BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【海外生活5年目】恋しくなる日本の5の習慣

久々に日本に帰国すると「やっぱり日本(人)っていいな」と思う瞬間がたくさんある。日本に住んでいるうちはそれが『当たり前』で気づかなかった。今日は5つの習慣をピックアップしてスペイン・イタリア生活と比較してみる。

① 前から人が来たら1列になる
② 公共の場での立ち振る舞い
③ 時間をキッチリ守る
④ 綺麗さ (街、トイレ、電車)
⑤ ほどよい距離感とリスペクト

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【① 前から人が来たら1列になる】
これ、スペインでもイタリアでもする人いなくてすごく嫌。車道の横であれ、大学の廊下であれ、道の広さに関係なく前から普通に横3,4列で歩いてくる人たち。後ろから人がきてるのわかってても避けずに2,3人横に並んで歩き続ける人たちが多過ぎる!なんでこっちが車道にでないといけないんだと心の中で思いながら足早に横を通り過ぎる。日本では自分が邪魔になってないか確かめる人が多い。大都市のエスカレーターもちゃんと1列になってたり、邪魔になってる子供を母親が「ほらちゃんと後ろみて邪魔になってるでしょ」ってしつけてたり。そんな他人への気遣いが恋しい。

② 公共の場での立ち振る舞い
電車の中、図書館、みんなで利用するスペースでは基本的に静かに過ごすように習った日本人にとって公共の場なのに大声で話す文化は受け入れがたいのではないだろうか。スペイン人・イタリア人は公の場所であっても家であっても会話を周りを気にせず楽しめばいいじゃん、公であってもみんな喋ればいいじゃんって感じで「静かにしないといけない」という概念はサラサラない。まあ、それが当たり前な国ではそれに適応していかないとな、と切り替えてるから前ほど気にならなくなった。でも実は未だに「無理」と思うこちらの文化が1つだけある。それは公共の場で鼻をかむ習慣。これは5年経てど気持ちが悪い。軽くならいいけど…。

③ 時間をキッチリ守る
ヨーロッパの電車、バスが日本ほど時間に厳しくないことには慣れきった。10分遅れても1時間遅れても「またか」と流せる。でも人の遅刻にはあまり寛容になりきれてない自分がいる。さすがに1度や2度、30分未満の遅れならまだ許せる…。

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思い返せば日本で友達が遅れて待ち合わせ場所にきたって記憶はない。…改めて時間厳守な文化ってすごいと思う。日本人が待ち合わせに遅刻をしないように心がけるのは「相手を待たせてる、申し訳ない」と感じる心があるからで、その根本には『時間=自分だけのものじゃない』って概念があるからだろうなー。

④ 綺麗さ (街、トイレ、電車)
日本の綺麗さは有名で世界からもすごく評価されてる。特にトイレの清潔感!毎回関空に着いた時点で感動する。駅構内、街中、公園、森の中、海の近く…どこの公衆トイレもヨーロッパより相当綺麗。イタリアはトイレットペーパーを持参しないといけない場所が多くてびっくりした。スペイン、特にバルセロナはトイレが少なすぎる。メトロの駅にトイレはまずないからバルやカフェテリアに入らないといけない…。

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日本の道にはゴミ、タバコの吸殻がない。これは小さい時から地域の掃除に参加したり、小学校〜高校までの間、授業の一環でゴミ拾い・掃除の時間があったりしたことが影響してるのだろう。スペイン人もイタリア人も歩きながらタバコ吸って、終わったら道に平気でポイっと捨てる。ちょっと歩けばゴミ箱あるのに。「なんで?」と聞くと『ほら、あそこに掃除業者の人いるでしょ?捨てる人がいなかったら彼らの仕事なくなっちゃうじゃん』と呑気な返事。そりゃ減らないなーって。

⑤ ほどよい距離感とリスペクト
知らない人、目上の人との距離感が懐かしい。物理的な距離もだけど謙譲語・尊敬語がたまに恋しくなる。普段日本人と会話することはまずないし、イタリア語でもスペイン語でも「あなた」という活用を使って誰かと会話しても心は近い感じがしてしまう。目上の人と話す時のリスペクトが生む距離感ってのが好きだったなーと。でも、いつも距離が欲しいわけではない。ヨーロッパにはハグと挨拶のキス習慣があるが、これは日本のお辞儀文化より好き。

...そんなこんなで日本の良さやヨーロッパの人の温かさをより感じれるようになってきた今日この頃。