崖の上の街、映画の中の世界、最高に綺麗な透き通る青い海…
最寄りのラメツィアテルメ空港から電車で1時間20分くらいのところにあるリゾート地、トロペアには、カラブリア州民ご自慢の美しい景観が広がっている。
7月〜8月にかけて大勢の人がビーチを訪れるがそのほとんどはイタリア人!いわばカラブリア州付近に住む地元民が海を楽しみに来る場所。地図上で示すと、、、ココ ↓ イタリアの形をブーツに例えると、まさにつま先部分!
切符は トレニタリア(TRENITALIA) というイタリア国鉄のHPからオンラインで簡単に買うことも可能で、事前に購入しておけば駅で列を作ったり券売機であたふたする心配もなし!HPの言語に残念ながら日本語がない。イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、中国語…。オンラインでチケット買いたい人は下の記事を!
ラメツィアテルメ空港はとても小さな空港で、ローマやミラノなどの主要空港からアクセスする場合はアリタリア航空が良い。地元民は、ライアンエアー(Ryanair) や イージージェット(easyJet) といった格安航空を使うが、乗り換えがあったり1日の便数が少なかったりするため、私はあまりおすすめしない。空港から主要都市に行く場合の手段は公共バス、タクシー、プライベートバス (25歳以下なら割引有) になる。
トロペアのサンタ・マリア・デッリーソラ (La chiesa di Santa Maria dell'Isola) と呼ばれる美しい教会は映画の舞台になっていそう。たまに教会で結婚式を挙げているのを見かける。階段を上がって教会の近くへ行けば、また違った絶景が!
トロペアから車で10分、電車では1駅のサンタドメニカというビーチもオススメ!人が少なく、かなり落ち着いている。波の音以外は聞こえない感じ。ビーチに面しているレストランは結構な値段がするのかと思いきや、1人1000円〜1500円ほどで新鮮な海鮮料理を味わえる。
英語のメニューがある場合が多いため、イタリア語ができなくても安心。ちなみにトロペアで有名な食べ物はペペロンチーノや赤い玉ねぎ。
今までに見たことのない青で本当に綺麗。正直、海の近くに行くと塩気でベトベトするのが大嫌いで日本にいてもバルセロナに住んでいても好んで海に行くことはなかったが、ここは全く塩気がなく、海を少し好きになれた場所だった。
少し落ち着いた時期に行きたければ9月上旬がオススメ!9月に入れば少し肌寒くなるのでは?と思っていたが、存分に「夏」が楽しめる。
いろんな種類の魚を生で見て楽しみたい方はぜひ水中眼鏡、ゴーグルを!だいーぶ先の方まで見ることができるほど透き通る海。何より驚いたのはその深さ。ハワイやバルセロナや日本のビーチだと10歩ちょい進めば足がだんだんつかなくなるが、南イタリアのここ、トロペア周辺のビーチは5歩も進まないうちに足が全くつかなくなる。164cmの私でそれなのだから、、、本当に深い。
南イタリア人は小さいころから「夏は海で過ごす!」という絶対的な習慣があるため、小さい子も普通に足が届かない深さのところまでスーッと泳いでおいかけっこしたり、ボール遊びを楽しんでたりする。
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