BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【バルセロナ市民限定自転車】bicing: システム・料金・注意点・デメリット

バルセロナのいたるところで目にする赤い自転車、Bicing (ビシング) 申し込み方法・料金・使い方そしてデメリットを今日は見ていこう。記事の終わりには最近出た「新bicing (電動自転車)」も紹介!

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【bicing とは】
バルセロナの市民向け自転車シェアリング (公共レンタル自転車)。旅行者向けではないため、利用するには年間パスが必要。市内には6000台もの自転車が用意されている。会員になっていれば1回30分は無料で使えるため、会社への通勤・学校への通学で利用する人が多い。 

【bicing データ】(2018年10月情報)
ユーザー数: 10万5545人
1ヶ月に使われた台数: 109万6008回
平均乗車時間: 13分55秒
自転車の台数: 6000台
1台の自転車が1日利用される平均: 6.1回
1台の自転車が1ヶ月に走る平均: 3万6600km
1日に修理される自転車の平均台数: 267台
駐輪場の数: 420ヶ所

【ビシング会員のルール】
一度会員になってカードを受け取れば、どの駐輪所からでも自転車を乗ってok!しかも返す場所は借りた場所じゃなくていい!だから自分の目的地の最寄りに止めることができるからメトロやバスを利用するよりはるかに使いやすい!というユーザーが多い。年間会員の料金には「1回30分無料」が含まれている。30分を超えてしまうと、お金がかかってしまうので注意!連続で乗る場合のMAXは2時間と決まっている。もし、目的地が自転車で50分かかる場合、1度どこかで自転車を乗り換えすれば無料のまま乗れる。バルセロナにあるビシングの駐輪所の数は ↓

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中心地だけでもすごい数ある。f:id:kaedetaniyoshi:20181208225841j:plain

【30分無料?もし過ぎた場合は…?】
上記に記載した通り、年間会員は「30分無料」のサービスであるため、この30分を超えてしまった場合、30分ごとに0.74ユーロかかる。30分超えたら2,3ユーロかかるのかな?と思いきや、0.74ユーロなら…もう30分乗り続けても安いように思える。もし2時間を過ぎてしまったらペナルティーが課される。ルール通りの使い方をしなかった、として1時間過ぎるごとに4.49ユーロ。…利用停止くらいになるのかと思いきやこれも案外優しいペナルティー。その他...
・1台の自転車を24時間返さなかった場合: 150ユーロ
新しいbicingカードを発行しなければならない場合: 4,54ユーロ

【年会費】
そして1番気になるのは年間料金!…なんとたった47,16ユーロ!日本円にすると約6700円!メトロやバスの学生定期よりも格段に安い。

 

【利用可能時間】
365日使える。が、月曜〜木曜の深夜2時〜5時は自転車を返すのみ可能。借りることはできない。同様に金曜は深夜3時〜5時が返却のみ。土日と祝日は24時間。

【何歳から利用可能?】
16歳未満は申し込みできない。16歳以上18歳以下は親の署名入り同意書があれば申請可能。

【申し込み方法】
・オンライン
→ Alta abono anual. Paso 1 de 3 | Bicing
上のURLに飛んで名前・DNIもしくはNIEの番号・生年月日・メアド・電話番号を入力。
・オフィス
→ La Oficina de Atención al Abonado というオフィスへ行く。住所は La Plaza Carles Pi y Sunyer, 8-10 になる。

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【 bicing 使い方】
駐輪場に行って機械にカードを近づける。それからどの自転車に乗ればいいのか指示を画面で確認する。自転車がパンクしてないか、故障してないかを確認する時間が3分与えられる。もし自転車の状態が悪かったらその3分の間に変更できる。別の自転車を指示される。何かヘルプが必要な時は 900 31 55 31 に電話をすればオペレーターが助けてくれる。(通話無料) 借り方のビデオはコチラ!
乗って楽しむ
使い終わったら目的地付近の駐輪所を探して緑のランプがついてる所に自転車を返す。その時にランプが赤に変わるのを確認する。自転車を引っ張って十分に固定されているか確認する。返したらカードを機械にかざす。これは自転車をちゃんと返却した証拠になる大事な作業。正しく返せたら「正しく返却されました (bicicleta devuelta correctamente) 」と表示される。もしこれが表示されないならもう一度確認しに行く。どこがダメなのかわからない場合は 900 31 55 31 へ電話。返し方のビデオはコチラ!

 

【新しいビシング?】
最近新しい bicing が登場した。電動ビシング (bicing eléctrica)!今は300台しかないけど1000台準備する予定らしい。こちらは年会費14ユーロで30分ごとにお金を払う。そして最初30分を過ぎるたびに70セントのプラスなど…少し料金システムは特殊。ノーマルのビシングを申し込みする時にプラスで14ユーロ払えば、どっちも乗れるカードが家に届く。 
・年間: 14ユーロ
・最初の30分: 45セント
・2時間まで30分ごと: 80セント
・カード再発行代: 4.54ユーロ
・2時間を超えたら1時間ごと: 5ユーロ
・24時間返却しなかったら罰金250ユーロ

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【 bicing のデメリット】
強いていうならデメリットは以下の3点。

・ラッシュ時には借りたい自転車が近くにない。もしくは返したいのに最寄りの駐輪場に返すスペースがない。
・駐輪場に行ったらラスト1台でそれが壊れてるやつだった時に困る。
・ちゃんと返却したつもりでも上手く返せてなかったら追加料金を取られ続ける。

→ でも、最近ではビシングが人気で利用者が増え、メンテナンスをしてくれる人も増えてきた。だから壊れてる自転車に出会う可能性は低くなった。あと、たまに見かける bicing と書いた車。彼らは快適に駐輪ができるように、自転車の数を調整してくれている。最後に書いたデメリットは自己管理。ちゃんと確実に返せば問題ない。

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