長期留学・ワーホリ・移住のためにスペインへ渡ってくる際「携帯電話事情」は、2パターンに分かれる。
・現地でプリペイドSIMカードのみを購入する人
・携帯ごとスペインで買って契約をする人
「どこの携帯会社がいいんだろう…」「やめといた方がいいスペインの携帯会社あるかな?」「スペインの携帯料金・電話代って月にどれくらいかかるんだろう?」
日本では『携帯を買った日にその場で契約して月額や年間費を決める → そして翌月に先月分のお支払いが届く』というのが主流で、SIMカードを個人的に買うというのはまだまだ少数派。しかし、実はヨーロッパではその逆で『電話本体を購入 → プリペイドSIMをその場か別の携帯会社で買ってみて自分に合うかどうか使い比べる → 気に入ったら毎月そのカードにチャージして使い続ける』のが普通。
今回は、スペイン人の10代後半から20代の友達数人に聞いた情報をここでシェアする。
私は長く「携帯なし生活」を送っていたからあまり実体験がない。ただ、バルセロナのカタルーニャ広場の真ん前にある Movistar という携帯会社は結構高い頻度でストライキしてたり建物のガラスが激しく割られていたりした光景を見てるから Movistar に関してだけ良いイメージを持ってなかった。あの会社はおすすめしないよってよくスペイン人は口にしていた。
今回聞いた5人の友達は、見事に全員が違う会社を挙げて被りがなかった。おすすめとして名前が上がったのは、
・Movistar
・Lowi
・Vodafone
・Yoigo
・Simyo
・Orange
大学で仲が良い女友達は、Movistar でとても満足してる様子。IT関連の仕事をしている男子は「安くてとても良いから Lowi とにするべきだよ!」と。絶対に Movistar と Vodafone は勧めないと言って Simyo と Yoigo を教えてくれた19歳の仕事しながら大学に通う男子。
それぞれのHPにあるSIMの価格と特徴を読んでみた。Movistar には電話が無制限のプランがお手頃であったからよく電話する人はそれが良いかも。でもその代わり月あたりのギガ数は低めだった印象。
⬇︎ これは Lowi のHPにあったシュミレーションで、自分が必要とするギガ数と電話時間を入れて月あたりの料金が出せるからわかりやすかった。
他者との値段比較をすると Lowi と Simyo が安かった。ちなみに私が理想的なSIMカードの条件は…
- 月10GBのインターネット
- 番号はいるけど自分から普段電話かけない
- 電話するならアプリの電話を使う
- SMSも使わない
- プリペイド
- 毎月10〜15ユーロ
近いと思ったのが Simyo の、このSIMカードプラン ⬇︎ 10GBのインターネットが12.50ユーロは良い。もしオプションを付け加えたかったらプラス5ユーロ〜、電話無制限 + 20GB (20ユーロ) のプランも有り。
Yoigo のSIMカードのプランは以下の通り。月10ユーロだと2GB + 50分の電話がついてる。50分もスペインの回線使って話さないし、ギガもっと欲しいからこれはないかなあーと。こんな感じで見ていって、良さそうなカード・プランが見つかったらメモるなりスクショをするなりしてお店に行ってみるべき。
ネット注文で家にカードが届くパターンもあるが、直接行って話をして質問もしてみてそこで買うのが何かと安心。ほぼ毎月新しい『おすすめプラン』も登場するし。
スペイン語に自身が無い人は、スペインの空港に着いた時に、空港内で英語で質問して買ってみるのも良い。注意する点は、
① プリペイドと契約の違いを抑えておく。
② SIMカードのサイズを間違えないように。
プリペイド (スペイン語: prepago) は名前の通り使う前にお金をいれておく。契約 (スペイン語: contrato) はその反対。
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