BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【語学学校vs現地生活】語学学校に行かずに身についた言語の特徴

言語の『学び方』は人ぞれぞれ。

・現地の語学学校に通う
・独学
・オンラインコースを受講
・インテルカンビオをする
・いきなり現地生活をスタート
・いきなり現地の高校や大学に入る
・現地で仕事をしつつ職場で学ぶ
・両親のどちらかがその言語のネイティブ

など、例を挙げるとキリがない。

私は絶対に海外生活ー大学留学は「現地の語学学校」からスタートすべきだと、これまでの経験を振り返って思う。

今日は、語学学校で学んだ言語現地生活の中で学んだ言語の違いをシェアする。f:id:kaedetaniyoshi:20190705192700j:plain

【まずは語学学校で学ぶ】
メリット
・スペルミスがない
・会話でも文法のミスがない (文法が強み)
・将来的にその言語を教える職に就ける
・自信を持って話すことが出来る
・言語の資格や試験に合格する可能性大
・大学に入学後、現地の子と対等関係が築ける
・他の言語も習得しやすくなる

デメリット
・思い浮かばない

【現地生活を通して学ぶ】
メリット
・聞く力とコミュニケーション能力が高まる
・現地の人が使う言い回しを学べる
・同年代のネイティブが使う言葉を学べる
・早い段階から現地の知り合いが出来る
・ミスを恐れずに会話する度胸がつく
・自分に必要な語彙のみを集中して学べる
・学費がかからない

デメリット
・スペルが正しく書けない
・文法がきっちり理解出来ていない
・文法のミスがあってもいちいち指摘されない
・言語の試験を受けても受からない可能性大
・徐々に言語に対する自信を失い、話せなくなる
・大学や大学院に正規入学した時に苦労する (文法が抑えれていないと単位はまず取れない)
・幅広いテーマの会話が出来ない 

 

1年未満の留学は「〇〇語をペラペラになる!上級レベルに達する!」より、異国の風土・文化・習慣に触れながらその言語をもっと好きになり、現地の人と上手くやっていくコミュニケーション力を養う方が大切だと思う。だから文法にとらわれ過ぎる必要はなく、どんどん楽しめば良い。

しかし、現地で2,3年以上、勉学に励んだり、生活をしたりしようものなら、いずれ『文法が完璧に理解出来てない』ことに苦しめられる。必ず、それが足手纏いになる。しかも、間違えて覚えてしまった単語や文法はクセになってしまい、ちょっとやそっとで直せない。

ゼロから学ぶ言語

学び直す言語

ゼロから学ぶのは白紙の状態。学び直す言語はすでに今ある絵を一度消してまた描き直す感じ。消しゴムで消した後でも、たまに前の線をなぞってしまい、また消さなければならないこともある。

どちらにせよ現地での生活を「楽しむ」ことは出来る。でも、長いスパンで考えた時、

後悔しないのは、
文法に自信を持った状態でスタートすること

私の話せる5言語は、全てが全て語学学校で学んだものではない。耳から学んだ言語であったが故に、本当の意味での習得に時間がかかったものもある。

 

【おまけ】
現地の大学の授業に着いていけそうか不安なら、ユーチューブで見てみる手がある。

Clase Universidad de Barcelona とか

Clase Universidad de Madrid とか

Universitat de Barcelona conferencia とか

ちなみにバルセロナ大学のチャンネルは ⬇︎

正規入学・私費留学・交換留学の違い ⬇︎

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