モデナは、北イタリアのエミリアロマーニャ州モデナ県の県都。中世にはモデナ公国の中心地だったからこの街にはまるでイタリアの歴史と伝統文化をギュっと凝縮したかのような魅力がある。世界的にバルサミコ酢の産地として有名である他、フェラーリの創始者の出生地としても知られる。メイン駅から歩いて8分の場所に高級車フェラーリの博物館 (Museo Enzo Ferrari) があるのは彼がココで生まれたから。(会社の本拠地はモデナから車で25分の場所)
ボローニャ空港からバス・鉄道・タクシーでアクセス可能。私は、ボローニャの空港からシャトルバス (SACA) を使った。チケットは事前にオンラインで買っても良いし、バスに乗って運転手さんから直接買ってもOK。(SACAバスのHPはコチラ)
ボローニャ空港はミラノ・ローマ・ベネチアの空港に比べると規模が小さく、モデナ行きのバスは、2時間に1本しかない。しかも片道15ユーロ・往復25ユーロと高め…。クレジットで買っておけば5%オフ。便利な時刻表 ⬇︎
モデナの電車駅の前にあるバス停 MODENA VIALE MONTE KOSICA (FS) で下車し、車でドゥオーモがある中心部へ。モデナ大聖堂 (ドゥオーモ) は Piazza grande (ピアッツァグランデ: 大広場) にある。1099年に建設されたロマネスク建築の教会で、ユネスコの世界遺産にもなっている (1997年)。
クリスマスの日に行ったからイルミネーションが綺麗で、大きな広場 (Piazza Roma: ローマ広場) にはアイススケート場が出来ていた。その広場には現在、軍事アカデミアになっている Palazzo Ducale (ドゥカーレ宮殿) が、そして真横にサンドメニコ教会 (San Domenico) がある。冬の朝と夕方〜夜には霧が出るのは北イタリアあるある。
ローマ広場の裏の Giardino Ducale Estense という広場 (庭園) の敷地内にある展覧会をしてる場所 (エステンセギャラリー) へ行った。12月25日は入場が無料だった。
気温は日中最高6〜12度で、夜は0度近くまで下がる。でもブーツ履くほどの寒さじゃなかったから革靴で街中を散歩。
小さな街でゆっくりのんびり過ごすクリスマスも悪くない。あっという間にモデナ観光1日目は終了した。
まーっすぐな道。カラフルな建物。
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