BARCELONANDO :)

1995年香川生まれ岡山育ち。現在ヨーロッパ生活10年目。スペインとイタリアの大学生活・旅行・言語学 (5ヶ国語)・哲学・バルセロナおすすめ情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。

【2018年最新版】イタリア電車のチケット購入方法を徹底解説!

実際に自分で電車のチケットを買うとなれば不安に思う人が多い。そこで、イタリア国鉄(TRENITALIA) のホームページからどうやってチケットを買うのか、今日はその手順をわかりやすく説明する。

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まず、↓ これがメインのページになる。(コチラ)

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① Da のところ「出発駅」の名前、のところに「行きたい目的地の駅」を入れる。ラメツィアテルメ空港からトロペアに行きたい時には、Da Lamezia Terme Aeroporto A Tropea と入力すると良い。何文字か打つと候補駅の名前が出てくるため、それをクリックする。もし、駅の名前を入力しても候補が何も出ない場合は、駅の名前が違うか、あるいは地名と駅名が異なる場合が考えられるため確認が必要。また、フィレンツェやローマなどの大きな都市に行く場合、都市の中にある駅が1つと限らないため、フィレンツェのなになに駅、というふうに細かく名前をチェックして置くこと!

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② 飛行機のチケットと違って片道切符はすごく割高になる!ということがないので、片道でも気楽に購入可能。下に示しているように、片道のみ購入したい場合はSOLO ANDATAという場所にチェック。往復を希望の場合はANDATA E RITORNOのところにチェックを。そしてその右には大人、子供、そして人数を選ぶ箇所がある。0〜4歳の小さい子供は無料。そして4〜14歳は50%の割引の対象になるようだ。しかしナショナル路線ではなくて地域の路線になると12歳以上は大人料金になるため注意。ここまで問題なく埋めることができたら、その下にあるCERCAをクリックして次のページへ。 

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③ 次のページでは先ほど入力したデータに合った電車の一覧が表示される。購入不可のマークがある場合は、出発時間がもうすぎているか、運転が取りやめになったと考えられる。このように所要時間、乗り換えの回数、出発、到着時間などが見やすく表示される。

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ラメツィアテルメ空港からトロペアまでは、時期により金額の変動があるがだいたい4.20ユーロ〜6ユーロほどでチケットが購入できる。Cambi の右にある▼マークをクリックすると乗り換え時間や場所など詳細が出る。今までにトロペアだけに限らず、イタリアのいたるところへ行くのにこの国鉄を利用しているが乗り換え時間に無理がある結果がでたことは一度もない。もし、乗り換え3分という時でも焦る必要はない。駅がとても小さいから到着したホームの真横に次の電車がつく。

 

でもここはイタリア

日本のような電車の時刻の正確さはないため、もーし、乗り換え時間が5分以下の時には注意が必要。電車が遅れても大丈夫な余裕(15分〜30分)があるほうが安心。

「この電車でいいや!」と思ったら、Scegli (選択)をクリック。すると『これはセカンドクラスの席で4.20ユーロです。』と出るので確認したら Continua (続ける) をクリック。短距離の電車には、ファーストクラスがないことも。長距離列車になってくると色々なレベルの席が出てくる。ファーストクラス (値段が上) の席を購入すると、飲み物や軽食が出るサービスがついていたり…。

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チケットを購入するための情報を入力する画面がでて、右上に残り時間が表示される。10分以内に購入しないと、また駅名を入力する最初のところからやり直さなければならないからスムーズに情報を入れる必要がある。すでにTRENITALIAのIDを取得している人はログインする方を選び、ログインなしで購入する時(初めて買う場合など)は右のProseguo senza fare il loginを選ぶ。片道のみならこれでokだが、最初の画面で往復を選んだ場合は往復の電車も表示されるので同様に電車の選択を行う。右のログインせずに購入する方を選ぶと下のような画面になる。例のように名前、苗字、メアド、確認としてもう1度メアドを入力。購入後、このメアドに電車のチケットが送られてくるため、携帯のメアドを入れて置くと便利。QLコードがチケットについていて、それを車内で見せるだけでok。印刷する手間が省ける。 

f:id:kaedetaniyoshi:20180702181311p:plain名前と苗字とメアドのみが入力必須なため、それだけいれれば購入できる。そのまま下に下がるとPagamento (支払い方法)と書かれている場所があるので、クレジットカードを選択し、その下にある「規約に同意する」にチェックをいれ、Continua を押す。

f:id:kaedetaniyoshi:20180702181425p:plain片道のみを購入した場合、Continuaを押すと次のような注意が出る。「これは片道でいいですか?帰りの電車も購入しなくて大丈夫ですか?」という注意であるため、片道でいい!という時には左のAcquisto solo l'andata (片道のみを購入) を、帰りもやっぱり買おうかと思えば右にある赤のScelgo il ritorno (復路を選ぶ)を押す。 

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最後のステップはクレジットカードの情報の入力。Nome (名前) と Cognome (苗字)をアルファベットで入力し、その下のNumero carta (クレジットカード番号)のところに番号をスペースなしで入力する。続いてカードの有効期限を選び (mmが月でyyyyが年)、ピンを入れ、Continuaを押すと購入完了。カード会社によっては、次に確認画面が日本語で表示され、セキュリティ安全上別のパスワードを要求されることもある。

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全て完了すると無事に購入できました!という画面になり、すぐ先ほど入力したメアドにPDFチケットが添付されたメールが届く。

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これで当日、駅で列を作ったりばたばたする心配なし!イタリアでは電車の車内で券のチェックがある。なので誰でもホームに入れて電車にも乗れる。駅の券売機や販売所でチケットを購入すると紙のチケットを受け取ることになるが、その場合は電車に乗る前にホームにある機械にチケットを入れてピピっと有効化させないといけない。↓ これがその機械。壊れていることも多い...。

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ちなみに下のが駅にある券売機。英語やスペイン語はあるが日本語はない。

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BUON VIAGGIO! :)

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