。60代のイタリア人夫婦が2組いて客室乗務員に質問をした。
(イタリア人はスペイン人よりも疑問に思ったことをすぐに直接聞きたがる。)
夫婦1「(イタリア語で) 私たち夫婦なんだけど席が離れたから最後誰も隣に来なかったら夫をこの席に来させてもいいかしら?」
CA『…?』
夫婦1「夫婦なんだよ、夫と妻。わかる?」
CA『(スペイン語で) すみません、イタリア語がわかるものを呼んで参ります。』
夫婦2「(イタリア語で) さっきそこで買った土産のこのビニール袋、上に入れたいんだけどスペースがないよ。」
CA『小さな荷物は足元にお願いします。(スペイン語)』
夫婦2「…?」「どこにいれれるの?」
CA『(スペイン語で) ここの足元にお願いします。』
CAは2組の夫婦が話すイタリア語が全くわかってなかった。やはり、イタリア語とスペイン語は "似てる" が、日常会話は成立しにくい。
わかりやすく最初のご夫婦の旦那さんが「夫と妻なんだよ」と単語で説明しようとしたものの、イタリア語の夫と妻は「marito (マリート) と moglie (モッイェ)」そして、スペイン語では「marido (マリード) と esposa (エスポーサ)」
…確かに、
5W1H (いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを、どうやって) 以外の単語は似てない場合が多い。だからそれらを使わない時、スペイン語ーイタリア語の会話は成立しにくい。
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