BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【サレルノからアマルフィ】日帰りは可能?行き方は?

高校の友達がイタリアに来てくれたから一緒にナポリからサレルノサレルノから日帰りでアマルフィヘ行ってきた。イタリア人の間でも「絶景スポット」「美しい海岸」として有名なこの街は本当に『世界で一番美しい海岸』だった。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202019j:plain

【サレルノからアマルフィのバス】
⚠️ 2018年11月5日〜2019年3月31日の時刻表
(毎回変更されたとしても大して変わってない)
f:id:kaedetaniyoshi:20181213184316j:plain【サレルノ駅前から乗った方がいい!】
バスは駅を出発したら、ずーっと海岸線沿いを走る。下の地図のバス停2の場所には始点から2つ目の停留場 (Teatro Municipale Giuseppe Verdi)という名前のテアトロ (劇場) の真ん前) があって、ここから乗車することも可能。でも夏場・観光シーズンはここから乗ることをオススメしない!なぜなら、サレルノ駅でバスが満員になったらそこから先の停留所にバスは止まらないから!私たちのホテルはサレルノ駅に行くよりそのテアトロが最寄りだったから、ここから乗ろうとしていた。すると、現地の親切な人がそうアドバイスしてくれた。だから急遽、駅まで行くことに。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202023j:plain

結果、その人の言う通りだった。バスが着く時間まであと20分…10分…となるにつれ、どんどん観光客がきて、乗れるかわからないレベルの数になった。バスは青色で前には運行会社の名前 SITA と書いてある。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202058j:plain

【バスのチケット】
市バスの券ならタバコ屋さんでも購入可能だけど、アマルフィ行きはサレルノ駅で買うしかできない。駅の正面入り口の右横にバスのチケット売り場があって、ここでフェリーの券も買える。働いてるお姉さんは英語も上手に喋ってた。チケットは「往復」がなく、1回ずつのタイプ。だから3.40ユーロのを1人2枚買った。サレルノ駅〜アマルフィ海岸はバスで約75分

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202135j:plain

2018年8月17日。夏の観光シーズン真っ盛りでバスは超満員。立ってる人は全員が上の荷物置き場を持っていた。バスはうねうね道をどんどん進む。「え、ここバス通れるの?」「なんでこの交通量なのに道を広げないんだろう?」ってくらいの細道を慣れた手つきで運転するお兄さん。バスが得意じゃない人は酔い止め必須!あまりにも酔うから中間地点でコーヒー休憩を挟んだ。で、来たバスに乗ってもう半分。もう海の色が眩しかった。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213192116j:plain

道がめちゃくちゃ混んでたから、お兄さんが乗客に一言「ここで降りて歩いた方が早いよ!標識出てるし5分も歩けば着くよ!」すると、半分以上の人が降りた。海が気持ちよさそうだし、早く風に当たりたかったから私たちも下車してみんなと歩いた。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202202j:plain

「すげ〜〜〜〜〜」

f:id:kaedetaniyoshi:20181213193528j:plain

お昼はアマルフィ大聖堂のすぐ横にあるレストランへ。前もって調べてたわけじゃなくお腹が空いて入った。日本語のメニューが外にもあった。私は『日本語のメニューがあるところ=ザ・観光客向け=そんなに美味しくない』ってイメージがあったけど…美味しかった!アマルフィは日本人の間で結構ブームで、最近めちゃくちゃ多いらしい。だからいくつものレストランには日本語メニューがある。

 

名前: Ristorante la Galea
住所: Via Lorenzo D'Amalfi, 84011

ここはドゥオモから本当に目と鼻の先で、値段が高いのかと思いきや他と1ユーロしか変わらなかった。他にも日本人のお客さんがいた。Wi-Fiも有。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213193702j:plain

アマルフィって紙が有名ってことを全く知らなかった。歩いてたら La Scuderia del Duca という可愛い文房具屋さんを見つけた。そこでアマルフィーペーパーについて学んだ。
【アマルフィーペーパー】
イタリアの重要港町と言えばヴェネチアジェノバを思い浮かべるが、実はその2つの街の発展よりもずっと前に海洋国家として栄えていたのはこの小さな街だった。なので、12世紀頃アラビア人によって初めてイタリアに紙すき (製紙) 技術が伝わったのはアマルフィ!ここからヨーロッパにその技術が伝わった。だから今でもイタリアで最も上質な紙はアマルフィーペーパー!コットン100%で作られているため、柔らかく、肌触りがとても良い。高級ってことは見ただけでもわかる。昔から特別な書類や手紙は全てアマルフィ紙に書き残されていたらしい。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202435j:plain

表紙だけでなく全ページに押し花が散りばめられている可愛いノートを買った。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202419j:plain

大聖堂の中に入ったり、お土産用に「住所の番地タイル」を買ったり、街中を歩き回った。時計を見れば17時前。あっという間だったけど十分満喫できたので予定より1時間早い17時半のバスでサレルノへ戻ることに。

f:id:kaedetaniyoshi:20181213202354j:plain

AM09:10 バスチケット購入
AM09:30 サレルノ駅発
AM10:15 途中地点で休憩
AM11:15 アマルフィ着
PM05:30 アマルフィ発
PM06:50 サレルノ着

 

サレルノのお店は基本20時まで開いてるから、帰って来てからもショッピングを楽しめる!アマルフィ、日帰りでも可能。めちゃめちゃオススメ。

バスの時刻表 (往復で見たい人) はこのPDFを!

【バルセロナからアマルフィ】
バルセロナからナポリまで飛行機
ナポリ中央駅からサレルノまで電車
サレルノからアマルフィはバス!

【バルセロナ以外の場所から】
アマルフィの最寄り空港ナポリ
もしくはローマ (FCO) になる。
そこから電車でサレルノへ…以下同様。

【ナポリ中央駅からサレルノ】
電車でたった40分。しかも片道€4.70!

【ローマ・テルミニ駅からサレルノ】
特急電車 (Frecciarossa): 1時間53分で片道€51
直通電車 (Intercity): 2時間58分で片道€30.50
1回乗り換えあり: 4時間で片道€16.70

おすすめ記事: