BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【イタリアでWORKAWAY】ファームで仕事をした体験談

 

2016年の夏休みに初めて WORKAWAY (ワークアウェイ) に登録した。行き先は北欧かイタリアかフランスかルーマニアですごく迷った。悩んだ末、北イタリアのファームで仕事をすることにした。workaway とは…「海外でボランティア (仕事) をする代わりに、ホストが宿泊施設と食事を無料で提供してくれるというサービス」で旅がしたい人や色々な職種を試してみたい人におすすめ。やっぱりみんなが気になるのは「どういうシステム?」「どんな仕事をした?」「メリットとデメリットは?」「お金はいくら必要?」というあたり。今日は実際にイタリアでワークアウェイをしてみた感想を。

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【workawayに登録するのは何円?】
workaway に登録するには年間34ユーロかかる。だいたい4500円。個人で登録すると34ユーロで、カップルか友達と登録すると1人で44ユーロだから1人当たり22ユーロ。この年会費を払えば何回でもボランティアをすることができる。workaway に払うお金はこの34ユーロだけ。1回払ってしまえば、(1年の間に) 1回でも20回でも好きなだけ利用できる。友達や彼氏、彼女と登録するときは注意が必要。いつもその相手と一緒にボランティアをしないといけない。私は8月に休みがあるのに、相方は7月しか空いてない…予定が合わない…って時にはどちらも使えなくなる。「絶対に行く日付を合わせることができる!」って人がいない時は個人で登録する方がいいと思う。

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【なんで登録料がいるの?】
登録料がいる理由は、ホストとやりとりをするため。登録しなくても世界中のボランティアや仕事を見ることができる。でも、興味があるホストを見つけて聞いてみたいことがある時や、ここで働きたい!って思って相手にメッセージを送るには登録 (ログイン)が必要。ホストもここに掲載するためにお金を払ってるから、100%とは言い切れないけど、安全なサイト。ホスト側からしても、ちゃんとお金を払って登録してる人からだけメッセージがくる方がそりゃいいだろう。

【どんな国と仕事があるの?】
世界中に何百種類もの仕事がある。アフリカもヨーロッパもアジアもアメリカも南米も。行きたい国をまず選んで、その次に好きなこと、してみたい仕事を探せばいい感じ。ヨーロッパも全部の国が登録されてる。

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例えばフィンランドに行ってみたい!って人は「ヨーロッパ」から「フィンランド」を選んでみるとバーっとホストのリストが出る。牧場系・ベビーシッター系・言語を教える系・ホテル業務系・家のリフォーム手伝ってほしい系・エコボランティアなど。どの国にもこれらのボランティアはたくさん載ってる。フィンランドはフィンランドでもどのあたりなのか、過去にこのホストの元でボランティアした人の感想・体験談、ホストの写真、仕事内容、条件が見れる。それぞれのページに「ホストが話せる言語・提供してくれる家の紹介・食事について・家のルール・こんな人に来て欲しい!・私たちはこんな性格です」って丁寧に書いてくれてる人がほとんどだから、自分の理想に限りなく近い相手を探すことができる。

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ここから先は私の実際の体験談を…

【どんな感じで選んだか】
ずっと前からファームで働いてみたかったから牧場系のボランティアを探した。時期にもよるけど、北欧でベリー摘みとか、ヨーロッパで動物や植物に関われる体験がしたいな〜と。自分の条件に合ってるホストをいくつか見つけて連絡をしてみた。やりとりをするうちに相手の家がある場所を教えてもらえるから、アクセスがまあまあしやすい場所を選んだ。「ファーム系の仕事=田舎=アクセスが悪い」ことが多くて、空港から市内、市内から電車やバスを乗り継いで1,2時間って酔うから無理だと割り切って選んでいった。で、最終的に1つの絞って、いつからいつまでって日を決めて決定!

【どんな仕事をしたか】
牧場と野菜とフルーツを育ててる農家さんの元へ行った。仕事内容は、動物に水やりえさやり牧場から牧草があるエリアに移動畑の野菜に水やり苗の植え付け草抜き (農薬を使わないビオのファームだから草が大量ですごく大変だった)、新しい畑の開拓野菜の収穫市場に売りに行く、森に行ってベリー摘みやラベンダーを摘んでアロマ作り、収穫した小麦を小麦粉にしてパン作りトマトからポモドーロを作る、たまにベビーシッターなどなど。7月半ばから3週間行ってたから暑かった。だから太陽が昇る前にホストファザーと水やりをした。朝7時半〜8時半は水やりとえさやりと草抜きして、10時〜12時くらいまで仕事して、昼休憩を2時間くらいして、午後も2,3時間って感じ。毎日5,6時間で日曜は休み。休みとは言え、動物も植物も生きてるから基本的なお世話はする。ちなみに家族構成は40代の夫婦と10歳と高校生の息子2人だった。ファームには馬、牛、子豚、やぎ、ひよこ、ニワトリ、鳥、犬、猫がいた。

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【メリット】
① 専門知識を得ることができる
② 言語力UP
③ コミュニケーション能力UP
④ 今までにしたことがない経験ができる
⑤ 色々な生き方があると知れる
⑥ 視野が広がる
⑦ 人の役に立てる
⑧ 行きたかった場所に行ける
⑨ 繋がりが増える、現地の友達が増える
⑩ 新しい目標・夢が見つかる

【デメリット】
思い浮かばない。

【お金はいくら必要?】
実際にかかったお金は飛行機代 (バルセロナ〜ミラノ) と電車代 (ミラノ〜トリノ) とその他の交通費と食費が少し。私が行ったファームは毎日三食提供してくれて、家族みんなで食べたから食費はほぼいらなかった。休憩時間にスーパーに行ってお菓子やジュースや何か欲しいものを買うのに少々かかった程度。旅行してホテルをとって〜ってことを考えたら安いから旅行したい、世界を旅したい!って人には最高。

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私が行ったのは北イタリア、トリノの近くにある小さな町。

イタリアはずっと前から好きで、イタリア語にもっと触れて、話せるようになりたいな〜住んでみたいな〜ってバルセロナにいながら夢みてた。この workaway での体験で、旅行とは違う現地での生活を味わうことができて本当に良かった。私がお世話になったホストファミリーは誰も英語やスペイン語を話せず、イタリア語オンリーだった。当時は日常程度くらいしかイタリア語が話せなかったけど優しく全てくみとってくれたから何も問題がなかった。ご飯を準備する時間になったら、ホストファザーがメニューを考えて、それから一緒に畑に野菜を取りに行って、すぐ料理してくれて…もうめちゃくちゃ美味しい。食事の時間が毎回楽しみだった。トリノの家庭料理のレシピもいくつか教えてもらった。

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↑ 初エーデルワイス!押し花にした!

いやー

色んな出会いがあって、

色んな人生・生き方があるなーと思って、

一層、人間らしくなれた気がして…

なんともいい経験だった。

たくさん旅行してみたい!色んな経験がしたい!なんだか面白そう!って思った人はぜひ、ワークアウェイでボランティアを考えてみてほしい!休みができたらまたこれを使ってどこか別の国に行こうかなー。