BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【語力だけじゃない】高卒で海外に出るメリット

高校を卒業して、日本の大学に所属せずに海外に出る人は少ない。だから海外に行きたいけど、周りに相談出来る人・体験談を聞ける人がおらず、前に踏み出せない高校生がいる。大学を中退して海外に留学がしたい人もいる。そんな人たちの勇気付けになればと思い「高校を卒業してすぐ海外に出たからこそ得られたもの」について書く。

① 型にハマらない独創性
② 生きた言語の習得
③ 自立と感謝
④ 教科書には載ってない国際・異文化理解
⑤ 冒険心
⑥ 海外に住める可能性が高い

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【型にハマらない独創性】
グローバル化が進む中で「日本の当たり前」と「海外の当たり前」は両方、早い段階から知っておいた方がいい。なぜなら、日本の型にはまった社会が、海外にはないことに気づけば、もっと自分らしい自由な生き方が出来るし、日本人にとっては当たり前の行動・文化が海外から絶賛されていることを知れば、もっと自分の国に誇りが持てるようになるから。海外留学を決意するに当たって、前例がないことをしてみるも良し、先輩や兄弟が歩んだ道を辿ってみるも良し。でもどこかでオリジナルの人生要素を入れることを忘れずに。  

【生きた言語の習得】
教科書の用法が今も使われているとは限らない。それに言語を学ぶのはテストで良い点を取るためではない。誰かとコミュニケーションを取るためである。だから聞く力・読む力より話す力の方が重要であるのだが、日本の外国語教育は教える人材が海外経験不足で、どうしてもその二つに偏ってしまいがち。海外に出て初めて「話す力・自分を表現する力」が足りない、他国に劣っていると気づく。真の「話す力」は海外で言語に対する危機感 ( 困った!話せない!) を感じて初めてつき始めるものだし、現地で実際に経験した異文化理解は生きた言語習得に欠かせない要素。

【自立と感謝】
海外に出ると、度々「精神的な自立をする」きっかけとなる困難・出来事が起こる。初めての銀行口座開設、現地でアパート探し、スポーツ仲間・仕事探し、語学学校の延長、大学受験、盗難被害、人とのトラブル、携帯やパソコンの故障など。現地の友達に相談してもいいが、基本的には全て自分で解決していかなければならない。やはり慣れるまでは「初めての経験」+「異国の地」という境遇から不安を感じてしまいがち。でもそれを繰り返していれば免疫がついて、どんな困難に直面しても柔軟に対応出来る人になれる。その際に、大切なのは自分の「居場所」を作ること。住みやすい家、落ち着く公園、カフェテリアでもいいし、リラックスして話せる人でもいい。この不安、実は「感謝」に繋がる大切な要素で、今までの当たり前が当たり前じゃなかったと気づかされる。今まで支えてきてくれた人の存在の大きさを痛感すると同時に、他人に感謝が出来る人間になれる。「1人で全て出来る=自立」ではない。たった自分1人で何かを達成できたこともない。絶対誰かがどこかで助けてくれている。

【教科書には載ってない国際・異文化理解】
高校までの教育で基本的な国際事情・異文化が学べるが、これは真っ白で何も描かれていないキャンバスを準備したような状態。このキャンバスは出来るだけ下書きされていない方がいい。(= 先入観や偏見を持ってないうちに外の世界を。)

 

現地で最初に通う語学学校を例に取ると、そこには世界各国から異なるバックグラウンドを持つ人がいる。何日か一緒に勉強していると、友達・仲間と呼べる存在になる。すると徐々に、彼らの価値観・出身地の現状・考え方・人生の概念が分かりはじめる。これは学校の教科書にも、本屋の語学書にも載っていない。現地生活に慣れてきて友達の輪が 語学学校 → 現地 に広がるとまた違った文化が見えてくる。国際理解をする上で、自国「日本」を客観的に見ることも大事。

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 【冒険心】
高卒で海外を考える時に「大学に所属してない不安感 」と「成功 (達成) せずに終わったらどうしよう感」に襲われる人がいる。それは今まで周りに『失敗するから止めておいた方が良い』という人が多かったから。冒険心が生まれにくい環境だったから。(日本にはこの傾向が昔からあるから仕方がない部分もある。) 一方で、ヨーロッパの人たちはどちらかというと真逆で『失敗するかどうかしてみないとわからないじゃん』『失敗しても次がある』『どうにかなる』とチャレンジ精神がすごい。そんな人たちと時間をともにしてたら小さいことを気にしなくなるし、失敗を恐れない精神が自然と身につく。

海外に住める可能性が高い
将来は海外で住みたい!って夢を持ってる人は出来るだけ早く海外生活を経験もしくは移住・留学をするべき。その理由は…

1. 国によっては何年か合法的に滞在していたら永住権・就労ビザをくれる
2. 語力人脈がしっかりつく → 現地で仕事が見つかりやすい
3. 住みたかった国に住んでみると「やっぱりなんか違った」ってなる前に、自分に合う国なのか、言語なのか、国民性なのか確かめれる → 方向性が高まる
(4. 日本にいるより外国人の彼氏・彼女ができる可能性が高い → 結婚すると相手の国の永住権、もしくは配偶者ビザがもらえる)

【最後に】
高卒で海外に出るのと、大学在学時に10ヶ月ほど留学する大きな違いは期間習う時の言語。「期間」はわかりやすい、大学在学中の留学は半年〜最高1年と短いし限られている。「習う時の言語」というのは何語で、伸ばしたい外国語を習うかということ。日本語で習う脳を作ってしまうと、習得と理解に時間がかかる。それはあまりにも論理的に言語を学んでしまうからである。