BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活6年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。2019年6月より、バルセロナにある大学入試専門のアカデミアGUIUのアンバサダーに就任。スペインへの留学・大学進学に興味がある方は、お気軽にご相談ください 😊🇪🇸 barcelonandoo@gmail.com

【スペイン人の時間感覚】un ratoって何分くらいのこと?

スペイン語で「ちょっとの間」を表す un rato (ウンラート) は、会話の中でよく使われる単語の1つである。

・Quiero salir un rato.
 (ちょっと外に出たい。)
・Quiero hablar un rato.
 (ちょっと話したい。)
・Estuve esperando un rato.
 (ちょっと待ってたよ。)
・Voy a dormir un rato.
 (ちょっとだけ寝るよ。)

果たして…
un rato は…

2,3分?15分?30分?1時間?

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【定義】
un "rato" がどれくらいの時間を表すのか、正確な定義は存在しない。そのため、5分、10分、30分、2,3時間…と、文脈や状況によってその長さは変化する。基本的には『はっきり〇〇分とは決まっていない短時間』を表し、時間の短さを強調したい時には -ito を語尾につけ、un "ratito" と言う。⚠️ ratazo は存在しない。

・En un ratito termino este trabajo y te llamo.
(もうちょっとでこの仕事を終わらせて、電話するよ。)
・El bebé lloró un ratito pero pronto se durmió.
(赤ちゃんは一瞬泣いたけどすぐに寝たわ。)

【イメージ】
Estudié un rato.
➡︎ 15分〜45分

Charlamos un rato.
➡︎ 30分〜1時間

Cada noche leo un rato antes de dormirme.
➡︎ 20分〜30分

Voy a llorar un rato.
➡︎ 10分〜30分

⚠️ 動詞 vivir (住む) を用いて「ちょっとの間、バルセロナに住んだことがある」という時に un rato は使えない。vivir の概念は数分〜数時間ではないため。その代わりに使える表現は、un tiempo, unos meses, unas semanas, un par de semanas など。

 

日本語の「ちょっと」と同じ意味だと考えてOK!

例えば、

近所の郵便局に行く予定だった友達の車が故障してしまった。自分は仕事に行かなければならないが、20分ほどで良ければ貸してあげられそうだ。だからその子に「もしあれだったら、ちょっと車貸してあげるよ」と言いたい。これはスペイン語で Si quieres, te dejo un rato mi coche. となる。

【他の使い方】
A cada rato (頻繁に)
➡︎ Mi hermano me pide ayuda a cada rato.
・A ratos (たまに)
➡︎ Me duele la cabeza a ratos.
Pasar un buen rato (楽しい時間を過ごす)
➡︎ He pasado un buen rato con vosotros.

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【雑学: Hace rato と Hace un rato の違い】
話す国によってニュアンスは異なるが、

Hace un rato = 数分前
Hace rato    =しばらく前

と、理解している人が多いはず。

私もその1人。

Hace rato que llevo esperando.
= 待ち始めてから結構時間が経った
Hace un rato que llevo esperando.
= 待ち始めてまだ数分
Hace rato que lo estaba pensando
= それを考え始めてから結構時間が経った
Hace un rato lo estaba pensando
= ちょっと前にそのことを考えていた

Hace rato estaba aquí.
➡︎ 1時間〜2時間前にここにいたのかな?
Hace un rato estaba aquí.
➡︎ 数分前にここにいたのかな?

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