BARCELONANDO :)

1995年生まれ。ヨーロッパ生活5年目。バルセロナ・イタリア・ヨーロッパ・言語学・哲学に関する記事。

【スペイン共通大学入試】EBAUの2017年度情報 (旧SELECTIVIDAD)

日本の大学に所属せず、直接スペイン国公立大学に入学したい場合はセレクティビダッ (SELECTIVIDAD) という日本のセンター試験のような共通入試を受けて良い成績を得なければならない。私が受験したのは2015年の6月1日で、セレに向けてアカデミアに通ってた時代「セレは廃止されるかも」「今年でラストかもしれないよ」「去年でもう廃止されたんじゃない?」など噂が飛び交っていたが実際にまだ存在するし2015年も当たり前のように皆んな受験した。

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SELECTIVIDAD は他にも名前があってPAU (Pruebas de Acceso a la Universidad) と言われることもある。現在はまた呼び名が変わってEBAU (Evaluación para el Acceso a la Universidad) になってる。

2017年度情報によると新セレクティビダッは最高8科目の受験が可能。私の時は10科目だった。この程度の変更点はあるけどベースは変わってないようなので簡単にこの試験について説明すると…

必須科目 (fase obligatoria)選択科目 (fase optativa) がある。3つの必須科目+最低1科目は選択科目の中から選ばなければならない。なので4教科が1番少ないパターン。

・このテストの申し込みは2回あって、1回目は6月、2回目は7月か9月。

・受験料 (tasa) は自治州によって異なるがだいたい80ユーロ前後。それに加えて1教科あたり15ユーロほどの支払いがあったかな。

・試験の点数開示を含め、大学の出願もインターネットからする。

・自分の得点は毎年6月24日前後までに自治体に公表しなければならない。

・自分の受験科目全てを換算して最終点数が5点以上でないといけない。(10点満点)

・試験は1科目90分で科目間には30分の休憩が設けられる。

・試験は3日間かけてする自治体が多い。

・試験は筆記。白紙のA4の紙が数枚と問題用紙が配られる。

・70%は共通内容で残り30%は自治体によって試験内容が多少違う。

・科目はスペイン語 (形態論や統語論など専門的な知識を必要とする内容)、世界文学、      外国語、スペイン史、哲学史、数学、芸術、科学。

・難易度は簡単か難しいかで言うと難しい。通ってたアカデミアにたくさん南米からの生徒がいたけど大多数は十分な点数が出せず国に帰った、もしくは、私立大学や専門学校を選んだという感じ。でもコツコツ頑張れば不可能ではない。

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この表からわかるように自治体、州によって開催される日が違う。最終的には、このテストの成績 (40%) 高校の成績 (60%)で自分の点数を出してもらって、大学に出願となる。UNED というスペイン大学がこのテストを管理してたり、合否を判断したり、合格通知を送ってきたりするため、そのHPをチェックするのも大切!(UNEDのHPはこちら: http://portal.uned.es/portal/page?_pageid=93,1&_dad=portal&_schema=PORTAL)

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スペイン大学共通試験のおおまかな流れはこんな感じ。。。ちなみに1番大好きだった科目は世界文学で、90分の間にA4の紙に5面書いた。世界文学の試験範囲は8冊文学作品で、そのうち4作品がスペイン文学、残り4作品は他国の作品。16世紀に書かれた作品を読むのは単語が古くて苦労した。この科目の解答スタイルは作品が書かれた時代背景や著者の主張、抱えてた問題、芸術文学運動、当時の国の問題などを比較していきながら、作品のあらすじと合わせていく感じ。最後の模試で5点中4点だったけど、本番は10点中10点を出すことができた。

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mucha suerte! :)

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