BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【美食国イタリア】味のクオリティが段違いな大学食堂

イタリアの大学では、お昼時になると学生たちはそわそわし始め「メンサに行く?」と隣の席の友達に聞いたり別の授業を取ってる子にチャットをしたりする。MENSAとはイタリア語で学校にある食堂・給食のこと。今日は南イタリアにあるカラブリア大学 (Università della Calabria) のメンサを例に、メニューのすごさ、システム、料金について紹介する。

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【メニューのすごさ】
大学の食堂とは思えない種類の料理がズラーーーっと並ぶ。しかも毎日毎日メニューが変わる。1種類でも同じ献立がその週にくることはないらしい。献立は1ヶ月ごとに大学のHPにアップされ、みんなそれを嬉しそうに見ながら「おいおい来月の2日のお昼 Risotto al limone (リゾット アル リモーネ) あるらしいぞ」とか「明日の夜のファーストプレートは Tagliatelle al ragù romagnolo にしようかな」と沸く。日本の小学生みたい (笑) カラブリア大学には大きな食堂が5つもある。

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イタリア料理が8.5割。たまーに別の州の伝統料理やフランス・アルゼンチン・インド・ドイツ・アメリカ・スペイン・モロッコ・メキシコ・中国料理もある。そんな日は料理名の後ろにカッコがついてる。食堂で「一食」はファーストプレート、セカンドプレート、野菜、デザートもしくはフルーツ、ドリンクと盛りだくさん。例えば11月16日のメニューは、
【ファーストプレート】この中から1つ
- ツナのスパゲッティー
- インゲンマメとマテ貝
- ロマーナ風ニョッキ(ラツィオ州)
- 米入りミネストローネ
- クリオーリョのスープ (アルゼンチン)
- クリームパスタかお米 (バターか油)
- ポモドーロパスタかお米
【セカンドプレート】この中から1つ
- サメのソース和え
- アロマハーブのフリッタータ (オムレツ)
- ラツィオ州の鶏肉煮 (Cosce di pollo ripiene)
- ローストビーフ (アルゼンチン)
- フィレッティーネ (薄めのお肉)
- ホシザメのグリル
- ヒレ肉とアンティークチョーク
- チーズ盛り
- モッツァレラとサーモンのロール巻き
- 野菜のアランチーニ
- 四季のピザ
- 四種のチーズピザ
- ハムのピザ

f:id:kaedetaniyoshi:20181101230626j:plain毎日食事の時間は料理の勉強になる。このパスタこの野菜とこういう味付けしたら美味しいんだ〜とか、白身魚を黒オリーブの実、トマト、パプリカ、オリーブ油と塩で味付けしたらこんな味になるんか〜とか。

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【システム】
まず食堂に入ったら大きな紙を1枚とって、おぼんに敷く。それから料理を取りに行く。ファーストプレート1つ、セカンドも1つ、サラダやデザートなどを取ったら、レジへ行く。そこでお金を払って、コップ・ナイフ・フォーク・スプーンをもらう。

【最近のメニュー】
4.40ユーロ (約580円) で毎日こんなにいい食事ができる!今日のランチ ↓

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昨日 ↓

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【料金】
両親の収入による。毎食無料で食べれる子がめちゃくちゃいるのにはびっくりした。全体の3割以上の生徒は無料な気がする。1.70ユーロ、2.40ユーロ、4.40ユーロの子…もたまにいる。下の表には外国人生徒は4.40ユーロと書いてあるけど、実際にこの金額払ってるのは2割以下の人。外人の友達 (エチオピア人・シリア人・アフリカ人・モロッコ人・イラン人・スーダン人・リベリア人・中国人など) はみーんなISSE証明をもらいに行ってる。「KAEDEも税務署でお金に困ってますって言えばすぐ証明書だしてくれるから行きなよ!」と言われたけど…。私は4.40ユーロの払う価値が十分ある美味しさだと思うし、手続き行くのも面倒だから何もしてない。

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【ISSEとは?】+α情報
イタリアの税務署が出してる「家庭の経済状況を示す」証明書の名前。これによってそれぞれの家庭の「お金に余裕がない」「普通」「十分な資金がある」度合いが定められ、学校での食費 (幼稚園〜大学) はもちろん、国立大学授業料、保育料、医療費が変わってくる。

大学の食堂は一般人も食べることができる!ただ、学生ではないから値段が一律6.70ユーロ (約885円)。でも、レストランで食べるよりはだいぶ安いし、味も家庭的で美味しい!