BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【初のカーネルパニック】バルセロナのアップルストアで修理をした話

2016年に、バルセロナのアップルストアで2度ノートパソコン (MACBOOK PRO) の修理をしたことがある。日本にいる間にアップルストアで製品を修理したことがなかったから最初壊れた時は、何からすべきなのかわからなくて少し困った。だから今日はその時の流れ、いくらかかったか、どんな問題があったか、これから行く人へアドバイスを書きたいと思う。

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<どんな問題が起こったか>
カーネルパニック (kernel panic) と呼ばれるエラーがpcに出るようになった。スペイン語では un error de kernel と言う。これは私がpcを壊したとか扱いが悪かったという理由から起こる不具合ではなくて簡単に言うとパソコンのメモリーやハードウェアをコントロールする大事な部分に致命的なエラーが起きていて、復旧できなくなってしまう状態。ただ強制終了するしか方法がなくなってしまう。このエラーで特徴的なのはいきなり画面が真っ暗になってしまい、下のメッセージが表示されること。いきなり画面が暗くなってバーってこんなメッセージが出てきたら焦る。しかも日本語もあるし。

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急いで別のpcでこのエラーについて調べて色々と対処法を行ってみた。

① セーフブートで Macbook を立ち上げる
② 電源ボタン長押し → 強制終了 →再起動
③ ディスクの修復やアクセス権の修復

などいくつかしてみて最初のうちは「あー、直った!」と思っていたが「あれ!今日もまたなった!」という頻度が徐々に多くなり、最後は動かなくなってしまった。(5,6回強制終了したら1回は運よく少しの時間動く程度)

<修理に出す前に>
とりあえず、カタルーニャ広場のところにアップルストアあるからそこに行って聞いてみようと大学の帰りに立ち寄ってみた。1回は新商品や展示品が置いてあって実際に機器に触れたり質問できたりする。地下はアクセサリーや小物を売ってて、2階には何があるか知らなかった。とりあえず従業員さんに修理について質問がしたいと伝えたら、「修理系は2階だよ!」と言われて階段を上がった。空いてる時だったら、すぐに話を聞いてもらえるけど、混んでたら予約をして後日指定された時間に出直すことになる。予約はオンラインから自分でしてもいいし、その場でお兄さんにipadでしてもらってもいい。この日は空いててすぐに相談できた。このエラーについて説明して、実際に見せて、こりゃ修理だ。となった時に『バックアップはとってる?』と言われた。Macbook を使い初めて2年くらいで過去に調べたこともなくてバックアップの取り方も何も知らなかった。外付けハードディスクというものを勧められた。地下に売ってるというので買いに行ってみた。

<外付けハードディスク>
初めてのバックアップのための外付けHDDでどのメーカーがいいのかわからず、お任せで、おすすめされたのを買った。そんなに高いのを買うつもりはなかったから「安いのでいい」とだけ言って。BackUp Pl Seagate 1 TB Mac USB 3.0 por v3 という製品を80ユーロで購入。地下にレジがなくて、従業員さんに「レジはどこ?」と聞いたらなんと…!従業員さんが持ってるipadがレジになるようで、ピッってバーコードを読み取ってカードで支払いをささっとしてくれた。ありがとうと言った瞬間、レシートがメールで届いた (笑) 流石アップル 👏

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<バックアップがとれたら>
2階に戻って、バックアップをとったことを伝える。すると従業員さんがカチャカチャっと私のpcを触って簡単な確認テストをしてくれて、確かに不具合が起きてるということを確認。それから修理に出す日を決める。その場で「今日もう預けれます」って人はスムーズに行くけど、明日どうしてもpcを使わないといけないって人は後日、改めて訪問する日の予約を取らないといけない。このアップルストア内で修理するんじゃなくて工場に送るらしく、修理工場に出してみて、初めてpc修理にかかる詳しい時間がわかると言われた。とりあえず出してみてどれくらいかかるか聞くことにした。3,4日後にメールが届いてそこに書いてあった。そこで変えないといけない部品がわかるから値段も教えてもらえる。

<修理に出して受け取るまで>
ここまで淡々と書いてきたけど、実際スペイン語でこういうpcの専門用語が難しかった。どんな症状が起こったか説明するくらいはどうってことなかったけど、従業員さんに「カーネルパニックはね〜内蔵されてるあるチップとOSがクラッシュして起こると言われてたり〜これなかなか厄介でさ」って言われて『ん? (クラッシュ?何が内蔵されてるって?) 』とわからない言葉の連続に戸惑いながらも、聞き返して Macbook はまだ慣れきってないんだよねと伝えた。

↓ この紙は修理の内容と領収書が一緒になってるもの。上の方には製品 (私の場合はMACBOOK PRO RETINA 15, EARLY 2013) の情報、そして Descripción というところには状況が書かれている。どんな不具合が発生したか、製品に外傷があるかないかなど。その下にはどういう対処が必要かが書いてあり、その下には修理をする場合必要になってくる交換部品名とその見積もりが明記されている。

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884.48ユーロ

高っ!と思ったけど新品を買い直すより安いからお願いしてみることに。

 

…。

 

…。

 

…!

Apple Care (アップル製品の保険) あるじゃん!でも、あれは日本で入った保険だからスペインでは通用しないのかな〜…と思いつつ、従業員さんに聞いてみると…

なんと使えた

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456.74ユーロまで下げることができた 😂

改めて、Apple Care 加入を勧める。

この修理をしたのが2016年3月。修理後は順調に動いてたんだけど2017年の夏には別の不具合が起きてpcが動かなくなってしまった。2017年夏に新しいMacbook proを買い直し。その1,2週間後、今度は私の不注意で画面に小さなヒビが入ってしまう最悪なことに…。もし、AppleCare+ に入ってなかったら修理代は20万ちょっとという高額だった…。入ってたから7万か9万で済んだ。…高い 😂

丁寧に大事に扱う。

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