実はヨーロッパで初めてチョコレートが伝わった場所は…バルセロナ。
だからこの街にはチョコレート博物館 (Museu de la Xocolata) がある。当時バルセロナには世界規模の貿易港があり、海経由で植民地 (メキシコ) からチョコレートが伝わった。
この博物館ではそのような起源、歴史、カカオ豆〜工業生産プロセスなど、チョコレートにまつわる様々な知識が得られる。
規模は小さいがたくさんの展示品がある。特に人気なのがドラゴン、メッシ、サグラダファミリア、カサバトリョなどのチョコレートアート!「チョコの博物館」というだけでユニークなのに、なんとここの入場券はチョコレート。
Museu de la Xocolata では定期的に子供向けに「チョコ教室」を開講している。そのクラスがある時は博物館全体が甘〜い香りに包まれる。写真・ビデオ撮影はオッケーだし、可愛い展示品も多いから子供連れの人でも楽しめる。中には小さな喫茶店もあって、ホットチョコレートを飲むことができる。値段は参考までに…
コーヒー: 1ユーロ
カフェオレ: 1.40ユーロ
カップチーノ: 1.50ユーロ
ホットチョコレート(大): 2.50ユーロ
ホットチョコレート(小): 1.50ユーロ
【開館時間と料金・割引】
月曜〜土曜は10時〜19時
日曜と祝日は10時〜15時※
※ 6月24日、8月15日、9月11日、10月12日、11月1日、12月6日と8日は祝日で10時〜15時が開いている。
※ 6月15日〜9月15日は 月曜〜土曜は10時〜20時、日曜と祝日は10時〜15時になる。
※ 1月1日〜6日と12月25日と26日は休館。
一般入場料: 6ユーロ
団体料金: 5ユーロ (15人以上)
7歳以下: 無料
- 定年退職者、学生 (学生証かNIEを持参): 15%引き
- 障がい者カード保持者: 15%引き
- Tarjeta Rosa 保持者: 10%引き
- Carnet Jove: 20%引き
場所はシウダデラ公園のすぐ近くで、カタルーニャ広場からは歩いて15分 (住所: Carrer del Comerç 36, Barcelona)。地区はピカソ美術館もある Born (ボルン) 地区。このエリアにはピンチョスやタパスが美味しい店がたくさんある。だから夜も若者からお年寄りまで人通りが結構あって安心なエリア。
ちなみに、
日本のガイドブックにはバルセロナのチョコレート有名店は「カカオサンパカ」とあるが正直…全然おすすめではない。5,6回購入したが『有名!いいブランド!』と思っている日本人観光客がお土産を買いに来ているだけ。一瞬、日本の百貨店にいるかのような錯覚起こすほど日本人だらけ。
…私は本当に有名で地元民からも愛されてる老舗を勧める ↓
ランブラス通りの83番地にある Pastisseria Escribà (お菓子屋さんエスクリバ) は1820年創業の超有名なスイーツ店。メインはチョコレート! 建物もおしゃれ。
バルセロナには2店舗ある。ランブラス通りにある方の住所は La Rambla 83 で、もう1つ (Urgell 駅の近く) はGran Via de les Corts Catalanes 546!美味しそうなケーキやホットチョコレートの他、どちらにもお土産用のチョコも売っている。
同じくバルセロナの中心部にある『ファルガス (FARGAS)』という創業1827年の老舗も有名である。ここは、スペインにチョコレートが伝わった当時 (200年前) の石臼製法をスペインで唯一今も受け継いでいる。
以上、バルセロナでおすすめのチョコレートの老舗店と博物館の紹介でした。
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