バルセロナから日帰りで行ける『サラゴサ』の魅力について。
ZARAGOZA (サラゴサ) は、カタルーニャ州の隣のアラゴン州の州都で、独特の雰囲気を醸し出している。歴史的にも興味深い街で、409年に西ゴート族をはじめとするゲルマン人がイベリア半島に侵入した時、この街は頑丈な城壁によって守られていた。そのローマ時代の城壁が今も綺麗な状態で残っている。
1番気に入ったスポット ⬇︎ 1人も観光客がいなくて、ゆっくりした時間を過ごすことができたし、人の映り込みなしで綺麗な写真がたくさん撮れた!奥に見えるのはサラゴサの聖堂 (カテドラル) で、正式名称はとても長い。スペイン語では Basílica de Nuestra Señora del Pilar de Zaragoza (バリシカ・デ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール) と言う。
スペインでは重要なバロック建築として認定されている。
この土地の第一印象は「エレガントな街」だった。地元の人の着てる服装がすごくフォーマル。特別なイベントがあったからでなく、それが習慣らしい。私が毎週テニスの特訓をしてたスペイン人の男子はサラゴサ出身で、この人々のフォーマルな服装については自慢そうに話してくれた (笑) バルセロナとは違うんだよ〜って。私は、ALSA というバス会社を使ってバルセロナから行った。25歳以下は、若者料金だったからちょっとお得。
バスの所要時間は3時間半で、料金は時間による。朝7時にバルセロナ出て夜6時半にサラゴサを出る往復で22.90ユーロと格安!びっくりしたのはバスの本数がめちゃくちゃ多いこと。電車ででも行けるけどバスの方が安かった。
バルセロナのノード駅 (北駅) からバスは出る。Estació d'autobusos Barcelona Nord は凱旋門のすぐ横にある。カタルーニャ広場から歩いて17分。割と一本道だから迷うことなくたどり着ける。建物の中にも外にも時刻表と乗り場が出てるモニターがあるので、それで自分の便をチェック!
サラゴサについてまず抱いた印象は『街がすごく綺麗で清潔』だった。物価はバルセロナよりちょっとだけ安かった。
カテドラルへと続くこの道は、1番にぎやかで色々なブランドの服屋、アイスクリーム屋、時計屋、雑貨屋、レストラン、バル、カフェテリアがあってショッピングも楽しめる大通りだった。
アルハフェリア宮殿もすごく良かった!
今までにスペインにある50ヶ所以上の教会、博物館、宮殿、歴史的建造物を訪れたけど、このクルってなってる建築は見たことなかった。
ここは11世紀後半に建てられた中世イスラムの宮殿。その説明を読む前に「イスラムっぽい」って感じた。それくらい顕著に特徴が出てた。
中庭も可愛い。
マドリッドからサラゴサも、バルセロナからサラゴサも、アクセスしやすいからスペイン旅行の際にはぜひ!
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