BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【縁起がいいと言われる】スペインの迷信

今回は「起こると縁起がいい」と思われている迷信について!「まつ毛が1本だけ抜けると縁起がいい!」「ロウソクの火を一息で消すといい」「ウサギの足は幸運をもたらす」等、どこかユニークなスペインの言い伝え。

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【1本だけまつ毛が抜けると縁起が良い】
昔、悪魔はまつ毛を集めていると言い伝えられていたから、1本抜ける(失う)ということは何か危険なことが起こる前触れと思われた。もし抜けてしまったら手の甲の上にのせて、それを肩の上に投げるか、鼻の先端においてそれを息で飛ばすようにするといいらしい。そして飛ばす時にはお願いことをすれば叶うとか…。

 

【一息でロウソクの火を消す】
14世紀のドイツ中世時代に誕生日のケーキにはロウソクを立てるというアイデアが生まれた。この頃から一息で火を消し切ると縁起がいいと言われるように。

 

【結婚式の日に新婦さんは…】
スペインでは結婚式の日に新婦さんは何か借りた物、新しい物、青い物、古い物を持って行くと縁起が非常に良いと言われる。いつから始まった習慣であるか定かでは。人から借りた物は現在、古い物は過去を、新しい物は未来を表し、青は純粋さを象徴する

 

 

【結婚式で新郎新婦にお米を投げる】
これは前に書いたことがある ↓

 

 

【くしゃみをした人には "Jesús" か "Salud" を】
スペインでは誰かがくしゃみをすると "Jesús (キリスト)" もしくは "Salud (健康)" と言う習慣がある。これはくしゃみが様々な病気の始まりであると考えられていたため、神様に病気にならないようにお願いしていたよう。そして口から悪魔が入ってくるのも防いでいたとか。

 

【蹄鉄をドアの裏にぶら下げる】
蹄鉄 (ていてつ) とは馬のヒヅメを保護するためにつけられるU字型の保護具。これは古くからお守りとされているアイテム。古代ギリシア人は半月の形をした鉄は悪や魔女を寄せ付けないものと信じて入り口のドアのところに置いていた。半月の形をしたものは他にもあるのになぜ馬の足の爪を守るこれになったかと言うと、蹄鉄には7つの穴が空いている。当時「7」は非常に縁起がいい魔法の数字だったから。うまのもし幸運を呼び込みたかったらU字になるようにぶらさげて、神様からの保護を望むのなら上下反対に。

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【四葉のクローバーを見つける】
これは世界共通。旧約聖書『創世記』の伝説によればエヴァがパラダイス(楽園)から追放された時に四葉のクローバーを持っていた。そこから幸運をもたらすものと思われるように。

 

【うさぎの足を持っていると幸せになれる】
紀元前600年から伝わる言い伝え。古代ケルト人の間でウサギはもっとも尊敬されている動物であると同時にとても恐れられていた。彼らは「ウサギが哺乳類の中で唯一目を開いたまま生まれてくる。だから透視能力が優れているに違いない。我々を悪から守ってくれる目であるに違いない。」と考えた。ウサギは繁殖が盛んな動物でもあるので、女性がたくさんの子に恵まれるようにという意味もある。左の後ろ足が幸運を引きつけるらしい。とは言え、本物のウサギの足を…というわけにはいかないので作り物のフワフワしたキーホルダーなどがある。

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【パセリ】
古代ギリシア時代、パセリは聖なる植物で栄光・勝利・復活のシンボルだった。だから誰かが亡くなるとパセリで作った王冠と一緒に埋葬していた。現在も幸運をもたらすものと思われている。

 

【あくびの時は手を口にあてる】
悪魔が入ってこないように。魂が外に逃げないように。と昔から言われている。

 

【ホウキを逆さまにしてドアの後ろに】
迷惑な訪問者や嫌いな人が家にきた時にはホウキを逆さまにしてドアの後ろに…。

 

【窓際にサボテンを置くといい】
割と人気なこの迷信。一般的にサボテンは悪が家の中に入ってこないようにする植物とされている。ドアや窓の近くにサボテンを置くというのは地中海に面したヨーロッパの国、アジアなどで見られる。