バルセロナは、チョコレートチュロスで有名で、街のいたるところでチュロスを食べることが出来る。
その中でも、ピカイチ美味しい!失敗しない、間違いないと胸を張って言えるチューレリーア (チュロス屋さん) は、CHURRERÍA LAYETANA (チューレリーア・ライエターナ)。
街の中心部、カテドラルとカタルーニャ広場の間のあたりにある。
日本のガイドブックには、Calle petrixol (ペトリチョル通り) のチョコレートチュロスが1つ2つ載っているらしいが…正直チュロスが冷めていて美味しくない。
下の写真のお店がその昔からある有名なお店で、よく観光客が長蛇の列を作ってるが…全くおすすめしない。お店自体に歴史はあれど、チュロスにもあたりはずれ有。
私がチュロスを食べたくなったらいつも行く CHURRERÍA LAYETANA (チューレリーア・ライエターナ) は、ご夫婦で営んでいる小さなバルで、目の前でチュロスを揚げてくれる。5年前に、ここの近くに住むカタルーニャ人のおばあちゃんから教えてもらって以来、他のチュロス屋さんで食べることはなくなった。いつ行っても揚げたてで、外はサクサク、中は柔らかい。ホットチョコレートをからめて食べると…最高!日本から家族や友人が遊びに来た時は必ず連れて行く。毎度大好評!
大のチョコレート好き!という人以外は友達とチョコを1つ頼んでシェアしても良い。甘すぎない美味しいチョコレートだけど1人で1杯はちょっとあとからきつくなるかも。
前まで地元の人しかいなかったのに最近はちょっとずつ観光客もきはじめたから英語のメニューも壁に貼ってたりする。場所はカテドラルのすぐ近くで、朝早くから開いてるため、朝ごはんや10時のおやつに最高。
メトロの最寄駅は Urquinaona (ウルキナオナL1とL4) だが、カタルーニャ広場から徒歩でアクセスも可能!徒歩10分〜15分。
メトロを使う場合は Urquinaona のこの出口 (1番カテドラルに近い出口) から出て黄色の矢印の方向に数分歩けば左手にチュロス屋さんがある。
右にカテドラルが見えるこのあたりまできたら左に注目。
角にはハムやソーセージを売ってるお店、その横にタバコ屋さん、その横にカフェテリアがある。家庭の事情や体調が悪い時には、シャッターに張り紙がしてあり、お店は閉まっている。2024年は、平日毎日営業中!
スペイン語で「1杯のチョコレートと2人分のチュロスをお願いします」と言いたい時は、"Una taza de cholcolate y porras para dos, por favor." (ウナ タサ デ チョコラテ イー ポラス パラ ドス ポル ファボール) と言えばOK。
実は、チュロスには2種類ある。
・churros: 日本にもあるノーマルの細いチュロス
・porras (ポラス): 太いチュロス
私が好きでいつも食べるのは太い「ポラス」の方。揚げパン寄りのチュロス。
ここの売りは「チョコレートチュロス」だからぜひチョコレートも頼んで一緒に食べてみてほしい。もちろんチョコなしでも十分美味しい!
お店のご好意で『チュロス (細い方) とポラス (太い方) を半分ずつにしますか?』と聞かれたら、
・Sí por favor! (シーポルファボール: はい!お願いします!)
・No, solo porras por favor! (ノー・ソロポラス・ポルファボール: いや、ポラスだけでお願いします!)
・No, solo churros por favor! (ノー・ソロチュロス・ポルファボール: いや、チュロスだけでお願いします!)
の、どちらかを。
自分から、半分半分を頼みたい時は、指をさしながらカタコト英語で「ハーフアンドハーフ・プリーズ」と言うか、スペイン語で『ポデモスペディール・ラミタッ・イーラミッタッド?』と語尾をあげて聞いてみよう!快く「イイヨ!」と言ってもらえる。
注文後、チュロスを切って、自分の前まで運んでくれる時に何か質問されるはず。それは「砂糖がいるか」どうか。azúcar (アスーカル = 砂糖) という単語が聞き取れたら砂糖に関しての質問。con (コン: 英語のwith) と sin (シン: 英語のwithout) を使って、
・con azúcar (=砂糖かけて)
・sin azúcar (=上に砂糖かけなくていい)
*どっちでも値段は一緒
お店の人たち、シュガーくらいは言えると思うから英語で言われるかもしれない。飲み物 (コーヒーとか搾りたてのオレンジジュースとか) を頼んで、2人で10ユーロ未満。
オレンジジュースはスペイン語で zumo de naranja (スーモ デ ナランハ) と言う。でも、これをいうと市販のオレンジジュースが出てくる。
zumo: ジュース
de: 〜の
naranja: オレンジ
natural (ナトゥラル) を最後につけていうと搾りたてのオレンジジュースという意味になる!値段は少し高くなるけど美味しい。飲みたい時は zumo de naranja natural, por favor. (スーモ デ ナランハ ナトゥラル ポル ファボール) と言ってみよう。ナチュラルじゃなくナトゥラル (ラにアクセントを!)。
もう少しズームした地図 ↓
とてもアクセスしやすい場所。その他のメニューの訳や会話などもう少し詳しく見たい人は下の記事を!
<2019年4月28日追記>
このチュロス屋さんはとても小さいので中には15席ほどしかないので、混んでいる時間帯にグループで行く時は「お持ち帰り (para llevar: パラ ジェバール)」が良いかもしれない。そしてみんなでカテドラルの前のベンチに座って食べるのもアリ。
<2024年7月3日追記>
営業時間が以下の通り、変更となりました。
平日: 7時-13時&16時半-20時半
土日祝: お休み
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